【北海道】朱鞠内湖ワカサギ釣り・ルールや周辺観光情報など 2019年版①朱鞠内湖(しゅまりないこ)について
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道北の幌加内町にある朱鞠内湖は、雨竜ダム建設の際に造られた日本最大級の人工のダム湖。表面積はなんと東京ディズニーランドが約30個入るという広さを誇ります。入り組んだ地形が山々の豊かな原生林に囲まれた湖には、13の大小の島々が浮かび、北欧のフィヨルドにもたとえられる神秘的で壮大な光景が広がっています。
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ここでは1年を通して釣りが楽しめることでも知られ、幻の魚「イトウ」が棲息していることでも有名です。そして冬のワカサギ釣りはまさに冬の風物詩。朱鞠内湖のある幌加内町は、かつてマイナス41.2度という日本最低気温を記録した豪雪地帯。冬になると湖は凍結して一面雪に閉ざされた大雪原に姿を変えます。そのためワカサギのアイスフィッシング(氷上の釣り)が楽しめます。北の純白の湖面上で楽しむワカサギ釣りはまた格別ですよ。【基本情報】住所:北海道雨竜郡幌加内町朱鞠内 アクセス:新千歳空港から車で3時間半、旭川空港から車で1時間半
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【北海道】朱鞠内湖ワカサギ釣り・ルールや周辺観光情報など 2019年版②朱鞠内湖のワカサギと釣り道具
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ワカサギは冬から春に旬を迎える全長10センチ前後の淡水魚。寒冷地の内湾や湖に生息しています。味は淡白なことで知られていますが、朱鞠内湖のワカサギは、とてもきれいで臭みがなく身がふんわりして絶品。ワカサギにはうるさい道産子をうならせるほか、東京の高級レストランでも使われているほどの人気ぶりです。
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そんなワカサギの釣り方として有名なのはアイスフィッシング(氷上釣り)。一面に氷が張っている氷の一部に穴を開けて、その穴の中に長さ30cm程度の竿とリール(糸巻)に、複数の針が付いた仕掛けを繋いで垂らして釣ります。写真のような電動のリールもあります。エサはサシと呼ばれるハエの幼虫を使うことが多く、他にもアカムシユスリカの幼虫の赤虫などが使われます。
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ワカサギ釣りの竿はポイントが足元に来ることが多いため、他の竿より短めです。またワカサギのアタリは繊細なため、それを手元に伝えてくれるやわらかい竿がよく使われます。なお、竿には複数の針がついているので一度にたくさんの魚を釣ることも可能です。
【北海道】朱鞠内湖ワカサギ釣り・ルールや周辺観光情報など 2019年版③基本情報とルール
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冬の朱鞠内湖は1メートル以上の厚さの氷が張り、どこか異国のようにも見える一面の銀世界が広がっています。そしてワカサギの釣りの季節には色とりどりのカラフルなテントが並ぶのが冬の風物詩。何しろ寒いのでテントを張ってその中でじっくり釣りを楽しむ人が多いようです。そのワカサギの遊漁期間は1月10日~4月10日。ただし湖面の状況で変わる可能性もあります。時間は6時~16時。遊漁料金1100円(小中学生半額)を払って釣りを行います。なお、竿は1人2本以内。3センチ未満のワカサギは捕獲禁止。楽しく釣りをするためにもルールを守りましょう。
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【北海道】朱鞠内湖ワカサギ釣り・ルールや周辺観光情報など 2019年版④ポイント選び
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朱鞠内湖のワカサギはおいしいことでも有名ですが、ここのワカサギ釣りが人気なのはいくつかの理由があります。まずひとつは広い敷地内にはワカサギ釣りのフィッシングポイントがたくさんあること。気候や時期によって釣果は変化していくのでスタッフの人に聞いてガイドしてもらいましょう。スタッフはしっかりフォローやガイドしてくれるので、初心者でもチャレンジしやすいと人気です。分からないことはどんどん聞いてみてください。ちなみに管理棟の前の前浜は初心者向けといえます。
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なお、遠くのポイントまで雪の中を歩くのは大変ですが、スノーモービルでの送迎(有料)があるので安心。もちろんソリに荷物を積んで自分で運ぶこともできます。
【北海道】朱鞠内湖ワカサギ釣り・ルールや周辺観光情報など 2019年版⑤レンタル
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ワカサギ釣りをしたいけど道具を揃えるのは大変と躊躇している人も大丈夫。こちらでは釣りセット一式、さらにテントまで貸してくれるので手ぶらで行っても楽しむことができます。ワカサギ釣りに必要な道具一式(竿、仕掛け、エサ、イス、氷網)一式600円、レンタルテント1000円~ スノーモービル送迎200円~。なお、各ポイントにはアイスドリルと氷突き棒が設置されています。これを使って穴をあけ、薄氷が張った場合は氷網で取り除きましょう。ここ朱鞠内湖では、市販のアイスドリルでは届かない厚さになることもあります。
【北海道】朱鞠内湖ワカサギ釣り・ルールや周辺観光情報など 2019年版⑥釣り方
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ここからは釣りガイドです。ワカサギは底にいてあまり移動しないため底を狙うのがおすすめ。竿は小刻みに揺らしたりしてワカサギの食いつきを誘いましょう。そしてアタリがあり、魚が食いついたと感じたら、慌てずに竿を上方に持ち上げるような動作でアワセ(魚の口に釣り針をひっかける)ていきます。ゲットしたと感じたら竿を引き上げてみましょう。この感覚をつかむと次から楽に釣り上げることができるようになります。時にはズラッと何匹もつれることもありますよ。
うまくいけば1日で100匹以上の大量になることも!
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自分でカセットコンロを持っていってその場で揚げて食べることも可能。極寒の地でアツアツピチピチの天ぷらを食べるのもワカサギ釣りの醍醐味です。
【北海道】朱鞠内湖ワカサギ釣り・ルールや周辺観光情報など 2019年版⑦宿泊
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ワカサギ釣りをじっくり楽しみたい人は朱鞠内湖で宿泊することもできます。夏場はキャンプができますが、冬場も湖畔から少し離れた森の中のログキャビンに宿泊できます。また、湖畔を見おろす高台にはゲストハウス&レストランのレイクハウスしゅまりないがあります。レストランやウイスキーや日本酒が充実しているバーカウンターがあります。宿泊施設はシングル、ツイン、和室の大部屋などがあります。レストランではこの地域特産のそばも食べられます。
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なお、朱鞠内湖ではこの極寒の地をフィールドにした様々なガイドツアーなども行われているので、冬の達人ともいえるガイドと一緒に特別なアクティビティを楽しむのもおすすめです。
【北海道】朱鞠内湖ワカサギ釣り・ルールや周辺観光情報など 2019年版⑧周辺観光 せいわ温泉ルオント
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道の駅「森と湖の里ほろかない」にあるせいわ温泉ルオントは公営の温泉。大風呂、泡風呂、サウナ、水風呂のほか、庭園露天風呂があり、お風呂を楽しめます。お湯はナトリウム塩化物温泉。露天風呂は岩風呂で、冬になると雪景色に包まれながらあったまることができます。なお、ログキャビンもあり、泊まることができます。【基本情報】住所:幌加内町政和第一 電話:0165-37-2070
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【北海道】朱鞠内湖ワカサギ釣り・ルールや周辺観光情報など 2019年版⑨周辺観光 母子里(もしり)クリスタルパーク
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昭和53年2月17日、母子里地区で日本のもっとも低い気温となるマイナス41.2度を記録したことを記念して作られたモニュメントは「クリスタルピーク」。寒さの中のつららをイメージしたものだそうです。凍てつく寒さに建つ姿は凛々しくさえ感じられます。なお、管理棟内では「日本最寒地域到達証明書」を発行してくれます。北の大地の極寒の地に立った証にモニュメントとともに写真におさまり、証明書を持ち帰ったらどうでしょうか。
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毎年2月17日は「天使の囁き記念日」として、モニュメントのライトアップやイベントなどが行われます。ライトアップは幻想的で心にしみわたります。
まとめ
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朱鞠内湖で楽しめるワカサギ釣りのルールやガイド、周辺観光について紹介しました。初心者の方も道具は貸してもらえるし、スタッフがしっかりガイドやフォローをしてくれるので十分楽しめます。ただし自分の防寒用具は忘れないようにしましょう。防寒具の重ね着、カイロ、帽子や耳あてはもちろん手袋や足の防寒対策も必須です。うまくいけば次から次へと大量に釣れるので、どんどん楽しくなりますよ。