ロシアのおすすめお土産①インスタントのボルシチ
【インスタントのボルシチ(Борщ)】ロシア語では「ボルシィ」と呼びます。ロシアの味を日本でも味わいましょう。元々ウクライナ料理であるボルシチですが、ロシアやポーランドなど東欧にも伝わり、国土の大きいロシアのイメージがあっという間に定着しました。そんな本格的なロシアの味が日本に帰ってからも楽しめるのがインスタントのボルシチです。
ボルシチは赤カブの出汁が効いたスープで、ビーンズや一口サイズのお肉が入っており本当に美味しいです。味も濃くないので健康的な味付けになっています。
自分用にもお土産にも重宝するインスタント商品。簡単に調理でき、ロシアを代表する料理のため、こうしたレトルト商品がとても豊富に並んでいます。世界共通の人気メーカー「クノール」や「マギー」をはじめ、ロシアのメーカーなど多種に渡り展開されていますので、お気に入りをぜひ見つけてみてください。
ロシアのおすすめお土産②アリョンカのチョコレート
【アリョンカ(Алёнка)のチョコレート】ロシア民族衣装をまとった女の子のパッケージが目印のチョコレート。ロシア国民も大好きなチョコレートで、ずっと愛用されています。ばらまき用にもぴったりの板チョコをはじめ、チョコレート以外のアメなどのお菓子も豊富に展開されていますので、迷った時にはこちらのパッケージを選んでください。味は甘いミルクチョコレートでとても食べやすいですよ。
ロシアにおいても近年では、チョコレートなどのお菓子類が豊富に販売されていますので、スーパーでも迷うほど並んでいます。有名なアリョンカのお菓子は地元ロシアでも人気のメーカーですので、お土産におすすめです。お手頃にスーパーで購入できるチョコレートですので、自分用にもここはまとめ買いしておくといいですね。スーパーでは量り売りがされていて安く沢山のばらまき用のお菓子が買えます。
ロシアのおすすめお土産③黒パン
【黒パン(Borodinskii)】日本ではなかなか味わうことができないロシアで親しまれている黒パン。酸味からくる旨味というのが、黒パンを通して感じられる不思議な味。ホテルのバイキングでは必ずある、日本のお米的存在です。ロシアを離れているロシア人に欲しいものを聞くと、声を揃えて「黒パン」というほど癖になる味でもあります。キャビアを乗せて食べると絶品で、そこにウォッカをセットにして楽しむと言うことなしの逸品。日本にはない初めてのロシアの味をぜひ日本でも楽しみましょう。パンのカスがこぼれやすいので気を付けてください
ロシアのおすすめお土産④紅茶
【紅茶(чёрный чай)】ロシア語では「チャイ」と呼びます。独特の文化が知られるロシアですが、紅茶もその一つ。基本的にジャムを”お茶うけ”として舐めるスタイル。紅茶に入れる場合は、ウォッカでなじませたものを加えます。寒い国のロシアでは、極力紅茶が冷めるものは加えませんので、何か入れる場合はミルクぐらい。日本と変わらない感覚です。
同様に寒い国イギリスにおいても、あまりアイスティーを頻繁に飲む習慣がないようです。豊富に展開されているフレーバーティーが中でもオススメ。世界中で愛飲されている「リプトン」をはじめ、ロシアのメーカーからもたくさん販売されていますので、スーパーなどで色々な種類をぜひまとめ買いしておきましょう。
お土産やさんには紅茶がマトリョーシカのケースに入れられた物が売られているのでお土産に最適ですよ!
ロシアのおすすめお土産⑤マトリョーシカ
【マトリョーシカ(Матрёшка)】ロシア土産の定番中の定番であるかわいいマトリョーシカ。開ければ開けるほど、どんどん中から人形が出てくるロシアの伝統工芸品です。帝政ロシア期に制作が開始されたとの説があり、一方で箱根細工の入れ子人形が起源との説もあります。伝統的な民話がモチーフになったかわいいものから、大統領やモデルのデザインのユニークなものまで、様々なマトリョーシカが楽しめます。
マトリョーシカは安いものは300円程から、高いものは1万円以上するものも売られており、ご予算に合ったマトリョーシカを購入できます。出店などで売られているものは安くてデザインも良い物が多いのですが、クレジットが使えないお店が多いので気を付けましょう。また、安すぎるものは質が悪い(絵が雑、本体が割れやすい等々)のでそこは念頭に置いておきましょう。ニスが塗ってあるものがオススメです。
置物としても部屋にあると楽しくなる素敵な雑貨は、きっとロシアのお土産としても喜ばれることでしょう。また、マトリョーシカをデザインしたTシャツなどのアパレルやステーショナリーグッズなど色々な雑貨アイテムも展開されていますので、きっとお気に入りが見つかるはずです。かわいいマトリョーシカの雑貨をぜひチェックしてみてください。
ロシアのおすすめお土産⑥インペリアル・イースター・エッグ
【インペリアル・イースター・エッグ(Imperial Easter Egg)】マトリョーシカに並ぶロシアの代表的な民芸品です。ロシア史上で最も偉大と言われる帝政ロシアを象徴する美術品であり、中でもロマノフ王朝時代のものが有名です。精巧な細工が見られ、その見た目の美しさにはため息が出るほど。キリスト教における復活祭の卵をモチーフにした装飾品となり、様々な仕掛けが施された豪華なものがロシア帝政時代の皇帝に作られた歴史を持ちます。
こちらもピンからキリまで存在し、予算に合わせてお買い求めできます。そして何より、このイースターエッグは安いものでも非常に綺麗でしっかりしています。マトリョーシカは人によっては不気味と感じる人もいるみたいですが、このイースターエッグなら万人受けすること間違いなしです。500円位のものもあるのでオススメです。
筆者が購入したのはこの左右2つのイースターエッグです。1つは中に物を入れるスペースがあります。もう1つはキリストのイコン画が描かれたエッグが中に入っていてとてもロシアらしいです。
ロシア風にアレンジされた様々な色やデザインのペンダントトップなどのかわいいアクセサリーをはじめ、置物などの雑貨がたくさん並んでいますので、ぜひロシアを代表するきれいな装飾品雑貨をお土産に持ち帰りましょう。ペンダントトップは、ストラップパーツを取り付ければ、男性へのお土産としても可能です。かわいいキャラクターものが苦手な方や、男性へのお土産としてもおすすめする雑貨アイテムです。
ロシアのおすすめお土産⑦ウォッカ
【ウォッカ(Водка)】ロシア語では「ブォッカ」と呼びます。ロシアといえば、代名詞ともなっている蒸留酒。お酒好きをはじめ、多くの人が愛飲し豊富な種類が揃います。モスコミュールやルシアン、そしてスクリュードライバーなどの種類が簡単で作りやすく、かつ人気のカクテルですのでおすすめです。こうしたカクテルベースとしてもよく使われており、人気のあるウォッカ。
日本でもお馴染みの「スミノフ」や「ストリチナヤ」などは避け、せっかくでしたら本場でしか手に入らない種類はいかがでしょうか?輸入系のリカーショップなどでおすすめをチェックするのも一つの方法ですので、ぜひチェックしてみてください。
そして意外なことにお酒は空港の免税店の方が安くお買い求めできます。酒税の関係かも知れませんがスーパーで買うよりも3割ほど安くなります。
折角ロシアに行ったのだから色んな人にウォッカをプレゼントしたいけれど容量制限が、、、と考えている人はいませんか?そんな時はこちらのポケットサイズのウォッカがおすすめです。お値段は1つ400円位なので、ちょっとの量で良いという人は是非どうぞ
ロシアのおすすめお土産⑧ババエフスキーのチョコレート
【ババエフスキー(бабаевский)のチョコレート】ロシアでも有名なお菓子メーカー。中でもトリュフチョコレートは定評があり、ファミリーパックのような気軽なパッケージから、箱に入った高級感のあるパッケージまで用意されています。自分用やばらまき用のお土産にも、ちゃんとした贈り物にも最適なチョコレート。
様々なフレーバーが展開され、見た目も味もしっかり濃厚で間違いのないお土産になります。スーパーで買えるお得なチョコレートとはちょっと差をつけたい場合は、ぜひ参考になさってください。
ロシアのおすすめお土産⑨グジェリ
【グジェリ(жель)】白の素地にきれいな青色が特徴的な陶磁器。ロシアにおいてはグジェリ焼きは一般的に使われており、丸みを帯びた美しい形と、きれいに絵柄が人気です。モスクワからおよそ80キロ離れた「グジェリ村」にて制作されており、ロシアでよく飲まれる紅茶の茶器をはじめ、かわいい置物など幅広いラインナップが展開されています。
そして他にもおすすめしたいのが、「ロモノーソフ(Ломоно́сов)」。かつてロシア皇帝でも使用されていたロシアならではの華やかなデザインが人気を集めています。中でも「コバルトネット」という深い青と金色の手書きのデザインが美しいと定評のある逸品です。お値段もそれなりにしますので、特別な方への贈り物や自分へのご褒美などにいかがでしょうか?
ロシアのおすすめお土産⑩イクラ
最後におすすめするものはイクラです。“イクラ”という言葉はロシア語から借用されたもので、ここロシアでも「イクラ」で通じます。
ロシアでは非常に安価でイクラが手に入るので、先程紹介した黒パンと一緒に買って帰るのがおすすめです!
まとめ
ここまでロシアでおすすめするお土産を10選をご紹介してきました。伝統的な工芸品をはじめ、かわいい雑貨や美味しい食品とお菓子。全ては揃ったロシアにはおすすめもたくさん存在します。今回は中でも特に人気の高いアイテムをまとめてきましので、お土産探しに迷った際にはぜひ参考になさってください。