ミャンマーの物価について①通貨
数年前までミャンマーへ旅行に行くと使用されていたのはアメリカドルですが、最近ではミャンマーの現地通貨チャットを使用するようになっています。
引用: https://www.instagram.com/p/Bn_FfdIFc7Q/
ただし、このチャットは日本でもミャンマーでも日本円からチャットに直接両替できるところはほとんどありません。ご旅行の際は日本で日本円をまずアメリカドルに両替し、それからそのアメリカドルを現地でチャットに両替をする必要があるのでご留意ください。
引用: https://www.instagram.com/p/BmN3eMvBEWU/
ミャンマーの物価について②ホテル
旅行で訪れる際、費用が気になるのは宿泊費ですよね。ミャンマーの首都ヤンゴンに1泊した場合格安ホテルで1人550円~宿泊可能です。宿は寝るためだけという方は破格の値段で宿泊が可能です。
同じくヤンゴンのダウンタウンで5つ星ホテルに宿泊した場合は2人部屋10000円~宿泊することができます。日本の5つ星ホテル同様、広々として清潔でサービスも行き届いておりプール付き。ミャンマーの首都では1人5000円~宿泊することが可能です。
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引用: https://www.instagram.com/p/Beeybd0FUk-/
ミャンマーの物価について③公共機関
首都ヤンゴンを旅行する移動手段となるのがバスです。なんとこのバス、ヤンゴン市内はすべて一律200チャット(約15円 2019年2月現在)、空港から市内までは500チャット(約37円 2019年2月現在)です。YBS社の運行するこのバスは空港から南のフェリー乗り場付近まで南北に運行する36番バス、そして南の海沿いを運行する37番バスが多くの観光スポットを経由するのでおすすめです。料金は乗車時に運転手さんの横にある箱に入れるだけなので簡単です。
引用: https://www.instagram.com/p/BhT3Kv8lLMo/
ミャンマーの物価について④レストラン
ヤンゴンで人気のビルマ料理が食べられるレストランに行った場合、大人がお腹いっぱい食べても1000円程度です。ミャンマーカレーなど伝統料理やビールなどのアルコールを頼んでもこれくらいの値段で楽しめます。
引用: https://www.instagram.com/p/Bg_brwqDsZY/
ミャンマーの物価について⑤屋台
ヤンゴンにもアジア特有の屋台がたくさん並んでいます。値段はもちろんレストランよりも随分と格安です。ミャンマーカレー700チャット(約50円 2019年2月時点)~、ホルモンの串刺しは100チャット(約7.2円 2019年2月時点)そしてこれにビール600チャット(約43円 2019年2月時点)と100円程度で食事が楽しめます。レストランを利用するのは中堅以上の生活水準の家庭のみです。地元の多くの方が利用する屋台で、一度はミャンマー家庭の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
引用: https://www.instagram.com/p/BpgFrhmn7Cx/
引用: https://www.instagram.com/p/Btf11YnAduT/
引用: https://www.instagram.com/p/BtapJTanbNw/
ミャンマーの物価について⑥スーパー
お土産購入スポットとしてチェックしたい場所と言えばスーパーですよね。ヤンゴンには7つの人気大型スーパーマーケットがあります。高級スーパーのMarket Place、韓国系の商品が多いPro Mart他にもCity Mart、Star Mart、Ocean Super Center、Capital、Orange Super MarketそしてRudy Martです。
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人気のミャンマー土産、ミャンマービールは大体880チャット(約64円 2019年2月時点)。さっぱりとしたのど越しが女性にも飲みやすいと人気のビールです。
引用: https://www.instagram.com/p/BqCsJY7A2a1/
また、ミャンマーらしい味が日本でもそのまま楽しめるインスタントラーメン200チャット(約15円 2019年2月時点)も貰ってうれしいお土産の一つとして有名です。
引用: https://www.instagram.com/p/BKAsHnVhN28/
日本人からするとかなりお得なミャンマーのスーパーですが、実際スーパーを利用する現地の方は中堅以上の生活水準家庭の方です。さらにお得なお土産を求める方は、市場でぜひ値段交渉頑張ってみて下さいね。
ミャンマーの物価について⑦観光スポット入場料
シュエンダゴンパゴダ
黄金に輝くシュエンダゴンパゴダはヤンゴンで1番人気の観光スポットです。内部はなんと東京ドーム1.3個分もの広さを誇り、見どころも満載です。参拝料は20000チャット(約1440円 2019年2月時点)です。現地の方は無料ですが、観光客は、現地の方の生活水準を考えると少し高めの入場料です。とはいえシュエンダゴンパゴダはミャンマー旅行の際はマストで訪れたい観光スポットです。
引用: https://www.instagram.com/p/BnEg7N2HVLP/
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シュエモードパヤー
シュエンダゴンパゴダと並んでミャンマー三大寺院の一つで、人気の観光スポットです。こちらの参拝料は10000チャット(約720円 2019年2月時点)です。シュエモードパヤーの114mもの高さを誇るミャンマー最大のパゴダ塔は必見ですよ。
引用: https://www.instagram.com/p/BfxhPiyFyaQ/
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Vspa
ミャンマーももれなく格安マッサージが楽しめるアジアの国の一つです。中でもヤンゴン中心部にあるVspaは日本人にも人気のスポットです。ボディーマッサージ1時間1500チャート(約1000円 2019年2月時点)からと破格の値段で極上のマッサージを楽しめます。
ミャンマーの物価について⑧平均所得
ここまで物価が安いと気になるのが、現地の方の平均所得です。ミャンマーの月平均所得は日本円で、5000~8000円と日本と比べるとかなり低い生活水準と言われています。外国語のスキルがある方でも50000円、さらにはMBA取得者などいわゆる高学歴とされるミャンマーのわずか2%の方でも100000円/月程度と言われています。
ミャンマーってどんな国?
ミャンマーは昔日本を含め外国からはビルマと呼ばれていた国でした。もともとミャンマー(旧ビルマ)には文語と口語が存在しており、文語ではミャンマー、口語ではビルマとしていました。これをもとに諸外国は口語のビルマで発音も表記も統一していましたが、1989年に国際正式名を文語のミャンマーに変更するとの申請が国際機関で受理され、名称が変更となりました。ちなみに国内では引き続き文語をミャンマー、口語はビルマとされいるので旅行の際、戸惑うかもしれませんが、こういった背景からなのです。
そんな現在のミャンマーは徐々に国際化が進み、首都ヤンゴンには世界の有名ホテルも立ち並び発展を続けている国の一つですが、地元の方々の生活水準はまだまだ日本とは比べ物にならないのが現状です。
引用: https://www.instagram.com/p/BrFnbYfl_9m/
現在もこのような生活水準である理由、それは2012年まで続いた社会主義政策によるためです。それまで個人の自由商業が認められずインフラの整備も世界から遅れをとってしまったためなのです。
引用: https://www.instagram.com/p/BpbRBDvn_Oa/
大きな転換期を迎えた2012年以降急ピッチで近代化が進んでいるミャンマーは今が訪問時です。インフラが整いつつありながらも、ミャンマーらしさが残り、物価も安い今、ミャンマーは旅行すべきおすすめの国です。
引用: https://www.instagram.com/p/BtdNDyYnPZO/
まとめ
ミャンマーの物価情報でした。まだまだアジアの中でも物価の安いミャンマーはおすすめの渡航先です。ぜひ参考にしてみて下さいね。
引用: https://www.instagram.com/p/BmmbqbfgHhZ/