目元のたるみの原因
目元がたるんでしまう原因は、様々なことが考えられますがここでは最も可能性の大きい3つの原因について紹介します。目元がたるんでしまう原因は、主に「エイジング」、「目の下の脂肪の蓄積」、そして「瞬きの減少」が多いのです。
①エイジング
ヒトは年を重ねるごとに目元の筋肉が低下してしまいます。それによって周囲の皮膚がハリを失いたるんでしまいます。また、コラーゲンなどの成分生成も低下してしまうため、どんどんたるみが目立ってしまうのです。
②目の下の脂肪の蓄積
本来、ヒトの目の下には眼窩脂肪という脂肪が蓄えられているくぼみがありますが、これは年を重ねるごとに、だんだんと膨らんできます。そのため、皮膚がたるんでしまったように見え、さらに影によってくまができてしまうので、より老いた印象を与えてしまうのです。
③瞬きの減少
引用: www.risetokyo.jp/contents/archives/1319
ヒトは若い時は非常に頻繁に瞬きを行います。瞬きは目の周りの筋肉を収縮させることで、目を閉じているため筋力の維持にも繋がります。しかし、老化やスマホなどの見過ぎによって、瞬きの回数が減ってしまうと、当然筋肉はどんどんと衰えてしまい、周囲の皮膚はたるんでしまうのです。
目元のたるみにおすすめ!効果的なツボ押し
それでは、目元のたるみ改善に効果を発揮する目元のツボを紹介します。ツボ押しを行うことで、目元の周りに刺激を送り、ハリを取り戻した若々しい目元を目指すことができます。どれも非常に簡単なツボ押し方法ばかりなので、早速今日からでも実践してみましょう。
目元たるみのツボ①球後(きゅうご)
球後のツボは目尻の斜め下のくぼみに存在しているツボで、このツボを刺激することで特に目元下のたるみを解消する効果が期待できます。
ツボ押し方法
まず目頭を人さし指で軽く押さえ、目尻の球後のツボに向かって、目元の下のたるみを押しながらなぞります。球後のツボに到着したら、外に向かって押しながら弾きましょう。目尻に向かってたるみを流すときは、力をかけすぎないように注意しましょう。このサイクルを5回程度繰り返せば完了です。
目元たるみのツボ②承泣(しょうきゅう)
承泣のツボは、目の下の骨の真上に位置するツボで、これも刺激することで、目元下のたるんだ皮膚に効果があると言われています。承泣は、人さし指で、痛くない位の強さで、何度かツボをマッサージしてあげれば完了です。
目元たるみのツボ③魚腰(ぎょよう)
魚腰は眉毛のちょうど中央下に位置するツボで、特に上まぶたのたるみが気になる人におすすめです。ここを刺激することで、ぼってりとした印象のまぶたのたるみを解消する効果が期待できるのです。ここのツボも人さし指などで、強すぎない力でツボ押ししましょう。目に近い部分なので、丁寧に安全に行いましょうね。
目元たるみのツボ④瞳子りょう(どうしりょう)
瞳子りょうは、目尻から1cmほど横に出た部分に位置する場所にあり、ここは目尻周囲の小ジワを改善する効果、またまぶたのたるみを改善する効果に期待されています。また、目の疲れを癒す効果もあるため、眼精疲労などの時に押すこめかみ部分に当たります。つまりここを刺激することは、目元周囲のトラブルに幅広く効果が期待できるというわけなのです。
目元のたるみを解消!おすすめエクササイズ
目元のツボ押しを4つ紹介しましたが、今度は目元周囲の筋肉をトレーニングすることで目元のたるみを解消すえるエクササイズ方法をチェックしましょう。目元のエクササイズは、体の筋肉トレーニングとは異なり、非常に短時間で、しかもどこにいてもスペースを取らず簡単に行うことができるので、ぜひ習慣に取り入れてみましょう。
エクササイズ①目元下のたるみを撃退エクササイズ
まずは、目元の下のたるんだ筋肉をしっかり引き締め、ハリのある目元にするエクササイズを紹介します。
やり方
まず口を「オ」の形にしてしっかりほうれい線が伸びているのを確認します。その状態をキープしたまま、今度は目線だけを上に上げ、目の下がしっかり伸びているのを感じましょう。さらにここから下まぶたに意識をして、ゆっくりまぶたを持ち上げ薄目を作ります。薄目になったらその状態を5秒間キープ。終了したらゆっくりと元の位置に戻していきましょう。
ポイント
ポイントは、目の下の筋肉を意識すること。慣れてくると簡単に行えるので、毎日のたるみの解消、予防として役立てましょう。
エクササイズ②目元まぶたのたるみを解消エクササイズ
次のエクササイズでは、特にまぶたがたるんで重たいイメージ、と感じる人にぜひ試して欲しいエクササイズです。まぶたの筋肉を動かして、トレーニングすることで、すっきりと引き締まった目元に近づくことができますよ。
やり方
まず、両手の手をおでこに乗せ、額が動かないように抑えます。その状態のまま、目だけを右へ5秒かけて動かし、今度は5秒かけて左へ動かします。ゆっくりかけて行うことと、目意外は動かさないようにすることに注意しましょう。まぶたのたるみの解消に特に効果的ですが、目元周囲の筋肉にもアプローチしてくれるので、皮膚のたるみが気になっている人も習慣に取り入れてみましょう。
エクササイズ③目元周り全体をスッキリさせるエクササイズ
3つ目のエクササイズでは、目元周りの眼輪筋に効果的に効くので、目元下、目尻、またまぶたのたるみと、全体的に気になっている人におすすめのエクササイズです。朝起きた時と、寝る前に行うだけでも効果が実感できますよ。
やり方
まず目を軽く閉じ、そのままさらにぎゅーっと目をゆっくり閉じます。その状態で5秒間キープしたら、ゆっくり目の力を抜いていき、今度は眉を引き上げるようにして、パッと目を開きます。そのまま5秒間キープしたら元の位置にゆっくり戻しましょう。
エクササイズ④目元の下のたるみをスッキリさせるエクササイズ
エクササイズの1つ目で紹介したものに似ていますが、これも目元の下のたるみを撃退するのに効果的なエクササイズです。顔を大きく動かさなくても行えるものなので、1つ目のエクササイズより色んな場面で行い易いでしょう。
やり方
まず人差し指を眉の上に置いて、額が動かないように抑えます。その状態で眉をゆっくりと上に上げましょう。その時、眉の上に乗せた人差し指で、、眉を下に抑えるようにしてストレスをかけます。上まぶたを上がるところまであげたら、そのまま5秒間キープしましょう。終わったらゆっくりと元の位置に戻して終了です。
目元のたるみにはマッサージも効果的!
ツボ押し、エクササイズと紹介しましたが、目元のマッサージにもトラブル解消にはおすすめです。マッサージはアイクリームなど、マッサージ機能のあるクリームを使い、摩擦力が生じないように優しく行いましょう。たるんだ皮膚にハリを持たせると同時に、目元の血行改善も行えるため、クマやくすみなどの改善にも効果が期待できますよ!
目元たるみを即効解消!効果的なツボ&エクササイズ・まとめ
今回は、目元にでてきたたるみをどうにか改善したい!という人におすすめのツボ押し、エクササイズを紹介しました。全てを一気に行うのは難しいと思うので、自分が出来そうなもの、目元のたるみの中でも特に気になっている部分のエクササイズなどがら初めて習慣に慣れていきましょう。もちろん、アイクリームなどと並行させることで、より早く効果が実感できますので、スキンケアも忘れずに行いましょうね。