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【2019最新】滋賀の世界遺産を巡る!有名な世界遺産を紹介します!

2024.02.25

滋賀県と京都府の境にある比叡山を境内とするのが世界遺産に登録されている延暦寺です。比叡山中に広がる延暦寺は3つのエリアからなりますが、その見所やアクセス方法について取り上げています。天台宗の総本山として有名な滋賀の世界遺産、比叡山延暦寺の詳細情報です。

  1. 滋賀の世界遺産!①比叡山延暦寺
  2. 滋賀の世界遺産!②比叡山延暦寺東塔(とうどう)
  3. 滋賀の世界遺産!③比叡山延暦寺西塔(さいとう)
  4. 滋賀の世界遺産!④比叡山延暦寺横川(よかわ)
  5. 滋賀の世界遺産!⑤比叡山延暦寺へのアクセス:坂本ケーブル編
  6. 滋賀の世界遺産!⑥比叡山延暦寺へのアクセス:叡山ケーブル・ロープウェイ編
  7. 滋賀の世界遺産!⑦比叡山延暦寺へのアクセス:バス編
  8. 滋賀の世界遺産!⑧比叡山延暦寺へのアクセス:車編
  9. 滋賀の世界遺産!⑨比叡山延暦寺の拝観時間と料金
  10. 滋賀の世界遺産!比叡山延暦寺まとめ
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引用: https://www.instagram.com/p/BvIJKGIgIGK/
延暦寺は、京都府と滋賀県との境に位置する比叡山の全体を境内としている寺院で、平安時代の初期に最澄によって開かれました。天台宗の総本山でもあり、歴史的には空海の開いた真言宗の高野山金剛峰寺と並ぶ、平安仏教の中心でした。多くの有名な高層を輩出した1200年の歴史を誇る仏教の聖地で、古都京都の文化財の一角として、世界文化遺産に登録されています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BuR2ma7gCgQ/
延暦寺は比叡山全体が境内なので、広いエリア内は、東塔、西塔、横川の地域に分かれており、それぞれ本堂があって、全体では100を超える堂塔があります。標高848mの比叡山からの眺望は、琵琶湖方面、京都方面とも素晴らしく、景勝地としても有名で人気の観光スポットにもなっているのです。大津方面と京都方面の両方からアクセスすることができます。
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引用: https://www.instagram.com/p/BIn7BKgB9KP/
延暦寺へケーブルやバスを利用してアクセスした場合に着くのが東塔エリアになります。3つのエリアそれぞれにある本堂は中堂と呼ばれますが、この東塔エリアのの本堂が、国宝に指定されている有名な根本中堂(こんぽんちゅうどう)で、延暦寺の総本堂にもなっています。ここには最澄が自ら刻んだという薬師如来が安置されています。なお、根本中堂は現在、長期の修復工事中になっていますが、参詣は可能です。
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引用: https://www.instagram.com/p/BvGy6PFlYJR/
東塔にある重要文化財の大講堂は、学問修行の道場とも言える存在で、この中には比叡山で修行した各宗派の開祖の木造が安置されています。浄土真宗の親鸞、禅宗である臨済宗の栄西、曹洞宗の道元、さらには法華宗の日蓮と、日本史の中で登場する有名な僧のオンパレードという感じで、まさに延暦寺が日本仏教の聖地であることを物語っています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BuUTAMYAflK/
最澄が日本を護る目的で、全国に建てた6ヶ所の宝塔の中心的役割を果たすのが、東塔になります。1980年に阿弥陀堂の隣に再興され、ともに朱塗りの美しい建物として目を引きます。この東塔の上層の部分には、釈迦の遺骨として有名な仏舎利や法華経も安置されています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BqA7qnnlBz4/
東塔エリアから北へ1km程の所に位置するのが西塔エリアになります。この西塔の本堂が重要文化財の釈迦堂(転法輪堂)です。本尊の釈迦如来にちなんで釈迦堂と呼ばれ、延暦寺に現存する最古の建物になっています。延暦寺は歴史上有名な、信長の焼き討ちによりほとんど焼失してしまいますが、この釈迦堂は秀吉によって三井寺の園城寺の金堂を移築したものです。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bdi4JUehAi5/
西塔エリアで注目のスポットがにない堂です。同じ形のお堂が2つ廊下によってつながっており、それぞれ常行堂、法華堂と呼ばれる修行のためのお堂です。阿弥陀如来を本尊とする常行堂と普賢菩薩を本尊とする法華堂ですが、弁慶が両堂をつなぐ廊下に肩を入れて担ったという有名な伝説があり、にない堂と呼ばれているのです。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bo90yTDgOI8/
西塔エリアからさらに北へ4kmと少し離れて位置するのが、横川エリアです。横川の本堂にあたるのが横川中堂で、遣唐使の船をモデルにしたと言われる舞台造りの建物です。全体として船が浮かんでいるように見えるが特徴でなので、ぜひ実際に確かめたいところです。
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引用: https://www.instagram.com/p/BeF_73BhRTF/
慈恵大師(良源)の住居跡と伝わるのが元三大師堂で、四季に法華経の講義が行われたことにちなんで四季講堂とも呼ばれています。入母屋造、銅板葺きの堂々たる風格の建物は江戸時代初期の建築です。慈恵大師は、おみくじを考え出した人物とも言われており、私達におなじみの、現在のおみくじの発祥地として有名なのがこの元三大師堂なのです。
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引用: https://www.instagram.com/p/BjAJoYVHmBk/
横川エリアのもう1つの注目スポットが、恵心僧都源信の旧跡で、阿弥陀如来を祀る恵心堂です。源信はこの恵心堂で「往生要集」を著わしたと言われ、浄土宗や浄土真宗などの基礎を築いたのです。この横川エリアは、距離的に遠くなりますが、東塔地域からシャトルバスで15分、西塔地域からは同じくシャトルバスで10分の所要で行くことができます。
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引用: https://www.instagram.com/p/BqkPK7Tnuzv/
比叡山延暦寺へのアクセス、公共交通の場合ですが、年中無休の坂本ケーブルの利用が便利です。まずは、この坂本ケーブルのケーブル坂本駅へのアクセス法を紹介します。京都市営地下鉄の東西線で「びわ湖浜大津」行きに乗車し、終点のびわ湖浜大津駅で、京阪電車石山坂本線の「坂本比叡山口」行きに乗換えます。終点の坂本比叡山口駅からは連絡バスで約3分、徒歩15分でケーブル坂本駅に着きます。JR京都駅からは湖西線に乗車して「比叡山坂本」駅で下車し、連絡バスで約7分でケーブル坂本駅に着きます。
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引用: https://www.instagram.com/p/BvI4qOsF5qR/
坂本ケーブルは、路線全長が2025mと日本一長いケーブルカーになっており、車内からは琵琶湖の眺望がパノラマで展開する人気のケーブルカーです。ヨーロピアン調の車両で、所要11分でケーブル延暦寺駅に着きます。料金は大人片道860円、往復1620円で子供は半額です。このケーブル延暦寺駅は東塔エリアに位置していますので、西塔エリアや横川エリアには比叡山内シャトルバスを利用することになります。また、シャトルバス路線と並行して東海自然歩道が整備されているので徒歩での移動も可能です。
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引用: https://www.instagram.com/p/BrAfSmbF6K6/
続いてのアクセス法は、京都方面から叡山ケーブル・ロープウェイを利用するルートです。ただ、このケーブル・ロープウェイは冬季は運休で、例年春分の日以降の運行となります。京阪電車の終点出町柳駅で叡山電車に乗換え、終点の八瀬比叡山口駅で下車し、徒歩5分で叡山ケーブルの八瀬駅に着きます。ケーブルカーは所要約9分で比叡駅に到着、今度はロープウェイに乗換え、京都市内の眺望を楽しみながら、所要約3分で比叡頂上駅に着きます。
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引用: https://www.instagram.com/p/BmnhSZeAPwW/
出町柳からの所要時間は乗換え時間を合わせて約40~50分になります。また、出町柳からのトータル料金は大人1110円で子供は半額です。ロープウェイの比叡山頂駅から、比叡山内シャトルバスのバス停まで徒歩で約5分になります。
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引用: https://www.instagram.com/p/BoZzwlSA4dG/
比叡山延暦寺へのアクセス方法に、本数は少ないですが京都駅からバスで行く方法があります。京都駅から京阪三条や京阪出町柳を経由して、比叡山延暦寺東塔エリアへ乗換えなしで直行します。毎年春分の日~12月第1日曜日の期間運行され、冬季は運休となります。京都駅の烏丸口C6乗り場から、京都バス51系統、京阪バス57系統のバスで運行されますが、所要は約1時間~1時間20分、料金は770円です。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bs1wIdzhjWS/
比叡山延暦寺への車でのアクセスは2つのルートがあります。まず、比叡山ドライブウェイの紹介で、田の谷峠ゲートからドライブウェイに入ります。名神高速道路京都東ICから西大津バイパスを経由、近江神宮ランプを出て、山中越え経由で田の谷峠ゲートへアクセスできます。もう1つのルートは奥比叡ドライブウェイで、仰木ゲートから入ります。西大津バイパス・湖西道路を経由、仰木雄琴ICを出て、県道315号で仰木ゲートへアクセスできます。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bq4-4LcFof1/
2つのドライブウェイとも、比叡山の3つのエリアへ行くことができ、ドライブウェイ内の駐車場も無料で利用できます。料金体系は複雑で、田の谷峠ゲートから入った場合、東塔エリア内だけの観光の場合1670円ですが、西塔、横川エリアまで往復するとそのほぼ倍の料金になります。なお、一方通行で3つのエリアを見て仰木ゲートの方へ出ると、その中間の料金になります。逆に仰木ゲートから入った場合も同じような感じになります。
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引用: https://www.instagram.com/p/BsjWm6ogfE5/
延暦寺の拝観時間は、エリアごとや季節によって異なっているので注意が必要です。東塔エリアでは、3月~11月が8:30~16:30、12月が9:00~16:00、1月~2月が9:00~16:30となっています。西塔および横川エリアでは時間が少し短くなり、3月~11月が9:00~16:00、12月が9:30~15:30、1月~2月が9:30~16:00になります。
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引用: https://www.instagram.com/p/BuGj2lFlyVt/
延暦寺では3つのエリアの共通巡拝券という形になり、大人700円、中高生500円、小学生300円となっています。また、東塔エリアにある国宝殿(宝物館)の拝観料は大人500円、中高生300円、小学生100円です。大人と中高生に関しては、共通巡拝券と国宝殿のセット券がありますが、割引きはなく合計の料金となります。
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引用: https://www.instagram.com/p/BaWrJwsjwp9/
古都京都の文化財の一部として世界文化遺産に登録されている延暦寺は、比叡山一体が境内になっており、3つのエリアからなっています。それぞれのエリアでの見どころや、延暦寺へのアクセスについて詳しく紹介しました。これらを参考にしていただき、琵琶湖や京都方面の眺望も抜群の比叡山延暦寺へ、ぜひお出かけください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BuUSrRvgHth/