自宅で簡単にできる歯のホワイトニングは美容の最先端
ここ最近、歯のホワイトニングに対しての意識はかなり高くなりつつあります。
美容エステサロンなどでも歯のホワイトニングを行うサロンも年々増え続けています。
以前にくらべ、歯を白く美しくしたいというニーズが増えていることが考えられます。
何故、ホワイトニングがこんなにも広まったのでしょうか？
私たちは知らず知らずのうちにテレビ等で憧れの芸能人などの白い美しい歯を見る事で、綺麗な歯に対する美意識が高まっていったのかもしれません。
ホワイトニングの機械が歯医者やサロンで見かけるようになり、自宅でもホワイトニングは手軽に出来る時代になったことも理由のひとつと言えるでしょう。
歯の着色汚れについて
歯の着色汚れとはいったい何が原因なのでしょうか？
私たちは普段から食べ物や飲み物を口にいれています。その食べ物や飲み物の中には着色の原因となる成分が多く含まれているものがあり、食べたり飲んだりしているうちに自然と着色してしまうのです。
歯の着色汚れの原因「タール」
食べ物や飲み物以外ではタバコのヤニも着色汚れの原因になります。タバコを１日何箱も吸うヘビースモーカーの方の歯は、ヤニで茶色になっていることも多いです。
ヤニはタールと呼ばれる黒褐色の粘質性のある非常に着色しやすい物質で、普通の歯磨きではなかなか落としきる事はできません。
歯の着色汚れの原因「タンニン」
歯の着色汚れの原因の中でも、一番身近なものとしてあげられるのはお茶等に含まれる「タンニン」です。
タンニンとはお茶に含まれるポリフェノールやカテキンが酸化したもので、抗菌作用や抗酸化作用があり、身体に良いことで知られています。ですが、口の中で唾液中の金属イオンと結合し、歯面を覆うペリクル層に付着し残留することで黄ばみやステインの要因になります。
コーヒー、ジャスミン茶、紅茶、煎茶、ウーロン茶、番茶、抹茶、ほうじ茶の順にタンニンの含有量が多く含まれています。
自宅で出来るホワイトニングの方法
着色汚れはだんだんと濃くなります。
タンニンを多く含んだものを好む方やタバコを吸われる方は特に注意が必要です。
手遅れにならないうちに自宅で出来るホワイトニングでキレイな白い歯を手に入れてください。
自宅で出来るホワイトニングにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここではいくつかの自宅で出来るセルフホワイトニングの方法について、ご紹介します。
安価なものから本格的なものまで様々な方法があります。
①ホワイトニング歯磨き
自宅でお手軽に出来るものとしてホワイトニング歯磨きがあります。
歯磨き粉の中にホワイトニング成分が含まれており、時間はかかりますが、使用していくうちに少しづつ白くしていくことができます。
ホワイトニング歯磨きの正しいやり方
自宅で手軽に出来るホワイトニング歯磨きの正しいやり方と注意点について調べてみましたのでご紹介します。
STEP1 【 市販の歯磨き粉で黄ばみのみを落とす 】 まずは市販の歯磨き粉で黄ばみが気になる部分、着色がひどい部分を磨きます。 こうすることで、ホワイトニング歯磨き粉の成分がより歯に浸透しやすくなります。 ただし、ゴシゴシ磨くと歯の表面が傷ついてしまうため、優しく着色を落とすように磨いてください。 着色を落とせたら、歯磨き粉が残らないようにしっかりゆすいで洗い流しましょう。
STEP2 【 ホワイトニング歯磨き粉で全体を磨く 】 次にホワイトニング歯磨き粉を使用します。 ホワイトニング効果にムラが出ないよう、歯全体を丁寧に磨きましょう。 右上（表裏）→右下（表裏）→正面上（表裏）…と順番を決めて磨くときれいに磨けます。 また、小さな円を描くように磨くことで、ツルツルの歯に磨きあげる効果が期待できます。 全体を丁寧に磨き終えた後は軽くゆすいで洗い流すだけでOKです。 有効成分を少し残しておく方が、成分がステインに付着して汚れを落とす効果が高まります。
次にホワイトニング歯磨きで磨きます。
STEP3 【 フッ素で再石灰化を促す 】 ホワイトニング後は歯のエナメル質が一時的に敏感になっており、刺激を受けやすい状態になっています。 フッ素の特徴は歯をコーティングするところです。 そのため敏感な歯を保護することができ、有効成分を閉じ込めることができます。 フッ素を歯ブラシに塗り、全体をコーティングするように磨くだけでOKです。 磨き終えた後はよくすすいで洗い流しましょう。
フッ素で仕上げます。
②水流洗浄の電動歯ブラシ
水流洗浄できる電動歯ブラシを使うやり方もおすすめです。洗浄効果が高く、歯の凹凸や歯茎の隙間なども綺麗に洗浄してくれます。そのため歯磨き粉は必要ありません。普段から使用していれば歯の着色もしにくくなります。
エアーフロスをした後に行うと歯と歯の間の食べかすや汚れも落とす事ができ、より隅々まで綺麗に洗浄できるようです。
③ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、歯医者さんに行き、ホワイトニング用のマウスピースを作製してもらい、薬剤をつけて装着することで、自宅でお手軽にホワイトニングするやり方になります。
自宅で出来るホームホワイトニングの正しいやり方
自宅で行う事が出来るホームホワイトニングは効果的な方法ですが、正しいやり方と注意点に気をつけて行う必要があります。
歯の表面に汚れがついていると白さにムラが出来るので、ホワイトニング前に歯磨きをして汚れを落とすことが大事です。この時にあまりゴシゴシし過ぎると歯茎を傷つけ知覚過敏を引き起こしてしまいますので「優しく丁寧に」を心がけましょう。
♦ホームホワイトニング前には歯磨きをする
薬剤を使った後は白くキレイになった反面、着色しやすい状態でもあります。1時間は飲食を控えてください。空腹の時間が長くなりますので食事はホワイトニングをする前に済ませておくのが理想です。
♦ホワイトニングの直後1時間は飲食NG
ホワイトニング中およそ2週間は濃い色の飲食物など着色しやすいものは控えるようにします。これが我慢できないとホワイトニングの効果を思ったほど得られません。例えば、カレーやオレンジジュース、コーヒーや紅茶やお茶、ブルーベリーのほかケチャップや醤油など調味料類にも制限がかかる場合があります。詳しくは歯医者さんによっても違いますので確認しましょう。
♦着色しやすい飲食物は摂取しないようにする
④歯の消しゴム
コンビニや薬局で手軽に手に入り、鏡で確認しながら自宅で簡単に歯のホワイトニングが出来る消しゴムがあります。価格も500円程度と手に入れやすい価格です。
シリコンゴムに研磨剤が配合されたペンシルタイプの消しゴムで、即効性があります。
ただし、こちらは使い方を間違うと、エナメルや歯茎を傷付けてしまう恐れがありますので、普段使いではなく、デート前やパーティのお呼ばれ時などの、ここぞという時のみの使用をおすすめします。
このように、自宅でもできるホワイトニングのやり方にも様々なやり方があることがわかりました。
自宅で出来る歯のホワイトニングまとめ
自宅でも出来るホワイトニングの方法はいかがでしたか？ご自身に合った方法は見つかりましたでしょうか？
自宅で行うホワイトニングは正しいやり方で行う事が重要です。注意点に気を付けながら、正しい方法で輝く白い歯を手に入れてくださいね。
ホワイトニング歯磨きの前に、まずは普通の歯磨き粉で歯磨きをしましょう。