かんたんに旬顔になれる『プチプラハイライト』
みなさんは普段メイクをする時にハイライトを使っていますでしょうか?ハイライトと聞いて、「ハイライトって他のメイク道具と違って使い慣れないし、よく分からない」「別になくても困らない気がする」「派手になりすぎてしまいそうで避けていた」「外国人なら似合いそうだけど、違和感が出ちゃいそう」という印象で、なかなか取り入れるには勇気が出ないという方もいると思います。そんな方でも気軽に試せて、まるで女優さんのように立体的な小顔美人になれてしまう『プチプラハイライト』についてご紹介していきます。
『プチプラハイライト』とは
その名の通り、薬局やコンビニなどいろんなお店で安く気軽に購入できるハイライトの事を言います。安くても上手く使うことで顔にみずみずしいツヤを表現し、顔に陰影ができることでメリハリが生まれ、シミ・そばかす・クマ・団子鼻・ぼやっとした顔などなど、様々なコンプレックスを解消してくれたりもする優秀コスメ『プチプラハイライト』。今トレンドのツヤ感溢れるメイクに挑戦してみたい方はもちろん、メイクをしてもなんだかぼんやりした印象になってしまうといったお悩みをお持ちの方にも最適です!
『プチプラハイライト』の効果
ハイライトには単に≪ツヤとメリハリ≫を生むというだけでなく、そこから広がる様々な効果があります。まずは先ほどもご紹介したように最近トレンドとなっているシアー感のあるツヤ肌メイクができます。それによって血色が良く見え、顔全体の印象が明るくなります。また、陰影が生まれることで鼻が高く見えたり、顎がシャープに見えたり、立体感が生まれることで小顔に見える効果まであります。そして、低くてコンプレックスだった鼻を高くも見せられ、狭くて男性っぽく感じていたおでこを広く見せることで女性らしさを演出させたり、シミやそばかすをカバーしたり、コンプレックスに合わせて使うこともできるのです。
『プチプラハイライト』の種類
『プチプラハイライト』にはテクスチャーの種類と、色の種類があります。それぞれ特徴が異なり使い方なども多少違います。期待される効果も別物になったりするため、そういった個性を見極めて購入や使用をしていく必要があります。もちろん色々買って実際に試してみるのも良いですが、それだとコストも時間もかかりすぎてしまいますよね。どんな顔になりたいか、どんな効果を期待するのか、自分がどんなハイライトを求めているのか、簡単にすぐ選べるようご紹介をしていきます。
『プチプラハイライト』クリームタイプ
クリームタイプのハイライトは、そのまま付けるのではなく一度指や手の甲に適量取ってから、とんとんと指で優しく叩くように乗せていきます。肌なじみがしやすく、細かい修正がしやすいというメリットがありますが、水分量が多いためよれやすく、ムラなく塗るなどの使い方が難しいハイライトです。
『プチプラハイライト』パウダータイプ
パウダータイプのハイライトはブラシを使い肌に乗せていきます。あまり主張させたくない、ふんわり自然なツヤとさり気ないメリハリ感を出したい時に大きめのブラシでさっと乗せるのがオススメです。逆に、ツヤとメリハリ感をはっきりさせたい時は、小さめのブラシを使ってくるくると肌を磨くように塗るとツヤが生まれメリハリをつけることができます。ブラシのためムラができにくく初心者でも簡単に塗って使えることができる上に、ベースメイクがよれにくくなって長持ちするというメリットもあります。
『プチプラハイライト』スティックタイプ
スティックタイプのハイライトはそのまま付けるのではなく、一度指や手の甲に取ってから指で優しく乗せていきます。そのまま付ける方法も出来ることは出来るのですが、量が多く付きすぎてしまうことでベースメイクがよれてしまいがちです。初心者は特に、面倒くさがらず一度指や手の甲に移してから使う使い方にしましょう。手が汚れてしまうデメリットはもちろんありますが、ブラシが必要ないため化粧直しや持ち歩きなど携帯するのにはとても便利です。
『プチプラハイライト』リキッドタイプ
リキッドタイプのハイライトは乗せたい所に点置きしてから、とんとんと指で優しく叩くようになじませていきます。ムラや付けすぎが心配な場合は、クリームタイプやスティックタイプのように一度指や手の甲に取ってから乗せていくと扱いやすいです。リキッドタイプは粒子そのものが細かいため、ラメが目立つというよりはツヤ感が出て自然な仕上がりになりやすいです。また、液体のためハイライトの中では一番肌になじみやすく、保湿にもなって肌が乾燥しにくいという意外なメリットもあります。
『プチプラハイライト』単色
その名の通り単色、つまりリキッドやクリームタイプなどをはじめとした1色で作られたハイライトのことです。ポイントとして使う際に使いやすく、幅が狭い部分にハイライトを入れる時に色ムラにならないというメリットがあります。また、値段も単色だと安いため、中高生のお財布にも優しいという良さもあります。
『プチプラハイライト』多色
その名の通り多色、つまり何色かをMIXして作られたハイライトのことです。単色と比べ、ブラシの上で絶妙な色合いが出せるという特徴があるため、肌を立体的に見せることを得意としています。また、肌なじみが良く全体的に使いやすいですし、パレットの見た目も美しいため、最近いろんなメーカーから多色タイプが発売されています。
オススメの『プチプラハイライト』
これでハイライトの特徴を理解し、自分の求めるハイライトの選び方をマスターできたかと思いますが、具体的にどこのメーカーからどんなハイライトが販売されているのかご存知でしょうか?しっかりメリハリが作れるのに学生でも購入しやすい、1000円程度で買える『プチプラハイライト』をピックアップしていきましょう。
キャンメイクのグロウフルールハイライター
キャンメイク グロウフルールハイライター 01 プラネットライト 6.3g
価格
¥ 864
大人気チークからハイライターシリーズとして登場したこのハイライトは、いろんな色が混ざっているので白浮きせずに自然な透明感とツヤが出せます。星屑を集めたようなブルーパール入りで、プラネットライトという名前も可愛いですよね。
無印良品のハイライトカラー
無印良品 ハイライトカラー・ホワイト 3.5g 日本製
価格
¥ 1,050
パールの粒子が肌にツヤとメリハリを生むことで立体感を与え、明るい表情に仕上げます。無香料・無鉱物油のため、敏感肌の方でも安心です。無印良品の店舗は色んなところにあるため、買いに行く手間も少なくてチャレンジしやすいですよね。
セザンヌのフェースコントロールカラー
セザンヌ フェース コントロールカラー 1
価格
¥ 432
500円以内で買えるという驚きの安さです!真っ白でも薄付きなので上品かつ自然に仕上げてくれます。薄付きな分調整もしやすいため、TPOにも合わせやすくてコスパが高いです。お小遣いの少ない中高生や、「ハイライトに挑戦してみたいけど使うか分からないし、あまり高い物は買えない」という人にもぜひ使ってみて欲しいハイライトです。
パルガントンのタカハナパウダー
パルガントン タカハナパウダー 2g
価格
¥ 1,071
よくドン・キホーテや薬局で見かけるパルガントンからもハイライトが出ています。乾燥しない、崩れない、くすまない、なのにこの発色と質感でこの値段なのはパルガントンならではと言っても過言ではありません!ハイライト超微粒子フェイスパウダーがツヤとメリハリを生み、お顔を立体的に魅せてくれます。
セザンヌのミックスカラーチークハイライト
セザンヌ ミックスカラーチーク 10 ハイライト 7.5g
価格
¥ 734
パァッと内側から発光するような透明感の出るハイライトです。4色ありますがそれぞれ使っても、大きなブラシで混ぜながら使ってもOKという汎用性の高さ。白は肌色を選ばずにワントーン明るい肌にしてくれ、黄色はクマなどくすんだ影を飛ばして、自然な明るさにしてくれます。ピンクは肌に血色を与え健康的なお肌にするだけでなくチークをぼかすのにも効果的です。青は黄色同様にくすみをカバーし、透明感のあるお肌にしてくれる効果があります。
カネボウのメディアブライトアップパウダークリア
カネボウ メディア(media)ブライトアップパウダー 01クリア
価格
¥ 1,072
SPF15・PA+でUVケアもでき、いろんな色が混ざっているので白浮きせずにくすみのない明るい肌へ導いてくれるハイライトです。色のバリエーションはクリアと温かい色合いのウォームがあり、見た目もステンドグラスのように美しくて使うたびに気分が上がりますよね。
無印良品のハイライトカラーミックスタイプ
無印良品 ハイライトカラー ミックスタイプ・ラベンダー 3.5g 日本製
価格
¥ 1,211
単色のハイライトと同じく、パールの粒子が肌にツヤとメリハリを生むことで立体感を与え、明るい表情に仕上げます。ラベンダー色は肌に透明感を与えてくれる色として下地にも使われていますので、内側から発光するような透明感を出すことができます。
リンメルのイルミナイザーピュアベージュ
リンメル ハイライトクリーム イルミナイザー 001 ピュアベージュ (3g)
価格
¥ 1,296
軽いオイルと板状紛体配合で軽く滑らかに伸び広がりムラができにくい特徴があります。また、オイルの配合量を最小限に抑えているため、しっとりするのにべたつかない肌なじみの良さと、球状紛体が皮脂を吸収するため、落ちにくくよれにくいという万能さを持つハイライトです。色は溶け込むようになじむ自然なピュアベージュですが、生ツヤパールが配合していることで透明感と繊細な輝きをアップさせ、しっとり濡れたような質感を演出できるのです。無香料・アルコール(エチルアルコール)フリー、合成着色料フリー・パラベン(防腐剤)フリーで安心です。
『プチプラハイライト』を購入するコツ
ハイライトについて特徴別に理解し、自分が求めている物にピッタリのハイライトが見つかりつつあるかと思います。ですが、購入する際に注意していただきたいのはその色。普段からメイクをしてだいたいの量やぼかし方に慣れている人は好きな色を選んでも失敗は少ないですが、ハイライトに慣れるまではなるべく扱いやすいピンクやベージュといった色を選ぶことをオススメします。理由としては、白すぎると肌に馴染んでくれず白浮きしやすいため、メイク初心者は特に肌の色に近い色合いのハイライトを選ぶのがコツです。またラメの大きさや強さも不自然さを生みやすいため、日常使いしたい方やあまり慣れていない方はラメが控え目なハイライトを選ぶと調節しやすくてオススメです。
『プチプラハイライト』の入れるタイミング
ハイライトをどんなタイミングで入れるべきかご存知でしょうか?そのタイミングはハイライトのテクスチャーだけではなく、どんなファンデーションを使っているのかでも変わってきます。例えば【リキッドファンデーション・クリームタイプのハイライト】の組み合わせの場合には≪下地とリキッドファンデーションの後≫、【パウダーファンデーション・クリームタイプのハイライト】の組み合わせの場合には≪下地の後≫、パウダータイプのハイライトならどちらのファンデーションでも一番最後、というように"最も活かせるタイミング"で肌に乗せていく必要があるわけです。
『プチプラハイライト』の使い方
ハイライトの基本的な使い方は乗せ方以外、どのテクスチャーでも同じです。まず最初に手の甲で量を調節し、頬の一番高い所に入れていき、その際に黒目と目じりの間から真下に下した位置に入れるようにするとより自然でツヤ感も出ます。次に、おでこから鼻筋にかけてのTゾーンにハイライトを入れ、顎にも控えめに入れて終わりです。日本人の顔は凹凸が少ないため、外国人のような骨格をイメージして光の当たるところに入れると覚えておくと簡単です。
ワンランク上の『プチプラハイライト』の使い方
基本の入れ方を抑えたら、次は更にワンランク上のテクニックもマスターしちゃいましょう!この裏ワザを使えばコンプレックスが解消できるだけでなく、より女性らしく魅力的に魅せることも出来ちゃいます。どんな裏ワザがあるのか、顔のパーツごとに分けてご紹介していきます。
目元に
目元のシミやそばかすをはじめ、どんより暗く見えてしまいがちなクマをカバーしてくれる効果があります。また、ブラシを使って眉毛を逆立ててから眉の中にハイライトを入れると眉山が盛り上がったようなナチュラル眉になってくれます。逆に外国人のようなメイクが好きな方は、眉山のカーブの下に沿ってハイライトを入れるとメリハリが出て眉毛が映え、キリッとした立体感のある眉にすることもできます。
鼻に
鼻筋に乗せることで鼻が高く見える効果がありますが、ブラシよりも指で塗ってあげると更に鼻筋を高くスッと見せる効果があります。また、目と目の間、"鼻根"という出っ張った所を越すように真横にハイライトを入れると女性らしさが際立ち、小鼻のわきに入れれば赤みや影がカバーされます。
頬に
頬は先ほど説明したように通常ハイライトを入れる場所ですが、チークを入れる前にハイライトを入れることで肌の透明感とツヤ感が更にアップし、その後に入れるチークもより綺麗に仕上がるだけでなく落ちにくくもしてくれます。方法としては、ハイライトを入れたらチークを入れる前に軽く手のひらで密着させ、しっかりと馴染ませてあげるのがポイントです。
唇に
唇は意外かもしれませんが、ハイライトを入れることでセクシーに見せることができます。入れるポイントとしては、上唇のMを描いているラインの上。また、両側の口角の下側、唇に沿って少しへこんでいる箇所です(唇の真ん中、長さで言うと3分の1の範囲は避けること)。ハイライトを入れることでメリハリができ、ぷっくりと立体的になって、色っぽくてジューシーさのある唇に見せることができます。
ハイライトを使うときの注意点
これで選び方、使い方、その裏ワザについてマスターできましたね。ですがハイライトを入れる加減を間違ってしまうと、テカって見えたり白く浮いて不自然に見えたりすることがあり、そうなってしまうとハイライトを付けない方が綺麗だった、と苦手意識も持ってしまいます。あくまでも付けすぎてしまうことが無いように量を調節しながらぼかすようにハイライトを入れていくように注意しましょう。また、ハイライトだけではなく他のコスメに関しても言えることですが、低刺激の商品だとしても相性というものがあるためアレルギーや炎症を起こす場合も少なからずあります。使用してみてかゆみを感じたり、肌が荒れたり、何かしら異変を感じた場合には使用を控えるように気を付けましょう。
『プチプラハイライト』でメリハリのあるモテツヤ肌に
いかがでしたでしょうか?ハイライトは肌にツヤとメリハリを与えて立体的にしてくれるだけでなく、メリハリを作ることで陰影が生まれることによる小顔効果。更にシミ・そばかす・クマのカバーや、唇をセクシーに見せてくれたり顔を全体的に女性らしく印象付けるたりすることができます。手軽に挑戦しやすいプチプラのコスメからハイライトを上手く活かすメイク取り入れて、もっともっと自分の顔を大好きになっちゃいましょう!