仙台観音像についてご紹介!
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宮城県仙台市の住宅街にある「仙台観音像」。真っ白で高くそびえ立つその姿は、多くの人々の注目を集めておりSNSなどで話題となっています。今回は、そんな仙台観音像の内部参拝やご利益・高さやアクセス・観音像周辺で行われるお祭りなどの情報を一挙大公開いたします。仙台観音像の楽しみ方は外観だけでなくバラエティに富んでおり観光に最適ですので、観光やお仕事の出張などで仙台へ訪れる際にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
仙台観音像とは
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「仙台観音像」は、宮城県仙台市泉区の住宅街に位置する「大観密寺」の境内の中心部にそびえ立っており、正式名称は「仙台天道白衣大観音」として知られています。外部は白く塗装されており、その印象的な外観で多くの人から注目を集めています。
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さらに、像の内部が参拝できるようになっているため観光目的で訪れる人も多く、仙台大観音では毎年年間を通して大きく2度のお祭りが開催されていることもあり周辺一帯は観光客だけでなく地元民でも賑わい多くの人に親しまれています。
仙台観音像へのアクセス
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仙台市泉区の住宅街に位置する仙台観音像。ここへのアクセス方法として、県外からの観光客の方は市営バスを利用してのアクセスになることがほとんどかと思います。仙台駅から「仙台駅西口バスプール」の14番ポールより市営バスに乗り、最寄りの「仙台大観音前」にて降車すればすぐに仙台観音像がそびえ立っているのが見えます。
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車でアクセスする方は、市道中山幹線1号線を西に向って走り、「ベストウェスタンホテル仙台」との共同の入り口を利用する方法があります。仙台観音像には無料駐車場もありますので、観光の方はレンタカーを借りて車でアクセスするのも便利かもしれませんね。
仙台観音像のご利益
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仙台市泉区のシンボルと言っても過言ではないくらい、猛烈な存在感を放つ仙台観音像。この大観音像に言い伝えられているご利益としては、開運招福や良縁成就が主となり、また商売繁盛などのご利益もあると言われています。ここに祀られている油掛大黒天は縁結びのご利益があることで知られており、お参りした人が数々の良縁を成就させたことにより縁結びのパワースポットとして知られています。
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油掛大黒天とはその名の通り大黒様に油を掛けてお祈りをするという参拝方法で、こうしてお参りした後はリボンに縁結びのお願い事を書いて、境内に結んで良縁を祈願しましょう。縁結びや恋愛成就などのご利益を受けたい方はぜひ立ち寄ってみる価値ありますよ。
仙台観音像の高さは?
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存在感のある仙台観音像の気になる「高さ」はなんと100メートルだそうです。正確に言うと、像自体の丈が92メートルで台座を含めると100メートルもの高さになるんだとか。この数字に関しては、仙台市の市制100周年にちなんで決められたそうです。仙台市街からも望めるくらい高さを誇っており、周辺は住宅街なので高層ビルやマンションなども無いため、堂々とそびえ立つ仙台観音像の高さが強調されてかなり存在感を放っていますよね。
仙台観音像の胎内巡り
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仙台観音像の魅力は特徴的な外観だけにはとどまりません。外観を楽しむだけでなく、なんと大観音像の内部も見て回ることができるんです。それを「胎内巡り」と呼び、なんと108体にも及ぶ仏像を拝むことができます。
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龍の口をかたどった入り口から内部へ入ることができ、内部は12層に分かれておりエレベーターで最上層まで上がってから階段で降りながら拝観するのが良いでしょう。
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内部に入場する際には、入口にて500円で入場券代わりのような白いお札をいただきます。このお札は守護札で、「幸福のお守り」とも呼ばれています。観音様からのご利益を受けられるお守りで、薬師如来十二神将が描かれています。内部では他にも様々なお守りやお札などが販売されていますが、せっかく大観音像の胎内巡りをしたのであれば大切に持ち帰って普段から携帯しておくと良いでしょう。観音様からご加護をしていただけますよ。
仙台観音像の御心殿
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先述の通り最上層までエレベーターで行くと、「御心殿」と呼ばれる空間が広がっており、ここは大観音様の心臓部分を示します。この部屋は全体的に金色の装飾が施されていて、仏像や宝塔などきらびやかな空間が広がっていますよ。
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この御心殿の参拝が終われば、展望窓より街の景色を一望することができます。仙台市街地の景色とはまた違った眺望を楽しむことができ、状況さえ良ければ奥側に太平洋を臨むこともできますよ。この展望窓は大観音像のてっぺんに位置しているわけではなく像の胸部あたりに位置しているのですが、最上層では御心殿の参拝だけでなく地上約70メートルという高さを活かした展望窓もお楽しみください。
仙台観音像が両手に持っているものとは?
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仙台観音像の両手には、それぞれ何かを持っているのが分かります。地元では、「大観音像が右手に握っているものはゴルフボールである」という噂が有名だそうですね。この理由として、大観音像のほど近くにゴルフ場があるというのが大きく影響しているそうです。しかし、本当のところは右手に持っているものは「如意宝珠」と呼ばれるもので、私たちのような人々の願い事を叶えてくれるものだそうです。
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ちなみに左手に持っているものは「水瓶」で、この水瓶には知恵の水が入っていて人々に知恵の水を注ぐことでその人に知恵を授けてくれるありがたいものなんだそうです。大観音像が持つこれらのものは、まとめて「大観音様の二つの宝」と呼ばれています。
仙台観音像周辺で開催されるお祭り
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仙台観音像周辺では、年間を通して大きく2度に渡ってお祭りが開催されます。それぞれ詳細情報を一挙ご紹介いたしましょう。
夏のお祭り・花火大会
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夏の仙台大観音では、お祭り・花火大会が開催されます。上述の通り大観音像のほど近くにはゴルフ場がありますが、毎年花火がそこから打ち上げられるため、大観音像からの眺めは迫力満点なんです。毎年多くの人々が花火鑑賞を楽しみに訪れ、大観音像周辺には多くの屋台や出店などが軒を連ねます。だいたい8月下旬に開催されている傾向にあるため、夏の終わりに仙台を訪れる機会がある方は夏の風物詩である花火を楽しんでみませんか。
どんと祭り
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仙台大観音で行われるもう一つのお祭りとしては「どんと祭り」が有名です。このお祭りは仙台大観音だけでなく宮城県内各地で盛んに行われている行事で、毎年小正月の前日に当たる1月14日に行われます。前年に使用したお札や正月用の装飾などを神社の境内にてお焚き上げを行い、その際に御神火に当たることで1年間の無病息災・家内安全をお祈りするものです。県内各地で盛り上がる行事ではありますが、仙台大観音でも例外なく毎年開催されており、地元の人たちに親しまれて来ています。
終わりに
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今回は、宮城県仙台市の郊外住宅地に位置する仙台観音像についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。街を見守るように佇む大観音様について、中に入れることや観音像のご利益・アクセスや高さなど初めて知る情報なども多かったのではないかと思います。
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周辺一帯では年間を通して夏と冬にお祭りが開催されることもあり、観光客だけでなく地元民にも深く親しまれているスポットです。旅行や出張などで仙台市へお立ち寄りの際にはぜひ仙台観音像を訪れてみてはいかがですか。