青春18きっぷ!!日帰りで行ける東北の観光スポット:「青春18きっぷとは?」
東北を安くめぐる為に欠かせない青春18きっぷ
青春18きっぷとはJRが期間限定で発売しているお得な切符です。このきっぷを持っていると5日間、JRの普通列車、快速列車が乗り放題です。新幹線や特急列車には乗ることができませんが、自分の好きな目的地まで乗れば乗るほどお得に行くことができるんです。青春18きっぷという名前ですが、18歳だけでなく広く学生や大人の方に利用されています。
青春18きっぷは、11850円で販売しており、1日間乗り放題が5回分となります。1日あたり2,370円ということで、このきっぷを有効に使うために、日帰りでも行ける東北のおすすめ観光スポットをご紹介いたします。
青春18きっぷ!!日帰りで行ける東北の観光スポット1 「仙台」
東北の象徴・杜の都仙台
東京から東北新幹線に乗れば、最短1時間30分ほどで行けてしまう杜の都仙台ですが、始発と最終電車を利用すれば、約5時間の滞在時間を得ることが出来ます。
青春18きっぷ・仙台への日帰りルート(行き)
東北本線をひたすら北上していきますが、5回乗り換えがあります。
上野5:10発⇒(宇都宮行き)宇都宮6:51着(黒磯行き)6:59発⇒黒磯7:49着(新白河行き)7:54発⇒新白河8:18着(郡山行き)8:22発⇒郡山9:03着(福島行き)9:25発⇒福島10:11着⇒(快速・仙台行き)10:40発⇒仙台11:56着
とりあえず、全部終点まで乗って乗り換えるので、降り忘れという心配はありません。
青春18きっぷ・仙台への日帰りルート(帰り)
帰りも全て終点まで行く列車に乗っていきます。こちらは4回の乗り換えです。
仙台17:01発(福島行き)⇒福島18:22着(新白河行き)18:50発⇒新白河20:23着(黒磯行き)20:28発⇒黒磯20:51着(宇都宮行き)20:56発⇒宇都宮21:48着(上野行き)21:50発⇒上野23:38着
青春18きっぷ!!日帰りで行ける東北の観光スポット2 「スパリゾートハワイアンズ」
年中ハワイの気分!スパリゾートハワイアンズ
日帰りで行ける東北のスポットの1つ、「スパリゾートハワイアンズ」。都心からスパリゾートハワイアンズまでは、JR常磐線を利用して福島県の湯本駅まで行き、バスに乗り換えていきます。福島県は東北地方でも一番玄関口にあたるので、日帰りでも十分行ける距離です。都心から湯本駅までは、片道約3時間半です。年中真夏気分になれるスパリゾートハワイアンズをご紹介いたします。
スパリゾートハワイアンズは、元々炭鉱の町であったいわき市で、炭鉱を掘っているときに沸きだしてきた豊富なお湯をつかって作られた施設です。常磐ハワイアンセンターとしてスタートし、現在はスパリゾートハワイアンズという名前になっています。日本にいながら本物のハワイにいるような感覚になれる場所です。温水プールから温泉まで1日中楽しめる場所です。
青春18きっぷ・スパリゾートハワイアンズへの日帰りルート(行き)
上野駅から湯本駅まで常磐線を使い、湯本駅からスパリゾートハワイアンズまでは無料の送迎バスが出ているので、こちらを使います。
上野7:02発(水戸行き)⇒水戸9:00着(いわき行き)9:09発⇒湯本10:40着(無料バス)10:45発⇒スパリゾートハワイアンズ11:00着
日中でも、様々なショーイベントが日替わりであります
有名なグランドステージは20:30からの開催になるので宿泊が必要になりますが、日中においてもいろいろなステージがあるので、公式ページをチェックしながら専属ダンサーの素敵な踊りを楽しんでいただきたいです。
青春18きっぷ・スパリゾートハワイアンズへの日帰りルート(帰り)
帰りも湯本駅までは無料の送迎バスを利用していきます。
16時以降では16:45、17:45、19:15発がありますが、ここでは17:45発を例にします。
スパリゾートハワイアンズ17:45発(無料送迎バス)⇒湯本駅17:58(常磐線・水戸行き)18:04発⇒勝田19:27着(上野行き)19:33発⇒上野21:43着
青春18きっぷ!!日帰りで行ける東北の観光スポット3 「会津若松」
白虎隊ゆかりの地・会津若松
青春18きっぷを使って日帰りでいけるおすすめの場所の3つ目は、福島県の会津若松です。会津若松は古い歴史や見所が多く、シンボルである鶴ヶ城は、桜の季節はもちろん、普段でも赤瓦の美しい城として人気を集めています。都心から会津若松までは、JRを利用して約6時間です。けっこう遠出にはなりますが十分日帰りで行ける場所です。
青春18きっぷ・会津若松への日帰りルート(行き)
会津若松へは東北本線で郡山まで行き、磐越西線に乗り換えていきます。
上野6:08発(宇都宮行き)⇒小金井7:30着(黒磯行き)7:41発⇒黒磯8:56着(新白河行き)9:08発⇒新白河9:32着(郡山行き)9:59発⇒郡山10:38着(磐越西線快速・会津若松行き)10:44発⇒会津若松11:50着
蔵とラーメンと酒の街・喜多方
会津若松からさらに進んで15分ほどに喜多方市があります。こちらも特にラーメンで有名になったところですが、本場でラーメンを食べてみたり、他にも蔵や酒の街としても名を知られていますので、足をのばして早めの食事をしてから下記の帰りのルートで帰るのもおすすめです。
青春18きっぷ・会津若松への日帰りルート(帰り)
喜多方17:45発(郡山行き・会津若松18:13発)⇒郡山19:29着(東北本線・新白河行き)19:42発⇒新白河20:23着(黒磯行き)20:28発⇒黒磯20:51着(宇都宮行き)20:56発⇒宇都宮21:48着(上野行き)21:50発⇒上野23:38着
青春18きっぷ!!日帰りで行ける東北の観光スポット4 「白河」
東北へ、かつての関所の街・白河
青春18きっぷを使って日帰りでいけるおすすめの場所4つ目は福島県白河市です。福島県でも一番栃木県に近い場所にあるので、都心から日帰りで行ける距離です。お隣の栃木県の観光名所の那須にも近く、こちらにも立ち寄れる距離にあります。白河市には、白河の関や白河ラーメン、南湖公園などたくさんの観光スポットがあります。
南湖公園
白河市の多くの見所の中でもなんといっても有名なのが、日本最初の公園といわれる「南湖公園」。南湖公園は、白河市の市街地の南にあり、1801年に松平定信が湿地帯を利用して、貧しい人の救済、四民共楽、農業用水の確保、白河藩士の水泳や船の訓練などの目的で作ったものです。江戸時代には、厳しい身分制度がありましたが、その時代に階級をこえて共に楽しむ場所として、南湖公園をつくった松平定信は、いかにすぐれた藩主だったかがわかります。南湖公園は、回遊式の公園で、周囲2.5キロメートルの大きな湖畔には、京都嵐山の楓や、大和吉野の桜、赤松が植えられ、四季折々の景色が楽しめます。
JRバスが1時間に1本の割合で運転されており、新白河駅から約5分です。
白河ラーメン
白河のご当選グルメというとなんといっても「白河ラーメン」。ご当地ラーメンのひとつで、福島県でも有名なラーメンです。豚骨や鶏ガラをベースとした醤油ラーメンで、澄んだスープが特徴です。麺は、幅がひろくて縮れているのが白河ラーメンの特徴ですが、お店によっては細麺を出すのところもあります。麺にこだわっている白河ラーメンは、ほとんどのお店が手打ちでつくっています。白河に訪れたら一度は味わってみたいラーメンです。
青春18きっぷ・白河への日帰りルート(行き)
白河の移動はバスがメインになり、新白河駅を起点に出ています。
上野7:16発(宇都宮行き)⇒宇都宮8:58着(黒磯行き)9:12発⇒黒磯10:04着(新白河行き)10:25発⇒新白河10:49着
青春18きっぷ・白河への日帰りルート(帰り)
新白河(黒磯行き)17:10発⇒黒磯17:33着(宇都宮行き)17:44発⇒宇都宮18:36着(快速・上野行き)18:41発⇒上野20:09着
まとめ
青春18きっぷはでいけるおすすめの場所はいかがだったでしょうか?お得なきっぷを使って日帰りでいける東北の旅をお楽しみ下さい。もし移動時間が長いなと感じた時は、1泊2日で行ってみるとより遠くへ行くことが出来ます。