有名な階段のある山形の山寺「立石寺」へ行こう!①山寺とは?
山寺とは歴史は860年、天台宗の“慈覚大師”が開いたお寺であり正式名称は「宝珠山立石寺、」といいます。あの有名な歌人松尾芭蕉も登った有名な寺院です。山寺の正面にある寺院は“国指定重要文化財”にもされている根本中堂があります。
山寺の階段はおよそ1000段もあり、登りきった立石寺の頂上から見える景色はとても絶景で、この光景を見るのが醍醐味という人もいます。もちろん寺院なので心清らかに祈願しに訪れる人気パワースポットでも観光でも訪れる場所の一つです。
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山寺・立石寺の観光マップや拝観コースなど掲載
山寺・立石寺(山形県)の観光、拝観コースや温泉・宿など掲載
有名な階段のある山形の山寺「立石寺」へ行こう!②約1,000段の階段
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山寺の事をまだ知らない人は多くいると思いますが、山寺と言えば絶景を見るために1,000段の階段を昇る必要があります。実際に細かく言えば1100前後位の階段があると思われます。階段の上り始めから頂上に行くまでの間の所要時間は30分~40分くらいと言われています。
松尾芭蕉の「句碑」を見る
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そして長い階段は“奥の細道”で有名な松尾芭蕉も上ったといわれており、階段の途中には“閑さや岩にしみ入蝉の声”を詠んだ場所があります。その証拠がこの上記の画像になります。素晴らしいですね!
有名な階段のある山形の山寺「立石寺」へ行こう!③根本中堂
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創建は平安時代に当時の領主であった斯波兼頼が再建させたものが「根本中堂」であり、““国指定重要文化財”とされている有名な建造物です。また立石寺の本堂にもなるのでこちらへは必ず立ち寄りましょう。
芭蕉の像
本堂から徒歩で2分ほど進むと「芭蕉の像」が見えてきます。“閑さや 巌にしみ入る 蝉の声”を詠んだ歌人松尾芭蕉の弟子となった曾良像も一緒に建てられています。
山門
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宝物殿も立ち寄った跡、さらに見えて来るのは「山門」です。ここで300円払うと階段を昇って山へ行くことができます。かまくら辞意に作られたといわれる古き門です。ここが登山の入り口という事になります。
仁王門・奥之院
さらに徒歩15分ほど進むと、松尾芭蕉が詠んだ俳句を短冊に収めたといわれる碑がある「せみ塚」があり、さらに進むと1848年に再建された「仁王門」と、釈迦如来と多宝如来をご本尊としている「奥之院」があります。ここでもたくさんのパワーが頂けそうですよね!
有名な階段のある山形の山寺「立石寺」へ行こう!④開山堂・納経堂
奥之院からすぐの場所にある「三重の小塔」が見えてきます。ここには大日如来像が安置されており、“国指定重要文化財”としても登録されています。そして次は徒歩5分ほど行けば「開山堂」と「納経堂」があります。この立石寺を開山された慈覚大師円仁を祀られている堂であり、この山寺では一番古い建物です。
五大堂からの眺望
最後はこのきれいな絶景がみられる「五大堂」です。ここは開山30周年を迎えたきっかけで建てられた御堂です。また明王を祀る道場としても利用され、断崖絶壁に突き出すような神秘的な光景が一望できます。山中の美しい幻想的な空間を間近で感じることが出来ます。
この「五大堂」は向こうにある山がまるで自分と同じ高さにあるかのような不思議な感覚になります。そのため宙にに浮かぶような錯覚になる事もあり、今までの悩みだったことなどすべて忘れさせてくれるかのような開放感で一杯になります。ストレス解消にもいいですね!
まとめ
山形の山寺「立石寺」へまだ行ったことのない人は、ぜひ一度足を運んでみましょう。あの有名歌人“松尾芭蕉”も訪れ、有名な俳句を詠んだ場所であり、同じくあの1000以上の階段を登りました。あの松尾芭蕉が歩いた場所を一緒に同じ光景を見に行ってみましょう。