コンシーラーの選び方の基本!カラー編
コンシーラーにはカラーバリエーションや特徴があって、どの色味のコンシーラーを選ぶかによってメイクの仕上がりは大きく変わっていきます。まずは自分に合うカラーがどれかというのをしっかり見極めるようにしましょう!
コンシーラーはイエロー・ライト・ダーク3種類のベージュ
コンシーラーの色味は大きく分けてイエローベージュ・ライトベージュ・ダークベージュの3種類に分類することができます。もちろん自分の肌の色合いに合わせてカラーチョイスすることは大切ですが、コンシーラーの用途によって使い分けることも必要です。
例えばライトベージュはハイライト効果があって、青くま消しや頬・小鼻の赤みカバーには最適のコンシーラーです。しかし色素沈着したニキビ跡やホクロのカバーリングには向いていません。このようにカラーによって向き不向きだったり特徴があるということを覚えておきましょう。
コンシーラーのカラーカバーしたい肌の悩みについては、各パートでより詳しくご紹介していきます。
悩み別・コンシーラーの選び方とは?
それでは肌の悩み別・コンシーラーの選び方を見ていきましょう。目元・口元・頬・鼻周りなどなど…どこにどんなコンシーラーを使えばベストなメイクの仕上がりになるのか、ぜひ頭の中に入れてくださいね!
目元に使うコンシーラーはどれ?選び方は?
目の周りは皮膚が薄く、表情の変化も著しいです。コンシーラーを付けても数時間後には化粧がヨレてきてしまうなんてことも多々ありますね。目元はカバー力が高くヨレにくい、クリームタイプのコンシーラーを使うのがおすすめです。
青クマ
目の下にできたクマをコンシーラーで消しているという女性は多いでしょう。クマにも実は種類があって、睡眠時間や疲労でできてしまうクマを「青クマ」と呼びます。青クマは明るい色味のライトとダークを混ぜた中間色のベージュコンシーラーを乗せていくと、きれいに隠れるのでおすすめです。
茶クマ
茶クマは色素沈着によってできてしまうクマ。一度できるとずっと残り続けてしまうので、コンシーラーで一時的に消すだけでなく美白化粧品など使ってクマの解消に努めてください。茶クマ消しに有効なのはイエローベージュです。あまり明るすぎる色を乗せると、変に浮いてしまうので注意が必要ですよ!
色素沈着は肌のターンオーバーできれいになっていく可能性もありますが、できれば美白成分が配合された化粧品を使って改善していきましょう。昼はコンシーラーで隠しつつ、夜は美白化粧品でケアする…というサイクルができあがればベストです♪
黒クマ
黒クマは目の下の皮膚がたるんでしまってできるクマです。年齢を重ねるとともに黒クマはできやすくなります。黒クマはパール感のあるベージュコンシーラーを使って消していきましょう。光の反射でクマを飛ばすようなイメージです。涙袋メイクも黒クマ隠しにはおすすめ、ぜひチャレンジしてみてください。
小鼻の毛穴や赤み隠しのコンシーラー
悩み別アイテム、次にご紹介するのは小鼻周りの悩みに使うコンシーラーです。小鼻は毛穴が目立ちやすかったり、赤みが出やすい場所です。リキッドタイプのコンシーラーで、小鼻全体をカバーリングするイメージで悩みを隠していきましょう。
小鼻周りは凹凸が多いので、ブラシを使ってコンシーラーを塗っていくのがおすすめです。指で塗るとムラができてしまう可能性があるので、ぜひブラシを使いましょう。リキッドタイプのコンシーラーならブラシ仕様になっているので使いやすいはずです。
ヨレが心配な方は、コンシーラーを塗ったあとにパウダーで仕上げをしてもいいかもしれません。フェイスパウダーを乗せるとヨレずに化粧が一日持つのでおすすめです!
ニキビの種類によってアイテムを使い分けるべし!
ニキビやニキビ跡を隠したい女性も多いでしょう。コンシーラーを活用すればニキビをカバーできますが、ニキビの種類によって使うコンシーラーを変えるとよりきれいに仕上がります。
基本的にはカバー力の高いクリームタイプを使う
ニキビはリキッドタイプのコンシーラーではなかなか隠し切れない場合が多いので、カバー力のあるクリームタイプがおすすめです。クリームタイプよりもっと固いテクスチャーのコンシーラーを使ってもOK。
おすすすめの色味はグリーン系
先ほどコンシーラーにはイエロー・ライト・ダークのベージュがあると言いましたが、グリーンがベースになっているコンシーラーも存在します。ニキビ隠しにはこのグリーン系のコンシーラーが相性バッチリ!とくに赤みを伴っているニキビは、ベージュ系よりもグリーン系のコンシーラーを使うのがおすすめです。
白ニキビや盛り上がっているニキビにはダークベージュ
ニキビによっては盛り上がってしまっていたり白っぽくなっているものがあります。こういったタイプのニキビを隠すには、自分の肌の色よりも暗いカラーのコンシーラーを使うのがベスト。ダークベージュのコンシーラーをニキビの上にかぶせれば、ほとんど目立たなくなります。
薬用成分が入っているとベター
ニキビをコンシーラーで隠すことに重点を置きすぎてはいけません。やはりできてしまったニキビを完治させることが重要です。コンシーラーで隠しながらニキビを治す方法として、「薬用成分が含まれているコンシーラーを使う」というものがあります。
コンシーラーに含まれている薬用成分で、メイクしながらニキビを治療することができるのです。ニキビを悪化させないためにも、こうした特徴のアイテムをチョイスしていきましょう!
シミを隠せるコンシーラーの特徴は?
最後にシミを隠すためのコンシーラーについてご紹介していきましょう!どんなシミで悩んでいるかにもよりますが、シミカバーに向いているアイテムの特徴を挙げていきます。
広範囲ニキビにはリキッドタイプのコンシーラー
悩み別コンシーラーの選び方でいちばん需要が多いのは、「シミ隠し」ではないでしょうか。シミは年齢を重ねるごとに増えていき、とくに頬に広範囲でできてしまうことがあります。広い範囲のシミは、リキッドタイプのコンシーラーでカバーするのがおすすめです。
ピンポイントの濃いシミにはスティックタイプコンシーラー
スティックタイプコンシーラーは、クリームタイプよりもさらにテクスチャーが固くてカバー力のあるアイテムです。顔にピンポイントでできてしまった濃いシミは、スティックタイプで消すようにしてみてください。
スティックタイプでも消えないシミは、さらにカバー力のあるペンシルタイプでカバーしましょう。ただしペンシルタイプは浮きやすいので、スポンジを使って肌にきれいに馴染むようにしていってください。
口コミは当てにならない!?難しいコンシーラーの選び方
コンシーラーを買う前に口コミサイトで評判をチェックする方も多いでしょう。しかしどれだけ評判のいいアイテムでも、使ってみたら自分に合わなかった…ということがあります。やはり他人の意見よりも、悩み別コンシーラーの選び方を参考に自分が本当に求めているコンシーラーを買うべきなのです。
自身の肌の状態や抱えている肌トラブルなど、まずは明確にしていきましょう。そこからいちばんベストなコンシーラーを見つけ出すという作業を怠ってはいけません。数あるコンシーラーの中から、ベストなアイテムを選んでいきましょう!