化粧水パックってどんなもの?

実は化粧水パックを正しいやり方ですると、普段の化粧水をつけるのとは違い、肌がとてもみずみずしく潤うのです。そんな、化粧水パックのやり方は意外と簡単で、化粧水をコットンに含ませて肌にパックをしていくものです。コットンパックとも言われ、化粧水が持っている肌に与える美容効果を最大にしてつかうパックなのです。
肌に感じる化粧水パックの効果

化粧水パックをすると、どんな効果が期待できるのでしょうか?パックでの化粧水の効果を高める方法や、化粧水パックをした時の効果をご紹介します。
化粧水パックの効果
①肌の浸透性を高めます。
化粧水パックを正しくすると、肌に化粧水の美容成分や水分が浸透し、パック後に使用する化粧品の浸透が高まります。化粧水を普通につけるよりも、肌に充分な水分を与え保湿出来るのです。
②乾燥肌の解消につながります。
化粧パックをした後、肌が潤い乾燥を解消します。化粧水が上手に使えていない場合も、化粧水パックをする事によって、乾燥した肌が解消する場合もあります。
③化粧映えがします。
化粧水パックをする事によって、肌に潤いが保たれて、化粧品の付き方が良くなります。今までファンデーションが肌に乗らない場合も解消します。
肌トラブル?化粧水パックが原因?

化粧水パックが間違っていたり、化粧水に含まれる成分が原因でも肌トラブルが起きます。
化粧水パックが間違っている時
★長時間の化粧水パックはNGです。
化粧水パックの時間が長ければ、効果が期待できるものではないです。長時間のパックは、肌を乾燥させてしまう原因です。時間は長くても5分までです。化粧水を長時間つけることによって、アレルギー反応として肌トラブルになる場合もあるので注意します。
★肌にニキビが出てきたり、ニキビが悪化します
肌質によっては化粧水パックをする事で、ニキビが現れたり悪化してしまいます。
化粧水パックに向いていない成分

★化粧水パックをする時に、アルコールやエタノールの配合は避けます。
化粧水にアルコールやエタノールが含まれていると、揮発性があるので肌が潤うより乾燥してしまいます。
★化粧水の刺激の強い成分
化粧水に含まれる合成香料、着色料、PG(プロピレングリコール)、DPG(ジプロピレングリコール)が含まれると肌に刺激を与えてしまいトラブルの原因となります。
化粧水パックにおすすめの化粧水

化粧水パックにおすすめできる化粧水は、水溶性ビタミンC誘導体、低分子のコラーゲンやヒアルロン酸、分子量の最小なナールスゲンが含まれている化粧水がおすすめです。安い化粧水は保湿力の高い美容成分が無い場合があり期待できないです。
★化粧水の成分が低刺激のものを選びます。
★アルコールやエタノールが配合していない化粧水がお勧めです。
化粧水パック、準備するもの

化粧水パックをする時は、事前に準備しておくものがあります。洗顔をしてから化粧水パックをする時にスムーズに出来るように、化粧水パックに必要なものを紹介します。
化粧水パックの準備
★化粧水
自分の肌質に合った低刺激で、保湿成分がある化粧水を選びます。
★コットンOR市販のシートマスク
柔らかくなめらかな薄手のコットンを選びます。シートマスクを使用の場合は、アルコール、防腐剤を含んでいるものもあるので注意します。
★水(精製水)
衛生面と考えると精製水をお勧めします。精製水は弱酸性で、化粧水に含まれている水と同じで肌に合います。用意が無い場合は、水道水でも対応可能です。
正しい化粧水パックの方法

①正しい洗顔をします。
洗顔後に、すぐに化粧パックが出来ない場合は、肌に化粧水をつけておくと肌の乾燥を防いでくれます。
②化粧水パックをします。
コットンを使う場合には精製水を使用する場合と化粧水をコットンに直接しみこませる場合があります。
★精製水を使用
コットンに先に精製水を使用するので、化粧水の成分は少し薄まります。化粧水の成分を高めたい場合は、化粧水のみを使用したコットンがお勧めです。
①精製水を使用する時は、コットンに精製水を十分にしみこませます。そして、コットンをやさしく押さえて水分を絞り取ります。
②その後、コットンに化粧水を5~6滴程度しみこませ、コットンを数枚均等な厚さにして顔の各部分にパックをしていきます。
③パックをしてから3分後に化粧水パックを外していきます。長時間のパックをしても肌に水分は入り込みません。5分を目安にして終わりにしましょう。
④乳液や保湿クリームで保湿をします。
★化粧水のみ使用

精製水を使用しないと、化粧水の量は多く使う事になりますが化粧水の成分は薄まらないまま使えるので、パックの効果は高くなります
①コットンに化粧水をたっぷりしみこませます。
②化粧水をしみこませた後に、顔にパックをしていきます。
③パックをして、3分経過後に外していきます。
④乳液や保湿クリームで保湿します。
★シートマスクを使用

シートマスクはコットンと違い、美容成分や化粧水が最初からシートマスク染み込んでいます。その為、化粧水パックをする時はそのシートマスクの化粧水成分でパックをする事になります。色々な種類があり、自分の肌に合わせたシートマスクを選びます。
①正しい洗顔をします。
②化粧水をつけます。
③シートマスクをつけ、使用時間を守り使用します。
シートマスクには、美容成分がたっぷりと入っているので、使う頻度は週2回までがお勧めです。
④使用後、乳液やクリームで油分を肌に与えます。
シートマスクにお勧め

・お風呂上がりの肌の毛穴が開いている時に効果があります。
・シートマスクを温めてから使用します。
・シートマスクを使用中にラップを使うと効果があります。
シートマスクでNGな事

・長時間の使用はしないです。
・入浴中に使用しないです。
・毎日は使用しないです。
※コットンを使って化粧水パックをするのと違い、シートマスクを購入する時に、自分の肌に合った化粧水や美容液が含まれたシートマスクを購入する事がポイントになってきます。敏感肌の人は、刺激を感じやすいアルコールが含まれていないシートマスクを購入しましょう。その他、ニキビや肌荒れ等している時は、シートマスクは使用しない様にします。肌荒れの原因となります。
化粧水パックのペースはどのくらい?
化粧水パックのペースはどのくらいで行うのでしょうか?毎日やる人や手間が大変だから、やりたい時だけが良いなんて思う人もいますよね。化粧水パックは毎日すると効果は出るかもしれませんが、肌の状態を考えずに続けると肌トラブルの原因となります。必ず、肌の状態を見ながら少しずつ始めましょう。
★肌に負担がかからない程度に化粧水パックをするのをお勧めします。
化粧水パックのポイント

★長時間の化粧水パックは避けます。
長時間パックは、肌の水分を逆に奪ってしまいます。5分以上の化粧水パックは避けましょう。
★コットンやシートマスクで化粧水パックをします。
化粧水パックをする時は、コットンやシートマスクで化粧水パックをしましょう。
★敏感肌やインナードライ肌の人は、化粧水パックは向いてないです。
化粧水パックは全ての肌の人に合う訳ではないです。敏感肌やニキビが出来ていたり、アトピー体質の人も出来れば避けましょう。
★化粧水にアルコール配合している場合は、パックに使用しません。
アルコール(エタノール)を配合した化粧水で、化粧水パックをすると乾燥肌の原因になります。アルコールが含まれない化粧水でのパックをお勧めします。
★化粧パックの後は、スキンケアをしましょう。
化粧パックをする事によって、その後にする化粧品アイテムの浸透を高めてくれる作用はありますが、化粧水パックだけでは保湿は十分にいない為、その次に使う美容液や乳液などの保湿成分がふくむ化粧品を使って肌の潤いを保ちましょう。
まとめ

化粧水パックをする事によって、肌が潤いとてもみずみずしくなるはずです。正しい化粧水パックをして、化粧水の効果を最大限に引き出して自分の肌を輝かせましょう。毎日のお化粧も楽しくなるはずです。