ジェルネイルってどんなもの
ジェルネイルってよく聞きますが、どんなものかご存知でしょうか?
ジェルネイルは、「ジェル」と呼ばれる液体の樹脂を爪に塗り、UVライトやLEDライトをあてて固める(硬化)ことで仕上げるネイルのことを言います。
ジェルネイルは、発色が良く、ツヤ感があり、モチがいいのが特徴です。だいたい、2~3週間程度は、きれいなツヤと透明感が持続してくれます。
また、ご自身の爪が弱く、折れたり割れたりする方も、ジェルネイルを塗ることで、爪の強度がアップしますので、爪をのばすことが出来るようになりますよ。
ジェルネイルは、サロンに行かなくてもご自宅で楽しめるネイルです。ただし、やり方を間違ってしまったり、アフターケアをおろそかにしてしまうと、皮膚や爪を痛めてしまうことにもなってしまいます。
正しい、ご自宅でのジェルネイルのやり方をご紹介いたしますので、参考になさってください。
ジェルネイルに必要な道具
まずは、ご自宅でのジェルネイルに必要な道具をご紹介しましょう。
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¥ 3,200
必要な道具がそろった、こういうセットも販売されていますので、ひとつひとつの道具をそろえていくのが面倒な方にはおすすめですよ。
①LEDライト、またはUVライト
ジェルを硬化させるときに使用するライトです。
②メタルプッシャー
甘皮を押し上げるために使うものです。
③スポンジバッファー
サンディングをするときに使います。
④エメリーボード
自爪を削って形を整えていくときに使うものです。
⑤ウェットティッシュ
普通に市販されているウェットティッシュです。できれば厚めのものをご準備ください。
⑥キューティクルリムーバー
甘皮をやわらかくして、処理をしやすくするための液状のものです。
⑦エタノール
未硬化ジェルをふき取るときに使います。
⑧コットン
未硬化ジェルをふき取るときに、このコットンに含ませてふき取ります。
⑨ベースジェル
自爪に塗って、カラージェルをつきやすくする接着剤的な役割をするものです。その他にも、カラージェルの色素の沈着を防いでもくれます。
⑩カラージェル
色のついたジェルのことです。
⑪筆
ジェルを塗るときに使います。
⑫ウッドスティック
はみ出したジェルを取り除くときに使うスティックです。
【1】ジェルネイルのやり方|ファイリング
ファイリングとは何?
ファイリングとは、爪を削って、長さや、形を整えていくことを言いま。
爪の形には、だいたい5種類の形があります。
●ポイント
●オーバル
●ラウンド
●スクエアオフ
●スクエア
ポイントは爪の先端をとがらせた形で、スクエアになるにしたがって先端は平らになってきます。ご自身の爪の形や、なりたい形に合わせて④エメリーボードを使って整えていきます。
爪の先端をエメリーボードで削っていきます
エメリーボードを、爪のエッジに対して90度の角度であてて、1方向に動かして削っていきます。両方向に動かすと、二枚爪の原因になってしまいますので、必ず、1方向に動かすようにしてください。
エメリーボードで爪のサイドを削ります
サイドの爪は、エッジに対して45度の角度であてて削っていきます。このときも、エメリーボードは1方向に動かしてくださいね。
右サイド、左サイド、同じように整えていきます。
【2】ジェルネイルのやり方|甘皮を処理する
キューティクルリムーバーを塗る
甘皮の部分に⑥キューティクルリムーバーを塗ります。ルースキューティクルと言われる、甘皮の下にある不要な角質をふやけさせることで、甘皮を押し上げやすくするために使います。
メタルプッシャーで甘皮を押し上げます
甘皮を押し上げるために、②メタルプッシャーを使います。
メタルプッシャーは、爪の表面に対して45度の角度であてて、円を描くようにくるくると動かしながら甘皮を押し上げてください。この時に角度を付けすぎてしまうと、爪を傷めてしまいますので、45度を守ってくださいね。
【3】ジェルネイルのやり方|ガーゼクリーンをする
ガーゼクリーンとは、ガーゼを指に巻いて湿らせ、爪の表面と裏の汚れを落とすことです。
⑤ウェットティッシュを広げて、親指を包むように巻き付けます。その親指を使って甘皮を取り除いていきます。この時もくるくると円を描くように動かしながら取り除くのがポイントです。
【4】ジェルネイルのやり方|サンディングをする
サンディングとは?
ジェルと爪を密着させるために、自爪の表面の光沢を取る作業のことを言います。
③スポンジバッファーを使って、爪の表面をサンディングしていきます。この時も1方向に動かしてくださいね。爪のサイドはサンディングしにくい部分ですので、スポンジバッファーの角を使って行ってください。サンディングがしっかりできていないと、密着が悪くなってしまいますので、特に気を付けてくださいね。
※現在は、削らなくても密着するタイプのジェルも販売されています。その場合は、サンディングの工程を外してください。
【5】ジェルネイルのやり方|ベースジェルを塗る
それでは、いよいよジェルを塗っていきましょう。
爪の真ん中から、⑨ベースジェルを塗っていきます。爪に対して角度が付きすぎてしまうと、筆圧がかかりやすく、ムラになってしまいますので、爪と平行にし、やさしく引いて塗ってください。
爪の両サイド、先端のエッジの部分も忘れずに塗ってください。
【6】ジェルネイルのやり方|LEDライトでベースジェルを硬化させる
ベースジェルを①LEDライトで仮硬化させていきます。ライトを当てる時間は、ジェルによって変わってきますので、ジェルに記載されている時間を確認してください。
【7】ジェルネイルのやり方|カラージェルを塗る
ベースジェルの仮硬化が完了しましたら、⑩カラージェルを塗っていきます。
塗り方は、ベースジェルと同じです。ポイントは筆先の3分の1くらいの量をとることです。多すぎたり、少なすぎるとムラになったりしますのでお気を付けください。
【8】ジェルネイルのやり方|LEDライトでカラージェルを硬化させる
カラージェルを塗り終わったら、仮硬化させます。ここでもジェルに記載されている時間を確認して仮硬化させてください。
【9】ジェルネイルのやり方|カラージェルをもう1度塗る
普通のマニキュアを塗るときもそうなのですが、1度塗りでは色味が薄かったり、発色が今一つだったりします。その場合は、もう1度カラージェルを塗ってください。
ジェルがはみ出してしまったときは、⑫ウッドスティックの先端を使って取り除きます。皮膚にジェルがついたままですと、ジェルが浮いてしまう原因となってしまい、ネイルのもちが悪くなります。丁寧に取り除いてくださいね。
【10】ジェルネイルのやり方|LEDライトで2度塗りのカラージェルを硬化させる
2度目に塗ったカラージェルを仮硬化させます。
【11】ジェルネイルのやり方|トップジェルを塗る
2度塗り目のカラージェルが硬化したら、次はトップジェルを塗ります。
塗り方は、ベースやカラージェルと同じです。
【12】ジェルネイルのやり方|LEDライトでトップジェルを硬化させる
トップジェルが塗り終わったら、完全硬化させます。時間はジェルに記載されているものを確認してくださいね。
【13】ジェルネイルのやり方|未硬化ジェルをふき取る
最後は、⑧コットンに⑦エタノールを含ませて、真ん中やサイド、エッジの部分の未硬化ジェルをふき取っていきます。1回のふき取りにコットンの1面を使うようにしてください。同じ面を何度も使わないのがポイントです。
エタノール以外でも、専用のジェルふき取りクリーナーをお使いになっても大丈夫です。
【14】ジェルネイルのやり方|形をととのえて完成
最後は、④エメリーボードを使って少し形を整えます。これで完成です。
ジェルネイルオフの方法
ジェルネイルをオフするときは、ジェルリムーバーやアセトンを使ってオフしてください。ソフトジェルの場合は、こちらで簡単にオフできます。
ハードジェルの場合は、ネイルを削りとることになりますので、自爪を痛めてしまうこともあります。ご自宅で行うには、ソフトジェルタイプのものを使う方が良いでしょう。
初心者におすすめジェルネイルデザイン
初心者の方におすすめなのが、単色使いのネイルにワンポイントをプラスするデザインです。5本すべてにデザインしなくても、1本の指だけにワンポイント、これならハードルが高くなくて、取り入れやすくおしゃれなデザインになりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ジェルネイルは思っていたほど難しくなさそうですね。
基本的な部分は、普通のマニキュアとだいたい同じですよね。ジェルを硬化させる部分だけがマニキュアと違うところです。それだけで、2~3週間も長持ちするジェルネイルは、専用の道具がいりますが、セットでも購入できるものですし、ぜひ、トライしてみたいものですね。