知らないと痛い目に!お肌のターンオーバーの仕組みを徹底解剖
テレビや雑誌などでよく耳にする「ターンオーバー」ですが、実は詳しく知らない・・・なんて女性は少なくないと思います。ターンオーバー=お肌の代謝活動(新陳代謝)といわれ、代謝が低下すると、さまざまな肌トラブルに繫がります。お肌は、皮膚の表面「表皮」、表皮を支える「真皮」、外から加わる「皮下組織」の三層に分かれて、ターンオーバーは「表皮」で行われる仕組みです。
引用: http://www.skincare-univ.com/images/articles/6/skin_aging_02.jpg
ターンオーバーのサイクルと仕組みについて解説!
ターンオーバーが行われる「表皮」は、さらに複雑な仕組みに造られ、一番内側から「基底層(きていそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「角質層(かくしつそう)」と4層構造に分かれています。細胞は基底層で生まれ、新しい細胞が徐々に上へと押し上げられ角質細胞になり、最後はアカとなって剥がれ落ちる、このサイクルがターンオーバーです。
ターンオーバーは28日周期で行われる
ターンオーバーは、通常28日周期で行われますが、これは、20歳前後のお肌を基準にした数字です。周期には個人差があり、加齢とともに新陳代謝は低下し、30代~40代は、40日以上かかるといわれています。
ターンオーバーの周期の計算方法
ターンオーバーの周期は「自分の年齢×1.5」と言われています。30歳なら45日前後、40歳なら60日前後ですが、あくまで目安です。30代以降のターンオーバーは、思っていたより長くて衝撃ですね。
ターンオーバーの乱れでお肌の状況は悪化
28日サイクルというのは、あくまでも新陳代謝が良いときの話しです。ターンオーバーは、年齢やストレスなど、さまざまな原因で、早まったり、遅くなったりする傾向があります。代謝が悪いと、新しい細胞ができにくい仕組みになっていて、ハリのある艶やかな肌に遠ざかるほか、乾燥や化粧のノリが悪くなるなど、いろいろな悪影響を及ぼすのです。
ターンオーバーは遅すぎてもNG!
ターンオーバーが遅いと、お肌のトラブルを引き起こす、その仕組みを解説しましょう。古くなった角質層が剥がれずに、肌の表面に付いたままの状態で留まり続けてしまうことを「角質肥厚」といいます。角質肥厚状態になると、本来のターンオーバーで排出されるはずのメラニン色素が溜まってしまい、肌がゴワつく原因になります。
引用: https://www.silkys4.com/img/kakushituhenka.jpg
ターンオーバーのサイクルを早めるケアはダメ!
ターンオーバーが遅くて、肌荒れやニキビ、お肌のゴワつきが気になるからといって、市販のピーリング剤で古い角質を剥がすケアは、乾燥の原因になります。古くなったように見える角質は、実はお肌を守るために急いで成長した未熟な角質だった!なんてこともあるようです。ピーリング剤を使用するより、ターンオーバーを促したり、マイルドピーリング効果のある美容液を使った整え方で、優しくケアしましょう。また、ピーリングをやる場合は、クリニックやサロンで施術することがいいでしょう。
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生活習慣で肌の質を向上させて
ストレスや年齢以外にも、ターンオーバーが乱れる原因は、生活習慣の中にたくさん潜んでいます。若いから大丈夫!と、思っているのは大間違い。肌の細胞はとても繊細なので、少しでも悪となる要素を体内に取り入れてしまうと、身体は敏感に反応して、理想的なターンオーバーが行われません。仕事や子育てが忙しいかもしれませんが、生活習慣を少し意識して行動するだけで、ターンオーバーが正常に戻ります。それでは、生活習慣で注意したい4つのポイントと、その対策&ターン―バーも整え方をご紹介しましょう。
ポイント①紫外線対策を徹底的に!
多くの女性は、普段から紫外線対策を意識していると思いますが、紫外線はなぜ、ターンオーバーのリズムを乱すのか、お肌の仕組みを解説しましょう。紫外線から肌を守ろうとして、古い角質を溜め込んだり、紫外線ダメージを修復しようとすることで、ターンオーバーが早まり、未完成な角質細胞がどんどんと作られて肌が厚くなる傾向があります。紫外線を浴びた肌の見た目や肌触りが悪いのは、ターンオーバーの乱れによって角質の状態が悪化しているからです。
紫外線の対策&整え方
肌に負担の少ない天然の鉱物「ミネラル」を使用した、コスメを選ぶのがおすすめです。UVカットのコスメは、紫外線散乱剤や紫外線吸収剤など、素肌に負担が大きい成分を多く使用しているアイテムもあるので、注意が必要です。また、紫外線は10時~15時がピークなので、日傘は常備しておきましょう。
ポイント➁バランス良い食生活でお肌に栄養を
ターンオーバーを正常にするための栄養素が不足していると、皮膚のセラミドを作ることができにくくなり、バリア機能が低下しいます。加工食品、ファストフードの大量摂取も、ターンオーバーが乱れる原因となるので、要注意です。
食生活での対策&整え方
皮膚を健康的に再生する栄養素は下記の通りです。バランス良い食事を意識して、ターンオーバーを正常に保ちましょう。
たんぱく質(皮膚を作る元の材料)肉類、魚介類、卵、乳製品、大豆製品
/ビタミンA(ターンオーバーを促進して、皮膚を健康に保つ)レバー、ニンジン、しそ、緑黄色野菜、海苔
/ビタミンC(コラーゲンの生成に関与)キャベツ、赤ピーマン、カリフラワー、アセロラ、レモン等果物、ローズヒップティー
/ビタミンE(血行を促進して、お肌に栄養を送る)アーモンド、ナッツ類、植物油、ウナギ、かぼちゃ
/亜鉛(細胞の合成を促す)カキ、ほたて、レバー、納豆、卵、玄米ご飯
/ビタミンB群(粘膜や皮膚を健康に保つ)大豆製品、魚介類、乳製品、豆類、緑黄色野菜
忙しい毎日を送る女性は、上記を意識した食生活をすることは難しいので、オーガニックなサプリメントとプロテインで、栄養を補給することがおすすめです。
ポイント➂女性の大敵冷え性
女性の悩みの定番「冷え性」も、ターンオーバーが乱れる原因の一つです。冷え性になると、内臓と腸の働きが悪くなることで、便秘になり、肌のトラブルにつながることがあります。冷え性の原因は、運動不足やストレスによる自律神経の乱れ、糖質や脂肪、カフェインなど身体を冷やす飲み物の大量摂取により、新陳代謝を下げることになります。
冷え性対策&整え方
運動はもちろんですが、プーアル茶やほうじ茶、生姜湯、ホットココア、白湯は、冷え性を改善する効果があるので、忙しい女性は、身体が喜ぶドリンクを取り入れたターンオーバーの整え方がおすすめです。
ポイント④負の連鎖ばかりのタバコはもってのほか
タバコは、身体やお肌に悪影響を及ぼす理由はご存知ですか?タバコによって、血管が収縮したり、一酸化酸素が発生するため、肌細胞への必要な酸素が不足していまします。また、女性ホルモン分泌の低下や皮膚の温度や代謝も低下してしまい、その結果、ターンオーバーが乱れます。ほかにも、首やデコルテの老化、薄毛、皮膚のたるみなどの原因にもなります。
禁煙対策&整え方
禁煙したいけど、なかなか止められないなら、医療に頼るほか、電子タバコにチェンジしてみてはいかがでしょう。また、ビタミンACEなどの抗酸化物質を摂ることで、お肌の老化を抑えることが可能です。
番外編!美肌が叶うプラスアルファ
生活習慣を見直す4つのポイントを押えれば、ターンオーバーが正常に保つことができますが、ここで美肌ケアをプラスすれば、より理想のツルツルお肌が手に入ります。
ターンオーバーを促進するおすすめ美容液
ターンオーバーを促進する美容成分「プラセンタ」配合の美容液を使用してみましょう。プラセンタエキスは、美白、保湿、エイジングケア効果も期待できます。毎日行うスキンケアでなので、お肌の状況に合った成分が入っているか、しっかり調べてアイテムを購入しましょう。
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シミは手遅れと思わずクリニックで治療を
ターンオーバーの乱れが続くと、今までの蓄積がシミとして表れてしまいます。一気に年齢を上乗せしてしまう、なかなか消えないシミは、クリニックで治療をすることが最短の業です。クリニックでは、一般皮膚科では取り扱わないレザーやピーリング、注射や点滴など多くの選択肢があるので、自身に合った治療法があるか、信頼できる医師がいるか、吟味してクリニックを探してみましょう。
まとめ
ターンオーバーは、あらゆる生活習慣の部分が関わってきます。お肌は、自身の生活を映す鏡です。お肌の調子が少し悪くなった・・・と思ったら、一度生活習慣を振り返ることが重要です。昼夜逆転や偏食、心身に負担をかけるなど、多くの現代人に当てはまると思います。年を重ねてもキレイな女性でいたいのなら、規則正しい生活を心掛けて、自身のお肌を労わることが、永遠の美へと繫がります。