モルドバの治安は良い?悪い?
モルドバは、ルーマニアとウクライナに隣り合っている国です。日本人にはまだあまり馴染みがありませんが、ワインが有名だったり、未承認国家があったり気になる部分の多い国です。ここでは、モルドバの治安情報や、女性一人で観光するのは大丈夫なのかなどをご紹介します。
モルドバの治安「危険レベル1の地域」
モルドバには、トランスニストリア地域やドニエストル川の一部の地域に「沿ドニエストル共和国」という未承認国家があります。もちろん、モルドバから沿ドニエストル共和国に入る時はパスポートがいります。ウクライナとに国境には危険レベル1が発令されていて治安も悪いるため、観光で訪れる場合は十分な注意が必要です。特に女性の一人旅などは、できるだけ危険な地域には近寄らないようにしましょう。
モルドバの治安「ウクライナからの陸路移動に注意」
ウクライナからトランスニストリア地域を経由してモルドバに入国する場合、モルドバの入国スタンプが押されないことがあります。そういった場合モルドバから出国しようと思った時に、モルドバの入国スタンプがないため入国の事実が確認できないと言われた日本人観光客もいます。ウクライナから陸路で入国したい場合は、危険レベルに指定されている場所を通らないようにするなどしてください。
モルドバの治安「おすすめ観光スポット」
モルドバは、九州より少し小さい面積しかない国です。しかし、おすすめの観光スポットはあります。日本からモルドバに旅行に行く人はまだ少ないですが、女性にもおすすめの旅行先です。ウクライナとの国境付近は危険レベル1が発令されているため治安は悪いですが、モルドバの首都であるキシナウは比較的安全です。
勝利の門
モルドバには、キシナウの中心地には勝利の門があります。パリにある凱旋門に比べるととても小さいですが、彫刻がとても美しく、モルドバに来たら訪れるべき場所です。門の内側にはモルドバの国旗が掲揚されています。夜になればライトアップされるので、夜に見に行くのもおすすめです。
ナステレア大聖堂
ナステレア大聖堂は、キシナウ大聖堂と呼ばれています。白と黒で統一された大聖堂で、第二次世界大戦で被害を受けてしまいました。現在は綺麗に再建されています。勝利の門の近くにあるため、一緒に観光することができます。
セントシオドア教会
セントシオドア教会は、水色の建物に金色の屋根がとても美しい教会です。写真映えするので女性に特におすすめの観光スポットです。
沿ドニエストル共和国
沿ドニエストル共和国へは、キシナウからバスで行くことができます。バスで沿ドニエストル共和国に着いたら入国審査があり、1日観光できるカードがもらえます。出国時にも必要になるカードなので無くさないようにする必要があります。
沿ドニエストル共和国は、地図が国家機密だったり、コインがプラスチックでできていたり、とてもおもしろい場所です。ソ連の対独戦争に勝利した記念の戦車モニュメントや軍人の像、美しい建物など見どころはたくさんあります。ただし、危険レベル1に指定されているエリアなので注意は必要です。教会も多くありますが、内部見学ができない場所もあります。人気の観光地ではなく珍しい場所に行きたい人にはおすすめです。
まとめ
モルドバの治安情報やおすすめの観光スポットをご紹介してきました。日本人からはまだあまり知られていない国ですが、周辺にも魅力的な国が多く、周遊するのもおすすめです。危険レベル1に指定されている地域もあるため、興味本位で近づくようなことは絶対しないようにしてください。特に女性の場合は、夜の一人歩きは避けて昼間に観光するようにしてください。