紫外線が体に与える影響って？
紫外線は毎日私たちに降り注いでいます。その影響はどんなものなのでしょうか？
地表に届く紫外線にはUV-AとUV-Bがあります。UV-Aは紫外線量の95%程度を占めていて、残りの5%程度がUV-Bになります。
UV-Aは窓ガラスを通り抜けます
UV-Aは、浴びた量の20%~30%が肌の奥の真皮層にまで達すると言われていて、繊維芽細胞にダメージを与えます。繊維芽細胞は、ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチンやヒアルロン酸などを作り出す細胞ですので、ダメージを受ければその働きは落ちてしまいますね。結果として、お肌はハリを失い、シワやたるみといったお肌の老化現象を引き起こしてしまいます。
さらにUV-Aはメラニン色素の合成を増やしますので、シミが目立ってくる原因を作ってしまうのです。紫外線によるお肌のシミ、シワ、たるみは光老化と言われていて、肌の老化の80%は光老化が原因と言われています。
窓ガラスを通り抜けてしまうUV-Aは、太陽光の入る部屋では容赦なく入ってきます。雲も通り抜けますので、室内や曇りの日でも紫外線対策を行う方が良いでしょう。
UV-BはUV-Aの1,000倍も有害作用がある
降りそそぐ紫外線量のわずか5%程度のUV-Bですが、その有害作用はUV-Aの1,000倍もあると言われています。
UV-Bは、お肌の表面で吸収されますので、お肌の奥には入ってはいきません。ただし、とても強いエネルギーをもっていますので、お肌に炎症が起こる原因になってしまいます。
日焼け止めははとても大切
紫外線の影響はお肌にとっては大敵です。日焼け止めは、そんな紫外線がお肌に影響を与えないようにするための成分が入っているのです。
毎日の紫外線からしっかりとお肌を守るためには、日常的に日焼け止めを使用するようにしましょう。
ベビーパウダーってどんなもの？
それではベビーパウダーとはいったいどんなものなのでしょうか？
生まれたばかりの赤ちゃんのお肌はとてもデリケートなものです。常にオムツをしている赤ちゃんは、汗をかきやすく、すぐにかぶれやあせもが出来てしまいます。ベビーパウダーはそんな赤ちゃんのお肌を守るためのパウダーなのです。
ベビーパウダーは赤ちゃんのお肌をサラサラ・すべすべにしてくれます。赤ちゃんの体は私たちと違い、あちらこちらにむちむちしたくびれがありますね。そのくびれの汗をふき取るのはなかなか大変なことです。そこにベビーパウダーを使うことで、余分な水分を吸い取ることができるのです。
もう1つの役割は、赤ちゃんのお肌の摩擦を防ぐことです。ハイハイを始めた赤ちゃんなどは、盛んに手足を動かします。オムツのゴムの部分や、お洋服の袖口などが赤ちゃんのお肌に当たって摩擦を起こしてしまいます。汗をかいて水分があると摩擦はよけいに強くなってしまいますよね。ベビーパウダーはそんな摩擦から赤ちゃんのお肌を守っているのです。
ベビーパウダーは赤ちゃんのお肌のために作られたものですが、その役割や効果を見ると、大人の私たちにとってもメリットがありそうですね。
日焼け止めとベビーパウダーの相性は？
紫外線の影響を避けるためには、日焼け止めは欠かせません。ですが、日焼け止めを塗ると、なんだかベトベトしたりお肌がてかったりしますよね。
そんなお肌ではメイクも崩れやすかったりします。お肌をサラサラにしてくれるベビーパウダーは、そんなてかり肌の救世主かもしれません。
ベビーパウダーで日焼け止めのベタつきが消えた
それでは、どのタイミングでどのようにベビーパウダーを使うのでしょうか？
まずは日焼け止めを塗ります。次に化粧下地、ファンデーションなど、いつものベースメイクを行ってください。
最後にベビーパウダーを使いましょう。ポイントは、メイクの仕上げに使うおしろいとして使うイメージですね。
仕上げにベビーパウダーを使うと、お肌をサラッとした状態にしてくれますので、日焼け止めのいやなべたつきから解放してくれます。日常的に使う日焼け止めですから、快適な使用感は大切ですよね。
敏感肌の方で、普段からあまり濃いメイクはしないという方や、できるだけお肌に負担をかけたくない方は、日焼け止め+ベビーパウダーだけでメイクを仕上げてしまう方法もあります。カバー力はひかえ目になりますが、紫外線をカバーしつつ、素肌を活かしたとてもナチュラルなメイクになりますのでオススメです。
ベビーパウダーでてかり知らずのお肌に
ベビーパウダーを、フェイスパウダーやファンデーションの代わりとして使うことで、お顔のてかりを抑えてくれます。お肌をサラサラにするベビーパウダーは、皮脂にも吸着してくれるので、Tゾーンなどのてかりやすい部分に付けてあげると1日中、キレイなメイクをキープしてくれますよ。
毛穴が目立ちにくくなるメリットが
ファンデーションは毛穴をふさいで皮膚呼吸をしにくくさせてしまいます。ベビーパウダーはお肌に薄い膜をやさしくのせてあげたような仕上がりになります。お肌が息苦しくなく快適な状態でいることができるということですね。https://charmer-media.com/972
お肌の上の汗や皮脂がファンデーションと合わさって雑菌が繁殖してきます。それが黒ずみとなって目立ってきます。これが毛穴が目立つ理由です。毛穴が気になる方は、ファンデーションを少しお休みして、ベビーパウダーでベースメイクを仕上げる日を作ってあげてみてはいかがでしょうか。
メイク直しにも相性◎
ベビーパウダーにもいろいろな種類のものがあります。自宅用にはパウダータイプのもの、外出先にはプレストタイプのものを使ってみてはいかがでしょうか？お肌をサラサラにしてくれるベビーパウダーはメイク直しにも効果的なのです。気になるときに気になる部分にさっと1塗りしてみてください。朝のメイクがよみがえりますよ。
お肌にやさしくコスパが良い
ベビーパウダーの成分は、基本的にはタルクワセリンと言った成分でできています。タルクとは滑石という鉱物を粉末状にしたものです。これはミネラルの1種で天然成分と言えますね。
ワセリンは、原料の油を高純度に精製して作られた皮膚を保護する成分です。
低刺激で保湿効果も高く、赤ちゃんに使えるベビーパウダーは、お肌にとてもやさしく安心して使える物になります。おまけにかなりコスパの良い商品ですので、長く使い続けていきやすいものでもありますね。
日焼け止めとベビーパウダーで時短メイク
ベビーパウダーを使うことで、ファンデーションを省略できるのは、忙しい方には最適ですね。また、休日などに、ちょっと近くにお買い物、なんて時にも日焼け止めとベビーパウダーで十分にきれいに仕上がるんですよ。
メイクするのが億劫で、出かけるのをためらってしまうときってありませんか？そんなときに日焼け止めとベビーパウダーで時短メイクをしてみませんか？
その他のベビーパウダー活用法
その他にもベビーパウダーにはさまざまな活用法があります。
洗顔料に混ぜてふわふわ、毛穴のつまり解消
いつもの洗顔料にスプーン1杯のベビーパウダーを混ぜてみてください。とてもふわふわの泡ができあがったら、やさしくお肌にのせやさしく洗い上げてください。
ベビーパウダーのタルクやコーンスターチが毛穴の汚れを吸着してくれます。スクラブが配合されたものも効果的なのですが、日焼けをした肌や敏感肌の方は少し刺激が強すぎますね。毛穴を引き締めつつ、お肌を突っ張らせないベビーパウダー洗顔は、すべてのお肌の方におすすめの洗顔方法です。
サンダルなどの靴擦れ防止に
新しい靴は靴擦れを起こしやすいものですね。靴と足の摩擦が起こりそうな部分にベビーパウダーをはたいてみてください摩擦が軽減されて、靴擦れが起こりにくくなりますよ。
ベビーパウダーを使うときの注意点
いろいろな使い方があるベビーパウダーですが、1点だけ注意点があります。それは濡れたお肌にのせないことです。ベビーパウダーは水分を吸着しますので、濡れたお肌の上ではダマになってしまいます。タオルやティッシュ、油取り紙などで、水分や油分をしっかり取り除いた後に使ってくださいね。
まとめ
いかがですか？ベビーパウダーの魅力を分かっていただけましたでしょうか？お肌に大切な日焼け止めを快適に使うためにも、すぐにでもベビーパウダーを活用してみてくださいね。日焼け止めとの相性は抜群なのでぜひおためしあれ！
