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【2019年最新】芸術に触れる!ロシアの有名な美術館・博物館の見どころ

2024.02.25

ロシアにはたいへん多くの美術館、博物館がありますが、なかでも世界的に有名で、その規模と収蔵品を誇り、ロシア観光に行ったら是非とも観ておきたい美術館、博物館と、その芸術的な価値、見どころ、その収集作品の目玉などにも触れて紹介していきたいと思います。

  1. 芸術の殿堂!ロシアを代表する美術館・博物館の見どころ:①エルミタージュ美術館
  2. 芸術の殿堂!ロシアを代表する美術館・博物館の見どころ:②トレチャコフ美術館 
  3. 芸術の殿堂!ロシアを代表する美術館・博物館の見どころ:③国立ロシア美術館
  4. 芸術の殿堂!ロシアを代表する美術館・博物館の見どころ:④モスクワ現代美術館
  5. 芸術の殿堂!ロシアを代表する美術館・博物館の見どころ:⑤プーシキン美術館
  6. 芸術の殿堂!ロシアを代表する美術館・博物館の見どころ:⑥ロシア国立歴史博物館
  7. 芸術の殿堂!ロシアを代表する美術館・博物館の見どころ:⑦クンストカメラ
  8. 芸術の殿堂!ロシアを代表する美術館・博物館の見どころ:⑧クレムリン武器庫博物館
  9. 芸術の殿堂!ロシアを代表する美術館・博物館の見どころ:⑨ファベルジェ美術館とダイヤモンド庫
  10. 芸術の殿堂!ロシアを代表する美術館・博物館の見どころ:⑩ドストエフスキー文学記念博物館
  11. ロシアの美術館・博物館:まとめ
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引用: https://www.instagram.com/p/BtC1RxfH1Bz/
世界三大美術館とも四大美術館とも呼ばれる世界屈指の美術作品を収蔵する美術館。世界遺産のサンクトペテルブルク歴史地区にある中核施設で、5つの建築で構成され、本館は「冬宮殿」と呼ばれるロマノフ王朝時代の王宮です。月曜休館、第一木曜日は無料で写真撮影も概ね可。
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引用: https://www.instagram.com/p/Btpez_zFXAo/
エカチェリーナ2世の個人的な収集から始まり、当初は公開されていませんでしたが、19世紀中盤から一般市民が観覧できるようになり、ロシア革命後はロシア各地から、貴族などより没収した美術品を集めて巨大美術館になります。ダ・ヴィンチの「ブノアの聖母 」、ミケランジェロ「うずくまる少年」など門外不出と言われる作品も多い美術館です。
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引用: https://www.instagram.com/p/BI7UqV6ham6/
モスクワの商人、トレチャコフ兄弟が、19世紀中頃から収集し始めた作品群がその始まりです。主にロシア美術の収集に力を入れ、現代美術まで網羅する巨大美術館となりおよそ20万点もの収蔵作品を誇ります。今年の1月末まで、イワン・クラムスコイの名作「忘れえぬ女」が来日し大きな話題となりました。
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引用: https://www.instagram.com/p/BAJ8i3_gpND/
美術館の活動は活発で、注目する企画展が多く、2020年には全く新しいコンセプトを持った新館がオープンされます。またアレクサンドル・イワノフ「民衆の前に現れたキリスト」、アンドレイ・ルブリョフ、「至聖三者」などのロシア絵画の傑作が門外不出と言われ、当美術館に行かなくて見ることが出来ません。
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引用: https://www.instagram.com/p/BhI8PmMnBix/
ロシア美術作品の収集と展示を専門とする、ロシア最大のコレクションを持つ国立美術館で、およそ40万点に及ぶ作品を所蔵します。世界遺産「サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群」に登録され、ミハイロフスキー宮殿を中心に、ストロガノフ宮殿、大理石宮殿、ミハイロフスキー城などの別館で構成されています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BpwfLPNHYT6/
ロシア美術全般をカバーし、10世紀から現代美術まで収集し、ロシア芸術を俯瞰するには最適な美術館と言えます。世界の美術史において最初に抽象絵画を描き始めたカジミール・マレーヴィチの「黒の正方形」など現代美術も瞠目すべき作品を擁しています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BqnOZgpBtnm/
ロシアの現代アートの発掘と発展を目的として、非営利の美術館から出発しますが、曲折があり、2015年モスクワ中央の市民の憩いの場でもあるゴーリキー公園内に移設、再出発します。建築は、かつて人気のレストランで、使われなくなった歴史的建造物の遺産部分を残し活用しながら、オランダの建築家、レム・コールハースが美事に蘇らせました。
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引用: https://www.instagram.com/p/BqnIWAmAiyS/
5つの展示会場、講堂、シネコン、書店、カフェで構成され、当初からメイン会場は無料、立地も良いこともあり、「解りにくい」とされる現代美術作品を展示し、ロシア現代アートをカジュアルに楽しむ美術館として人気を獲得しています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BkXPCHen2ah/
モスクワにも多くの美術館がありますが、トレチャコフ美術館と並ぶ代表的なモスクワの美術館が、ロシアの偉大な詩人の名を冠したプーシキン美術館です。コレクションは美術全般に渡りますが、とくに新古典主義の作品からモネ、ドガなどの印象派、及びゴッホ、ゴーギャンなどの後期印象派の収蔵作品はフランスなどからも垂涎の的とされるほどの名品揃いです。
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引用: https://www.instagram.com/p/BmVl5krAigE/
日本人の学芸員もいて、美術館活動として、日本での開催では印象派好きの日本人を大いに喜ばせ、また日本の美術家の特集を組むなど、日本美術にもたいへん造詣が深いのが印象的です。現在、新しいプロジェクトが推進されさらに巨大な美術館になっていくようです。さてここから先は博物館を見ていきましょう。
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引用: https://www.instagram.com/p/BuJS6l3gGS2/
世界遺産の赤の広場に建つ巨大な建築で、1883年のアレクサンドル3世の戴冠式に合わせ建築されたといわれます。日本で言えば未だ明治の初め頃です。各王朝の君主たちの考古学的な遺品や美術品が圧倒的な迫力で展観出来ます。
引用: https://pbs.twimg.com/media/DzB5PLCW0AYe6Ip.jpg
東京国立博物館が面白いのと同じで、ロシアの歩みが鳥瞰できる壮大な展示は迫力満点で、館内にはロシア建築の様式がよく解る模刻、模型などと、ピョートル大帝のデスマスクなど、ちょっと観てみたい、と思う収蔵品に出逢います。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bopl0wElwSW/
ロシアには800以上の博物館が在ると言われています。その最たる博物館が、ロシア語で「希少なものの陳列所」と呼ばれるクンストカメラです。18世紀の初め、ピョートル大帝の発案で、図書館や自然科学系の博物館を作ることに端を発します。
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引用: https://www.instagram.com/p/lXHf92Rbkv/
その経緯から非常に珍しいもの、ぞっとするほど恐ろしいものまで200万種類も集められて、観るものを驚愕の世界へ引き連れていきます。東京の国立博物館と科学博物館が合体したような施設の巨大版です。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bok9Y4pFNM-/
世界遺産、クレムリンと赤の広場の中にある博物館です。大統領府もあるエリアで、モスクワといえばここ、と言うくらい有名な場所ですね。武器庫ということで帝政ロシア時代の武器、武具、甲冑から君主や妃の衣類などが網羅されて、予約制にも拘わらず人で溢れかえっています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BfW8w-xHleY/?taken-by=azumi_m
武器ばかりでなく、金銀の食器類などに見入っていたり、有名な「ファベルジェの卵」は必見です。ロシア王室の絢爛豪華たる生活と世界観が一望できる素晴らしい博物館といえます。

クレムリン・ダイヤモンド庫

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引用: https://www.instagram.com/p/BSsAKuZgteL/
上記のモスクワのクレムリンの武器庫に隣接するクレムリンで忘れてはいけないのが「ダイヤモンド庫」です。ロシア中、いや世界中から集められたダイヤモンドや宝石の展示スペースです。クレムリンという場所と、宝石ということで、入館時に厳重な金属探知機によるチェックがあります。しかし生涯観ることがないような200カラットのダイヤなど必見宝石類に圧倒され絶句します。

ファベルジェ美術館

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引用: https://www.instagram.com/p/BkpzooFBd4c/
一方やはり素晴らしい宝飾品を観ることが出来る、サンクトペテルブルクのファベルジェ美術館。アレクサンドル3世が妃へのプレゼントにしたファベルジェの作品「イースター・エッグ」がファベルジェの芸術の出発点です。その人気は瞬き間に世界中に知れ渡り、多くの「ファベルジェの卵」が製作されます。当美術館には、その「卵」以外にも、豪華でかつ精緻な作品を展観出来ます。ロシア王朝の底知れない力とセンスの良さを見せつけられます。
引用: https://pbs.twimg.com/media/DhvX21rWkAALkg-.jpg
世界の文学史でドストエフスキー以上に衝撃を与えた作家はいないかも知れません。ロシアが生んだトルストイとドストエフスキーは、文学好きにも小説好きにも一度は突き当たる小説家です。「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」など、読了後には暫く眠ることが出来ないほどのインパクトがあり、昨今のドストエフスキーブームの再来で、翻案がドラマ化され話題になっています。 ・
引用: https://pbs.twimg.com/media/Db9QlcYWsAEBNbV.jpg
ここは、作家が晩年に住んだ家で、59歳で亡くなるまでここでくらしていました。当時の部屋と生涯を展観出来る内容になっていて、生家や書斎などが再現されてドストエフスキーの生涯に触れることが出来るたいへん貴重な場所といえます。
ロシアの有名な美術館、博物館を紹介してまいりました。バレーやフィギュアスケートなど芸術的なスポーツが強いロシアは、こういう素地が根底にあるのでしょうか、ロシア観光では外せない施設ばかりです。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRyXGljId_jshU0sEQisgjwSUkibKLesnbfn1-upMzPsL-bi-am0Q