ロシアの絶景「オーロラ」①世界最大面積のロシア
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日本のおよそ45倍もの国土面積を誇るロシアにおいて、首都のモスクワをはじめ、水の都サンクトペテルブルグは聞いたことがある方も多いと思います。現在も21の共和国が存在するロシアには、まだまだ知られていない文化や歴史をもち、自然環境もそれぞれ異なる街の数々があるのも事実です。
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今回はロシアで見られるオーロラスポットについてご紹介します。首都モスクワから北におよそ2,000キロ、コラ半島の北岸にあたる「ムルマンスク」という港町。ノルウェーやフィンランドの国境にほど近い街では、オーロラを見ることができます。
ロシアの絶景「オーロラ」②ムルマンスク
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北極圏最大の街であり、北欧フィンランドの隣に位置します。知る人ぞ知るオーロラ鑑賞スポットとしても有名であり、ムルマンスクの街なかでもオーロラを見ることができるオーロラ鑑賞の人気スポットです。日本ではあまり聞き慣れない都市ですが、不凍港の街としても知られており、さらに街からもオーロラが見られるとあって有名なスポットとなっています。ムルマンスクへ訪れる観光客のほとんどが、オーロラを目当てに足を運びます。
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ロシアのイメージとしては、とにかく寒い！という印象が強いと思いますが、一年の中で最も寒い1月の平均気温は、氷点下13℃。もちろん寒いですが、ヒートテックとカイロでなんとかしのげる寒さではないでしょうか。ただ、オーロラ鑑賞をする場合、観光は夜の時間帯になります。昼間よりもさらに冷え込みが厳しくなりますので、ご自身でしっかりと防寒対策を完璧に準備していくと安心ですね。見学用にちゃんと防寒グッズのレンタルも用意されていますので、ご心配なく。
ロシアの絶景「オーロラ」③ムルマンスクの街並み
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北極圏において大切な港町であるムルマンスク。暖流の影響により海が凍ることがなく、軍艦をはじめ北極圏を通過する船にとっては大きな役割を担う港です。海運業や漁業を中心とした港街のムルマンスクの中心街には、デパートや大型ショッピングモール、そして世界最北端のマクドナルドなど活気ある街並みが広がっています。
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ロシアの絶景「オーロラ」④観光スポット【ハスキー犬ファーム】
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ムルマンスクの中心部から車でおよそ45分の距離に位置する「ハスキー犬ファーム」。シベリアンハスキーと、アラスカンハスキーの2種を中心に約100匹の犬が飼育されています。テレビなどのメディアで見たことのある「犬ぞり」が体験できたり、可愛い犬たちと写真が撮れたりと、北国にたくましく生きる犬たちの姿が見られ、触れ合える楽しいアクティビティスポットです。明るい時間は可愛い犬たちと触れ合い、夜になったら、いざオーロラハンティングへ出かけましょう！
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ロシアの絶景「オーロラ」⑤観光スポット【サーミ人の村】
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ムルマンスクの中心部から南へおよそ115キロ離れた場所に位置する「サーミ人の村」。コラ半島の先住民族である彼らの文化に触れ、村のプログラムであるトナカイやシベリアンハスキーなど、飼育されている動物たちへの餌やりが体験できます。また、棒引きゲームにサーミ風のサッカー、雪で造られた滑り台やスノーモービルなどの現代的なアクティビティまで幅広く遊べる楽しいスポット。昼間の観光におすすめのアクティビティはいかがでしょうか？
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ロシアの絶景「オーロラ」⑥観光スポット【緑の岬とアリョーシャ像】
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ムルマンスクにおいても、最もオーロラが見られるスポットとして知られている「緑の岬」。ムルマンスクの街並みと港が一望できる高台に位置し、この場所から眺める景色は絶景です。北極圏の幻想的な美しさを持つ景色が広がり、ロシアならでは、ムルマンスクならではの光景が楽しめます。
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また、こちらにはロシアにおいてもNo2.と言われる「アリョーシャ像」という赤軍兵士の像が立てられており、観光客もたくさん訪れる人気スポットの一つです。第二次世界大戦時から、ナチスドイツ軍による攻撃の際にも、このムルマンスクの土地を守り復興への大きな力ともなった赤軍兵士たちの犠牲を忘れないためにも作られたアリョーシャ像。
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ロシア国内において2番目の大きさを誇り、その高さは約42メートルにもおよびます。アリョーシャ像はドイツの方角を見て立っており、現在でもなお彼らはムルマンスクの街を守るために立っているとも言われています。ロシアにおいても重要な場所ムルマンスクの街を見事に守り抜いたため、ムルマンスクはロシアの「英雄都市」とされているのも事実です。
ロシアの絶景「オーロラ」⑦観光スポット【カラス岩】
ムルマンスクの「キルヴァ通り」に立つバス停「マラータ」からほど近い丘陵に位置します。円を描くように岩が置かれており、その中心部には人工的に作られたような長方形の岩が組み込まれています。一体何のためにある岩なのか、何を意味する岩なのかも未だに不明のミステリースポット。
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また、こちらの場所はムルマンスクの街の灯りによる影響を受けにくく、夜空を見渡せる空間が整っているためオーロラスポットとしても人気の場所となっています。
ロシアの絶景「オーロラ」⑧オーロラハンティングツアー
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ツアーは夜の9時に出発します。バスで真っ暗の道をひたすらオーロラを追いかけていきます。最終的にはムルマンスクの街からおよそ50キロ離れる「ポーラービレッジ」まで行きます。小さな可愛いガラス張りの雪で造られたドームがいくつも並び、宿泊してひと晩中ロシアの天体ショーを楽しむこともできます。リビングルームなども用意されていたり、居心地の良いドームでは、ウォッカや紅茶で体を温め、暖を取って過ごします。
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しっかり体を温めたら、ドームから出てオーロラハンティング！無言でオーロラを探して空を眺めていると、白い雲に緑色とオーロラがゆらゆらと変幻自在に動くオーロラが見られるといいですね！消えては形を変えてまた現れてと、しっかりオーロラを鑑賞できることを祈ります。こうしてオーロラ鑑賞を終えてホテルへ戻るのは深夜0時過ぎ。時間を忘れてみんなでオーロラを追いかける楽しいツアーです。
ロシアの絶景「オーロラ」⑨ベストシーズン
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ムルマンスクでオーロラを鑑賞するベストシーズンは、春と夏を避けて秋から冬の時期に行くのをおすすめします。北極圏に位置するムルマンスクは、4月中旬から7月までこのあたりの地域は白夜となり、夜の暗い時間もとても短くなるためベストシーズンではありません。一方で冬のあいだは昼の明るい時間が短くなるため、オーロラを見られる確率も高くなりベストシーズンと言えます。
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また、街なかでもオーロラを見られる確率の高いムルマンスクですが、その場合はかなり強い光を放つオーロラでないと、街の灯りやネオンなどで見られないこともあります。基本的にムルマンスクの郊外もしくは、ムルマンスクの見渡せる丘の上まで行くなど、光の少ない場所から鑑賞することになります。
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さらに、ムルマンスクでのオーロラ鑑賞は9月頃から4月のあいだで見ることができ、これがベストシーズンとなります。中でも9月から11月頃までは、5～6日に一度の確率でオーロラが見られます。そしてそれ以降は一週間に一度の確率で見ることができ、より確率の高い時間帯は午後7時から午前2時となっています。特に2月は気候的に晴れの日が多く、安定した確率でオーロラを鑑賞できるそうです。自然現象ですので、その年や環境により異なり絶対的な保証はありませんが、オーロラを見て帰りたい！という方は、一週間の滞在ができれば、確率的にはきれいなオーロラが見られると思います。
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まとめ
ロシアのムルマンスクで見られるオーロラについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？オーロラ鑑賞におすすめするベストシーズンや確率などを参考にしていただき、どうぞロシアでのオーロラ鑑賞をお楽しみください。せっかく時間とお金を使ってロシアまでオーロラを見にいくなら、1週間は滞在すると見られる確率が高くなります。
