大分から愛媛に行こう!フェリーやバスなど行き方をご紹介1・国道九四フェリー
大分と愛媛を最短で結ぶのがポイント
国道九四フェリーは、所要時間70分、乗船料金が大人1人1070円、子供540円となっており、距離的には最短、そして最安で大分から愛媛に行けるフェリーです。 大分佐賀関港から愛媛の佐田岬半島まで行くのですが、特徴として便数が多いことが挙げられます。7時から23時まで、お昼休憩の1回を除いて1時間に1便!というスケジュールなんです。予定がたたない旅行の際にこれは便利ですね。
(大分)佐賀関港までのアクセス
佐賀関港までは、大分から1時間に1本バスが出ており、途中日豊本線の幸崎駅を経由していき、古宮バス停で下車します。既に海側に港が見えており、ここから港までは徒歩3分です。大分駅からバスに乗ると1時間25分くらいかかり運賃が910円です。
大分駅からJR日豊本線の普通電車で6駅25分で370円、駅前のバス停から乗り換えて古宮バス停まで15分370円です。電車とバスの接続は概ね良好で、バスを降りて港まで歩いていくと、乗船準備が始まる感じです。
(大分)佐賀関港へ車での行き方
大分駅からですと、県道22号線で海岸沿いを走ったあとに国道197号線を行くのが分かりやすいです。概ね45分くらいで着くことが出来ます。
着いたら受付窓口で乗船券を購入します。インターネットは前日の17時まで、それ以外にも電話で随時予約が出来ます。乗船の際は予約優先になりますので、向かう際にあらかじめ電話しておくのが確実です。
船内の様子
乗り場横に売店や食事場所もあるので、軽く食事をすませていくことも出来ますし、多少ですがお土産も販売しています。
メインは車になるので、車が乗りこみしてから歩行者が乗船可能になります。
座席は椅子席、カーペット敷きのいわゆる「ごろ寝」席の他、プラス500円で展望席の利用が出来ます。天気が良ければ、甲板へ出て過ぎゆく景色を楽しむのも良いですね!
(愛媛)三崎港から八幡浜・松山への行き方
また上記で書いたように、料金も安いのが嬉しいポイントです。 ただ、愛媛の佐田岬半島は交通の便が悪いです。フェリーが到着した後はバイクや自家用車、レンタカーでの移動が必要になるため、移動手段が公共の交通機関以外が無い人の旅行には向かないフェリーとも言えるでしょう。
(愛媛)三崎⇒八幡浜⇒松山のバス
1日6本ですが、三崎港から八幡浜駅まで路線バスがあります。
①松山市駅まで行くバス
JR四国予讃線の八幡浜駅や伊予大洲駅を通って伊予鉄道の松山市駅まで行くバスが3本あります。
三崎港⇒八幡浜駅行き 6:42、12:50、15:30発 八幡浜駅まで1時間5分で1,290円、終点の松山市駅まで2時間54分、2,510円です。
リムジンバスなので、ゆったりと乗っていくことが出来ます。
②八幡浜駅まで行くバス
上記の他に八幡浜駅までのバスが3本あります。八幡浜駅まで1時間9分で1,290円です。
三崎港⇒八幡浜駅行き 9:00、14:50、18:00発 このうち、9:00発は土日休みです。
佐田岬は細く長ーい半島
この佐田岬半島は日本一長い半島となっていて、ドライブコースとして考える車窓の眺めは絶景です! 車やバイクなどで旅行している方にはお勧めできるフェリーです。 また船の揺れに関してですが、もちろん季節や気候にもよりますが、海峡を通るので潮の流れが速いものの、それによって若干揺れるくらいで問題ありません。心配な人は念のために酔い止めを準備していくと良いですね。
佐賀関~三崎を70分!
大分から愛媛に行こう!フェリーやバスなど行き方をご紹介2・宇和島運輸フェリー
大分県の別府や臼杵と愛媛県八幡浜を結ぶカーフェリー
所要時間が2時間30分(臼杵)から2時間50分(別府))かかり、料金は大人が1人2,510円(臼杵)〜3,310円(別府)となっています。 こちらの宇和島運輸フェリーは大分佐賀関と愛媛の三崎港を繋いでいる国道九四フェリーよりもかかる時間も移動距離も長く、またその分料金も高い設定になっていて、便数も国道九四フェリーより少ないので注意が必要です。
別府~八幡浜が1日6便、臼杵~八幡浜が1日6~7便になります。
※運賃は2等運賃、燃料調整費を含みます。2019.9現在。
(愛媛)八幡浜からのアクセスの良さがポイント
時間がかかり料金も高い宇和島運輸フェリーを利用するメリットはなんでしょうか?それは愛媛に到着してからの移動、港からのアクセスが良い!という点が挙げられます。 八幡浜港からJR八幡浜駅まではバスで8分程度、30分に1本の割合で運転されています。また運行してない時間帯の場合はタクシーでも6分程度、徒歩で30分位で行くことが出来ます。
車やオートバイなどの移動手段がない場合に、宇和島運輸フェリーの利用が便利です。 出発地を選べるのも嬉しいポイントで、別府と臼杵の両港から愛媛行のフェリーが発着しています。福岡や大分の中心地で観光も楽しみたい方には断然別府がおすすめです。
夜行便は船内休憩も出来ます(別府便)
別府・臼杵どちらの便も夜行の船があるので、仮眠を取りながら移動することも可能ですが、24時前後に出発する別府~八幡浜便については、それぞれの港に到着後別府着は5:30、八幡浜着は5:00まで船内で休憩していくことが出来ます。
5時間くらい身体を休めることが出来るのは大きいですね!
別府・臼杵~八幡浜を結ぶフェリー
大分から愛媛に行こう!フェリーやバスなど行き方をご紹介3・九四オレンジフェリー
臼杵と八幡浜を結び・宇和島運輸と交互に結びます
臼杵と八幡浜の間は、宇和島運輸の他に九四オレンジフェリーも運行しています。
こちらも1日7便の運航があり、夜中便もあります。実質宇和島運輸と九四オレンジフェリーが交互に運行している感じになります。
(大分)臼杵港までの行き方
臼杵駅まではJR特急にちりん号で大分から35分、1,360円、普通列車でも50分、740円です。
臼杵駅から臼杵港までは、徒歩で15分くらいです。少し遠回りしていくと臼杵城の跡を見ながら行くことが出来ます。
オレンジフェリー|四国開発フェリー株式会社
大分から愛媛に行こう!フェリーやバスなど行き方をご紹介4・夜行バス
博多や小倉まで出れば夜行バスの選択肢があります
大分から愛媛への移動はダイレクトに考えるとフェリーか自家用車、レンタカーしかないのですが、大分から博多や小倉まで出ることでグンと選択肢が増えてきます。
博多まで出れば、福岡空港から松山空港までJALが4便飛んでいて、45分で結びます。
どうしてもフェリーが苦手な人、時間に余裕があり、先に博多や小倉に寄ってから行きたい人は夜行バスという選択肢もあります。
博多と松山の間には夜行バスがあり、10時間半で結んでいます。途中小倉駅にも立ち寄るので、大分から高速バスで博多に向かうなり、JRの特急ソニックで小倉に向かうなりの選択肢があります。
3列シートのゆったりデザイン高速バスなどリラックスして寝ている間に到着できるのが魅力です。 料金は片道小倉から松山まで8,000円、博多まで8,500円です。
参考になるリンク!
大分から愛媛に行こう!フェリーやバスなど行き方をご紹介4・ドライブルート
大分~愛媛を自分で運転したい!方のドライブルート
フェリーやバスは自分で運転する必要がないので楽ですが、やはり有名なしまなみ海道をドライブしたい!という方などは自家用車やレンタカーでの移動も魅力です。 時間的には9時間程度、適度に休憩をはさむのが大切ですね。 代表的なルートはこちら、 ●大分IC(大分・東九州自動車道/90分)→北九州JCT(九州自動車道、関門橋、中国自動車道/70分)→山口JCT (山陽自動車道/150分)→福山西IC国道2号線/10分)→西瀬戸尾道IC(西瀬戸自動車道/70分) 今治IC(で愛ふれ愛ロードと国道196号線/70分)→ 松山駅となります。しまなみ海道の島の緑と紺碧の海の色が織りなす景色は素晴らしく目を奪われること請け合いです。 是非素敵なドライブをお楽しみください!
まとめ
いかがでしたか?道路だけでは交通の便があまりよくない大分~愛媛ですが、フェリーによって時間を効率的に使える事が分かりましたでしょうか?移動手段が多岐にわたるのも旅の醍醐味と思えば楽しめそうですね。是非、愛媛や大分の美しい自然をお楽しみください!