オーガニックオイルについて考えてみましょう!
オーガニックオイルは簡単に言うと「有機栽培のオイル」ですね。「有機栽培」というと、化学肥料を使わないで作物を育てることだから、オーガニックオイルは化学肥料を使わないで育てられた作物から作られたものであるはずです。しかしそれは厳密には違いました。
オーガニックの定義は各国で違い、日本にはオーガニックの認定機関もない
「オーガニック」と名乗るためには厳しい検査を通って認証されなければなりません。晴れてオーガニックだと認証された商品はその証明書としてコスモス認証などのマークが商品に掲載されています。けれど申し上げたように日本には認定機関がありません。(食品に対してはありますが化粧品にはありません)
オーガニックの認証機関がないことで「商品の一部に天然成分が使われているからこれはオーガニック」なんて名乗る商品があります。規定がないのでしょうがない気もしますが、認証機関があっても問題が。「オーガニック」の認証をしている機関の規定をよくよく読んで見れば、商品保存のために石油系の合成成分の使用を認めていることも(量や種類は限られています)!
欺された?!はちょっと早いかも。踊らされないように知っておくべきこと
「石油成分が入ってるのにオーガニックっていうのはどうかと思う」これはごもっともな話です。でもそういえばオーガニックについてよく知らないことに気づかされませんか?例えば今まで化学肥料を使って耕していた土地でも、次の年から有機栽培に切り替えて出来た作物はオーガニックといえるのでしょうか?そんな疑問を突き詰めてできた認証機関の規約は個人の思うオーガニックと違えど考え抜かれたものです。
突然ですが、ここで一つ想像してみてください。山に登って湧き水を発見したとします。透き通った湧き水に思わず手がのびて、渇いた喉を潤すあなた。空のペットボトルがあったので湧き水を汲んで帰りました。しかし持ち帰ったはいいものの飲むのを忘れてしまって数日後にペットボトルを発見。丁度そのとき喉が渇いていましたが――あなたは飲みますか?
食べるものと肌に使用するものの違いがあるので例としてだすのは少し乱暴ですが、どちらも身体に吸収されるものです。どうでしょうか?天然のものには違いありませんが、抵抗を覚えませんでしたか?その場合なぜ抵抗を覚えたのでしょう。オーガニックの価値を保ったまま使い続ける視線に立ったとき、その価値を保つために石油系の合成成分を使うことは頭ごなしに否定していいものでしょうか。
自分に合ったオーガニックの選び方
認証機関によってオーガニックの規定内容は違います。しかし厳しい規定のもと自然にこだわって作ったものです。結局のところ、私たちは選んでいく必要があります。どの成分が必要で不必要かを考えて、自分に合ったものを探していかなければなりません。その目安として認証機関で認証されたオーガニック商品はとても便利ですよ。
美容のことを考えるのならまず自分がオーガニックに求めているものについて考える
認証機関の規定内容も確認!(石油系の合成成分使用しているところもあります)
認証機関によって認証されたオーガニック商品の成分を改めて自分で確認
最低限この3つを実行すると、自分に合ったオーガニック商品を探せます。敏感肌や乾燥肌の人、特にアレルギーを持っている人に強くオススメします。自分の身体に使うものは、やはり自分に合ったものを使いたいものですね。そのためにも確認して欲しいのが、オーガニック商品の特徴です。
自然を愛する人にピッタリのオーガニック商品
オーガニックと聞いて多くの人がすぐに思い浮かぶのは「身体に優しい」でしょう。実はそれ、正しくもあり間違いでもあることをご存じでしょうか?
オーガニックは有機栽培のため人に優しく、自然、ひいては環境にも良い
有機栽培は農薬も化学肥料も使わないため、私たちは「オーガニック」商品を使うさい化学肥料などの影響を心配しないですみます。また、化学肥料を使わないオーガニック商品を作り続けることは環境にも良いといえます。
自然そのままを頂け、自然治癒力を高めることも期待できる
自然にあるものを用いて育てられた作物を原料にオーガニック商品は作られていきます。自然そのままを使うことは自然治癒力を高めることが期待できます。勿論、高濃度な栄養素に美容の観点からも期待が高まりますね。オーガニック商品は自然を愛する人にぴったりのものといえるでしょう。
天然成分だからこそ刺激が強いことがある
自然の恵みたっぷりのオーガニック商品。商品を作るに当たって細心の注意がとられているものですが、天然成分は刺激が強いものもあります。多くの人に問題がないように商品を作っても、使うのは個人で、多くの人に問題がなくても個人には問題になる場合があります。
お値段がお高めで、長期保存は難しい
手間暇かけて作られた物ですからお値段は少々張ります。数千円~ですね。加えて天然成分ということもあって長期保存は難しいものとなっています。
オーガニックだから絶対に身体に良い!ではなく、オーガニックにもそれぞれの視点からメリットデメリットがあります。それをメリットととるかデメリットととるかなは個人に委ねられますが、オーガニック商品の大事な使い方として、まず特徴を知っておくことがあげられます。
オイル自体の魅力
そもそも、オイル自体はどんな効果が期待できるのでしょうか。まずオイルそのものの効果をおさらい。
保湿効果
油分を補うことで肌を潤してくれる嬉しい保湿効果。
エリモント効果
水分の蒸発をおさえてくれたうえ、皮膚を柔らかくする効果。
ウィルスや気温の変動からの保護
オイルを塗ることで皮膚の保護に繋がり、外界から細菌やウィルスの侵入を防いでくれます。
それぞれのオイルによって具体的な差はあれど、一般的にオイルに期待できる効果はこの3点と言えます。ならばオーガニックオイルとオイルの差はなんでしょうか?
オーガニックオイルは自然にこだわったオイル
「そのまま!」と思った人は多そうですが、そうなのです。オーガニックは本来認証機関を通らなければ名乗れず、その規定内容は認証機関によって違うともお話しましたね。この点を掘り下げます。石油成分を含むのも良しとする認証機関はありますが、どの認証機関もその規定内容は厳しいものです。
厳しい規定の裏側は大変なもの。有機栽培のみだから虫もつきやすく手間暇がとてもかかるうえ、ようやく出来上がったとしても製品化にはまた更に厳しい規定が立ちはだかってきます。天然成分のみで商品を作るとなるとコストは高くつきますし、保存にも適しません。かなりの企業努力が必要となります。
そんな険しい道のりを歩んででも作り上げたのがオーガニックオイルなんです。自然のものにこだわった沢山の人の想いと努力で作られたオーガニックオイルは、その効果は使う人の心にも身体にも潤いをプラスしてくれること間違いありません。そんなオーガニックオイルでランキング上位に入るものを1つご紹介します。
ずっとランキング上位…!1度は試してほしいオーガニックオイル
【原材料・成分】ホホバ油100%【ECOCERTStandard・COSMOSStandard認証】オーガニックで安心して使え、ワンプッシュ使ってみるだけで保湿の実感が得られます。
見た目からとてもお上品で(入ってたケースも淡いブルーがお上品で好印象でした^^) はじめは、でないでない!ってキャップを外してみたりして、わからずこまったさんでしたが、 少しかたまってるようにも見えました。 部屋の暖かさで溶けてきたのか、しばらくしてふと押してみたらぴゅっとでました。ほっ。 さらっとしてますし、肌馴染みもとてもよく。 ひと塗りで、これはいい!ってわかりました。うれしいなぁ。 胡麻のようでもあり、甘さのある香ばしさです。 決してべたべたしないので、私はスウィートアーモンドオイルよりもこちらが好きです♪
3度目のリピートです今回は大きい方を選びました 息子のニキビ跡が酷かったですが、最近肌が柔らかくなって調子も良いとの事、親子で使用してます
無印のホホバオイル100ml1600円って、スパヒノキの100ml2000円とほとんど変わらないね!わたしは無印のホホバオイルではかぶれてしまったけど、スパヒノキのホホバオイルは大丈夫でした✨
— ゆい🎀華レディ (@yuibeaute) August 17, 2017
流石ランキング上位に入っていることもあって高評価が多いです。あえてデメリットをあげるのなら、化粧水のようなさらりとした伸びが好きな人には、べとつきが気になるタイプかもしれません。そこは保湿と切り替えてほしいところですが、ホホバオイルならではの香りは好き嫌いが分かれるかも。
オーガニックオイルの使い方
オーガニックオイルの使い方は簡単です!手の平に薄く伸ばしたオイルを、保湿をしたい場所に馴染ませてくのが基本的です。肌意外にも髪や頭皮のクレンジングオイルとしても使えますので、どんどんオイルを美容に役立てていきましょう!
オイルの使い方に役立つリンクはこちら
香りをプラスしてあなた好みに仕上げてみて
ご紹介したホホバオイル含め、オイル独特な香りがあります。自然のオイルならではですが「ちょっと苦手」と思う人は多いんです。そんな人にオススメなのが精油を使って香り付けをすることです。精油も天然成分100%で、さまざまな香りがあります。薬効成分もさまざまで、香りに癒やされながら、心身ともにハッピーになれること間違いなし。是非オーガニックオイルに香りを足して楽しんでください!
まとめ
自然を愛する人にピッタリのオーガニックオイルは、その内容が保証された認証を受けた商品がオススメ。また、オーガニック認証機関の規約や欲しいオーガニック商品の成分内容を自分で確認するのが大事です。環境にも自分にも優しい、自分に合ったオーガニックオイルを見つけて心身共に綺麗になりましょう!