顔のベタベタはオイリー肌
お肌には、普通肌、オイリー肌、乾燥肌、混合肌という4つの種類があり、顔がベタベタになってしまうのはオイリー肌です。オイリー肌は一番お肌のトラブルが多いですので改善したいです。皮脂というのははお肌のバリア機能としての役割があり、皮脂膜が皮膚を覆うことで刺激や乾燥からお肌を守っています。ですが、この皮脂が過剰に分泌されてしまうとオイリー肌でベタベタになってしまいます。オイリー肌になってしまう原因は様々ですので詳しく見ていきましょう。
オイリー肌のベタベタ顔の原因
オイリー肌の原因を一つずつ見ていきましょう。
生まれつきのオイリー肌
髪質やお肌の色が遺伝するのと同じように、オイリー肌も遺伝することがあります。なので、家族にもオイリー肌の方がいるようであれば遺伝でもとからオイリー肌の可能性があります。スキンケアの徹底や生活習慣の改善によってオイリー肌の症状を抑えられます。
食事
「肉類、揚げ物、スナック菓子などの脂質の多い食べ物」や「チョコやケーキ、ジュースなど砂糖が多い食べ物」などは皮脂を過剰分泌させる食べ物です。これらをとりすぎるとオイリー肌の原因になります。脂質の多い食べ物の中でもバターや肉類といった飽和脂肪酸を含むものは、毛穴を詰まりやすくさせるという特徴もあり、毛穴詰まりやニキビの原因にもなるので、オイリー肌で起きる肌トラブルを余計に悪化させることになります。
間違えているスキンケア
オイリー肌における間違ったスキンケアとは、皮脂を落としすぎることと、保湿が不十分だということです。オイリー肌は皮脂がたくさん分泌されているので、それをすべて取り除くのがいいと思われがちですが、皮脂の落としすぎは逆効果です。皮脂が少なくなりすぎると肌が足りないと判断し、皮脂を過剰に分泌しだすのです。また、オイリー肌は保湿が必要ないと思われて軽く済ませてしまう方が多いですが、保湿はしっかりと行わないといけません。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れでも、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。ストレスや生活習慣の乱れでホルモンバランスが乱れてしまうので生活習慣を見直しましょう。
オイリー肌のベタベタお顔の改善法
オイリー肌を改善するにはまず、バランスのよい食事が大事です。特にビタミンの摂取はにニキビなどを予防してくれるので積極的にとりましょう。睡眠も大切です。寝不足はホルモンバランスの乱れの原因になります。また、適度な運動も大切です。代謝アップやストレス発散効果があります。
オイリー肌のベタベタお顔のスキンケア
洗顔は多くても1日2回までにしたほうがいいです。ピーリングやスクラブといった角質ケアを頻繁にやっていたという場合はしばらくお休みするか、頻度を落としましょう。オイルクレンジングは濃いメイクも落とせる強いタイプなのでお肌に必要な皮脂まで落としてしまう傾向にあります。なので、オイリー肌の方は、ミルククレンジングやクリームクレンジングタイプがおすすめです。保湿は大切なので、セラミドやヒアルロン酸など、高保湿成分を配合した保湿アイテムがオススメです。保湿でオイリーになったと感じる場合は、油分の少ないものを選んだり、乳液は少なめにするといいです。
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オイリー肌に有効な成分
セラミド、ビタミンC誘導体、ヒアルロン酸、プラセンタ、アーティチョークエキス、グリチルリチン酸はとても有効です。特にビタミンC誘導体はオイリー肌にとてもオススメで、オイリー肌のお肌のトラブルを改善するのに有効な成分ばかりです。テカリを抑えてくれたり、ニキビを防いでくれます。化粧品を選ぶ際にはぜひ気にして選んでいただきたいです。
テカリを抑えるメイク術 下地編
下地は化粧崩れを防ぐためにも、ファンデーションのノリをよくするためにも必要です。オイリー肌の方にオススメの下地は油分の少ない皮脂を吸着することでお肌をサラサラにしてくれるものがいいです。下地を塗り始めるときは、スキンケアが終わってすぐにはしないようにしましょう。混ざってしまうと崩れの原因になります。
塗り方は、適量を出し 両頬、額、鼻、あごの5カ所に乗せます。顔の中心から外側に向かって、ムラにならないように丁寧に伸ばします。この時に、ポンポンとおさえるように伸ばしていくといいです。
テカリを抑えるメイク術 ベースメイク編
オイリー肌の方にオススメなファンデーションはずばり、パウダータイプです。パウダーファンデーションは皮脂吸着しテカリを抑えてくれる効果があるからです。リキッドタイプなどは、元から油分が多く含まれているので、不向きということになります。パフを使う場合は、ファンデーションの表面をパフで2回ほど撫でるようにして取り、頬から付けていきます。塗る方向は内側から外側へ、擦らず滑るようにするのがポイントです。ブラシの場合は、頬にトントンとスタンプを押すような感覚でファンデーションを乗せていきます。
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テカリを抑えるメイク術 ポイントメイク編
アイシャドウは、まず瞼に専用のアイシャドウベースを塗ってからパウダータイプのアイシャドウを使うと崩れにくいです。アイライナーは皮脂に強いフィルムタイプのアイライナーがオイリー肌におすすめです。
メイク直しのポイント
メイク直しをするときはまず、皮脂をティッシュでふき取ってから直すのが一番のポイントです。これをしないとどろどろのお顔の上から何を重ねてもどろどろにしかなりません。また、スプレータイプの化粧品などで保湿をしてからパウダーで直すと綺麗になります。この時にパフよりもブラシのほうが効果的です。
まとめ
オイリー肌の改善法やメイクのポイントはいかがでしたでしょうか？オイリー肌はしっかり原因がわかっていれば改善が出来ます。きっと、お肌のベタベタやテカリでお悩みの方は自分のオイリー肌の原因がしっかりと把握できていないために改善が出来ないんだと思います。まずはしっかりと原因を分かったうえで正しい改善に努めましょう。
