宮城県
宮城県は、東は太平洋に面し、南は福島県、西は山形県と秋田県、北は岩手県と隣接しています。宮城県は、東方地方中部の東側に位置することから、昔から「みちのく」の中心として発展してきたところで、現在でも東北地方の中心となっている場所です。面積は東北六県の中でも一番小さく、人口は約230万人です。
宮城県は、農業の盛んな処で特にお米作りが盛んに行われている地域です。皆さんもご存知の通り、日本を代表するブランド米、ササニシキの本番でもあることは有名ですよね。全国トップクラスの農業県でもあります。海にかこまれた三陸海岸周辺では漁業も盛んに行われているおり、石巻や女川、気仙沼など有名な港もたくさんあります。牡蠣の養殖やホヤ貝など宮城県ならではのものもたくさん水揚げされています。
県庁所在地の仙台
宮城県の県庁所在地は仙台市です。東北一の都市であり、宮城県のほぼ中央に位置している、人口100万人を超える大都市です。仙台には、東北地方全体を統括する各種の国の出先機関がおかれ、金融や大手企業の支店も多く置かれ、さらに大学なども多く、東北地方の行政・経済・教育・文化の中心地として今もなお発展している場所です。仙台の繁栄の基礎を築いた伊達政宗は、仙台の誇りともなり、今も語り継がれる英雄です。
仙台七夕祭り
仙台というと最も有名なのが、仙台七夕祭り。仙台の七夕祭りは、青森県ねぶた祭り、秋田県竿燈祭りとともに、東北三大祭りに数えられ、全国でも有名な大変盛大なお祭りです。その七夕祭りは、伊達政宗がふじょし文化高揚のために七夕行事をはじたのがきっかけです。七夕祭りは、毎年8月6日から8日までの3日間にわたって行われます。市内には色とりどりの飾りをつけた大きな笹飾りが並び、大変華やかな光景となります。
仙台の味
仙台は昔から、味の名物として知られているものがたくさんあります。まず第一にあげられるのが、笹かまぼこです。仙台名物の一番ポピュラーなものとしてしられている木の葉の形をしたかまぼこです。その他、仙台味噌や白松ヵ最中、松島の牡蠣など美味しいグルメがたくさんあります。
【宮城県】蔵王の観光スポットや周辺の日帰り温泉1 「蔵王山」
山形県を代表する山並みの1つ「蔵王連邦」。標高1485メートルの山並みです。宮城県と山形県の境にそびえており、山形県側を北蔵王、宮城県側を南蔵王と呼んでいます。300年程前に、奈良県、吉野にある金峰山の蔵王権現の分霊を山にまつったことから蔵王と名付けられました。
【宮城県】蔵王の観光スポットや周辺の日帰り温泉2 「遠刈田温泉」
蔵王山のふもとに位置する「遠刈田温泉」。蔵王国定公園の東の玄関口にあたっており、江戸時代の初期に発見されたという、湯治場の雰囲気をもつ温泉街です。春の新緑から、夏の避暑、秋には紅葉、冬にはスキー場の基地として一年中にぎわっている温泉です。泉質は、単純泉で、60度前後のお湯が豊富にわき出ており、神経痛や、胃腸病に効果があると言われています。
【宮城県】蔵王の観光スポットや周辺の日帰り温泉3 「峨々温泉」
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蔵王山に登る途中にある「嵯々温泉」という一軒宿の温泉があります。まさに蔵王らしい濁川の谷底にある温泉で、山の静かないで湯で、湯治場の雰囲気が味わえます。満天の星空の下、露天風呂につかりながら、川のせせらぎを聞くことができます。
【宮城県】蔵王の観光スポットや周辺の日帰り温泉4 「お釜」
蔵王のメインといったら山頂にある「お釜」。蔵王山の噴火口に出来た湖のことをお釜とよんでおり、周囲約1キロ、深さは約63メートル、湖面の標高は1600メートルと大きな湖です。火口は今もなお火山活動を続けており、噴出する硫黄が水にとけ、湖水は少し乳白色のまじったコバルト色をしています。太陽の光の加減で色が変わることから五色沼とも呼ばれています。
【宮城県】蔵王の観光スポットや周辺の日帰り温泉5 「刈田峰神社」
蔵王の名前の由来となっているのが、刈田峰神社。蔵王山の麓にある神社で、刈田峰神社の里宮です。宮城県と山形県との境近くにある標高1759メートルの刈田岳の山頂に刈田峰神社の奥宮があります。
7世紀、えんのおずねの叔父と言われる願行が、奈良の吉野の金峰山蔵王権現をこちらにもちかえり、刈田岳の山頂にお社を開いたのがこの神社の始まりと言われています。それ以来、刈田岳一帯が蔵王山と呼ばれるようになりました。えんのおずねの像と言われる御神体はら秋に、雪のため蔵王エコーラインが閉鎖されるまえにら山頂の奥宮からこの里宮へと神様が移され、春になると山頂の奥宮へと戻されます。
【宮城県】蔵王の観光スポットや周辺の日帰り温泉6 「蔵王ミンク館」
引用: https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/hugall/cabinet/2016/f000000741/a47709002_1.jpg
蔵王山の麓にある「蔵王ミンク毛皮館」。蔵王ミンク毛皮館は、ミンクの飼育から毛皮の制作、そして販売まで行っている場所です。全部で35ヘクタールもある広い飼育場には約6万頭のミンクが飼育されています。そしてとられた毛皮は、縫製されて豪華なロングコートからカジュアルジャケットなどに生まれ変わります。さらに、ハンドバックやスカーフなどの小物にもつかわれ、それらの製品は直営店で販売されます。
【宮城県】蔵王の観光スポットや周辺の日帰り温泉7 「青根温泉」
川崎町にある「青根温泉」。青根温泉は、戦国時代に開かれたという歴史の古い温泉で、江戸時代には、仙台藩主などの伊達家の人達が代々利用していた歴史ある温泉です。温泉のある場所は、標高700メートルの所で、かなり高いところにあるので、大変眺めがよく、空気が澄んでおり、松島湾から金華山、太平洋岸まで望むことができます。もともとこの温泉は湯治場として利用されてきたので、今でも静かで落ち着いた雰囲気は、昔と変わっていません。青根温泉の不忘閣という旅館は、かつて仙台藩主たちが宿泊していたところで、「青根御殿」とも呼ばれていました。そちらの旅館には、伊達政宗の直筆の書や、貴重な資料などが多く残されています。
【宮城県】蔵王の観光スポットや周辺の日帰り温泉8 「蔵王温泉」
山形市の南部のはずれにある温泉「蔵王温泉」。樹氷で有名な蔵王スキー場が、蔵王温泉を中心にあります。蔵王温泉は、蔵王山の中腹、標高920メートルの場所にわく温泉です。昔は最上高湯とも呼ばれて、白布高湯、信夫高湯とともに奥羽三高湯と呼ばれていました。豊富なお湯は県内一と言われており、強酸性で皮膚病や神経痛にはとてもよくきくと言われています。全国でも有数の規模をほこる温泉で、大小合わせて80軒以上のホテルや旅館が建ち並んでいます。下湯・上湯・川原湯の三つの共同浴場のほか、大自然の中にある男女2つずつの大露天風呂は一度に200人が入ることができ、とても人気です。
【宮城県】蔵王の観光スポットや周辺の日帰り温泉9 「駒草平」
刈田峰からお釜へ蔵王エコーラインを上がっていく途中にある「駒草平」という場所があります。岩場の悪い環境にもめげずに駒草が一面に生えているところです。駒草は、代表的な高山植物でら7月から8月頃に淡い紅色をした美しい花を咲かせます。種子は腹痛止めなどに用いられわ昔から霊薬として知られています。
まとめ
宮城県を代表する蔵王はいかがだったでしょうか?蔵王の見所や、周辺の温泉までたくさんご紹介いたしました。こちらを参考に蔵王周辺をお楽しみ下さい♪