化粧水の成分って?
基礎化粧品として化粧水を使っている方は多いと思いますが、化粧水の成分にまで着目した事はありますか?美白用・シワ対策・ニキビ用などと書いてある表示だけで購入してしまいやすいですが、それぞれに効果的な成分があるはずですよね。その成分に着目して選ぶ事によって、より良い成分でケアする事ができますね!このページではお悩み別に効果が期待できる成分をご紹介して行きたいと思います!では行って見ましょう!
化粧水の基本的な成分とは?
化粧水の基本的な成分としては精製水、基本成分、機能性成分、安定化成分などが配合されていて、商品にもよりますが約80%が水分なんです。「ほとんど水なの!?ショック!」なんて思ってしまいますが、重要なのは他の20%の部分でもあります。
ちなみによく手作り化粧水と言われている化粧水のほとんどが、精製水とグリセリン(基本成分として最もポピュラーな物)のみで作る事が多いのです。市販の物はそれにプラスで機能性成分や安定化成分などを配合して、化粧水に美白やニキビなどの有効成分を付随している事が多いのです。
化粧水の成分「美白に効果が期待できる成分とは?」
ではまずは美白に効果が期待できるとされている成分とはどんな成分なのかから見て行きましょう!毎日紫外線は降り注いで来ていて、どうしてもお肌に当たってしまうとダメージを受けてしまう美白の大敵である紫外線から逃れる事はなかなかできません。その美白対策としての成分は何があるのでしょうか?
アルブチン
アルブチン (arbutin) はコケモモや梨、ウワウルシなどの植物に含まれている天然型フェノール性配糖体である。 メラニン合成に関わるチロシナーゼに直接作用し、メラニンの合成を阻害するため、美白効果があるとして、化粧品などに使用されている。
プラセンタ
きめ・毛穴・発赤部分において改善効果を認める報告もあり、皮膚炎症の改善効果やメラニンの生成抑制効果、ターンオーバーの促進効果の可能性があることが示唆されている[12]。スーパーオキサイドを低減し、しわの原因となるコラーゲン分子の光老化架橋形成を抑制する効果もあり有望な抗老化素材とする発表もある[13]。
トラネキサム酸
市販の一般用医薬品にも配合される商品がある。美白効果もあるとされ、外用薬としてシミなどの治療に用いられる化粧品にはトラネキサム酸が配合されている商品が存在する。
などの上記の成分が主な成分となります。他にもカモミラETやビタミンC誘導体なども美白に対して効果が期待できると言われています。美白系のタイプは総じてお肌の奥まで届きやすい傾向にあるため、敏感肌の方などは反応しやすいと言う点もあります。気をつけて下さいね!
美白用化粧水の症状別のオススメ成分は?
日焼けをしてしまったら・・・
ビタミンC誘導体や4-MSKなどが配合されている物は、素早くアプローチする事ができます。ついレジャーなどで急に日焼けをしてしまった時などに良いでしょう。
肝斑には・・・
トラネキサム酸が有効と言われています。しつこい肝斑にはトラネキサム酸の配合された美白系の化粧品で揃えて行くのが良いでしょう。
化粧水の成分「シワ対策に効果が期待できる成分とは?」
では次にシワ対策として効果が期待できるとされている成分にはどんな物があるのでしょうか?シワの原因には加齢もありますが乾燥も大きな一因となるので、保湿成分も対策に含まれて来ます。一般的にはエイジングケアとよく言われていますが、どのような成分がシワ対策として良いのでしょうか?
アスタキサンチン
アスタキサンチンは高い抗酸化作用を持ち、紫外線や脂質過酸化反応から生体を防御する因子として働いていると考えられる。また、アスタキサンチンは光障害から目を保護すると言われている。その為、アスタキサンチンを配合したサプリメントや健康食品、スキンケア用品(基礎化粧品)なども発売されている。
リコペン(リコピン)
ダイエット効果があるのではと考えられており、リコペンを多く含んだサプリメントが売られている。また美白効果や肌がきれいになる等と言われている[1]。
FGF
FGFは広範囲な細胞や組織の増殖や分化の過程において重要な役割を果たしている。
他にも抗シワ成分としてアルジルリン、保湿成分としてはヒアルロン酸やセラミド、抗酸化作用としてはビタミンCやナイアシンが有効と言われています。シワの原因には複合的な物も含まれるので全てのトラブルに共通しやすい保湿もふくまれていますね。
化粧水のパワーを引き出すシワ対策
シワの奥にまで・・・
化粧水をつける時には、手のひらに適量出した後に人肌に温めてからお顔へつけて行きます。そしてシワの奥までしっかりと浸透できるようにして行きます。パパッとつけてしまうと、シワの奥まで届かない可能性があるので、シワの間までしっかり届けて行きます。そしてハンドプレスでより奥まで浸透させるようにして行きます。
化粧水の成分「ニキビに効果が期待できる成分とは?」
では最後にニキビに効果が期待できると言われている成分とはどんな物があるのでしょうか?ニキビも原因は一つとは言い切れず、ストレスや食生活、もしくは触ってしまっていたりなどなど挙げたらキリがありませんが、化粧水だけを行なってもケアしているとは言い切れない部分もあります。
ビタミンC誘導体
APは、ニキビ跡の赤みや色素沈着、窪み、皮脂分泌の抑制、コラーゲンの生成の促進など効果が報告されている[1]。
APとはビタミンC誘導体の種類、リン酸ビタミンC(AP) を差します。
グリチルリチン酸ジカリウム
漢方薬のカンゾウに含まれる。 医薬品としては慢性肝炎、抗アレルギー薬、風邪薬などに使われ、それ以外では化粧品、石鹸、シャンプー、育毛剤などに配合される。
ハイドロキノン
医薬部外品としてのヒドロキノン(皮膚薬の場合はハイドロキノンと呼ばれることのほうが多い)は、その強力な漂白作用を利用したもので、美白剤として皮膚科などで処方されるほか、薬局などでヒドロキノン配合の軟膏・クリーム等が市販されている。
ニキビの場合は、ニキビ本体にもそうですがニキビ跡に対しての美白系の物も含まれていますね。他にもパントテン酸や保湿目的の為にヒアルロン酸なども有効ですね。特に大人ニキビは治すのが大変と言われていますね。化粧水からもしっかりアプローチして行きたいところです。
化粧水のパワーを引き出すニキビ対策
洗顔
ニキビの基本的な原因には毛穴の詰まりがあります。その毛穴を詰まらせない為に洗顔がかなり重要になって来ます。洗顔がうまくできていないと、お顔を清潔に保てませんし毛穴の汚れもしっかり落ちてはくれません。ぜひ洗顔を見直してみるのも対策の一つと言えます。以前に正しい洗顔についての記事も書いていますので、併せて読んでみて下さいね!
紫外線
意外にも紫外線もニキビの原因となりやすいのです。紫外線がお肌に当たるとお肌を乾燥させてしまいますし、バリア機能を弱めてしまうと言う良くない効果があるんです。スキンケアも重要ですが、繰り返すニキビに紫外線のケアができていないと言う場合も考えられます。ぜひ紫外線ケアにも注意してみて下さい!
まとめ
いかがでしたか?お悩み別に化粧水の効果が期待できる成分などについてご紹介させて頂きました。たくさんの種類がある化粧水ですが、何と無くのパッケージの雰囲気などで選んでしまっては、勿体無いかも知れません。ぜひ効果的な成分とはどんな物なのかをチェックしてから選ぶと、また違った味方の選び方ができますよね。参考にしてみて下さい!関連記事も発見しましたので、ぜひ併せてチェックしてみて下さいね!