育毛シャンプーと普通のシャンプーとの違い
薄毛やくたっとした細毛になってくると普通のシャンプーじゃなくて育毛シャンプーに替えようかと検討してみるのではないでしょうか。このまま普通のシャンプーを使っていては頭皮や毛髪によくないのでは?と考えませんか。では、実際に市販の普通シャンプーと市販の育毛シャンプーは何が違うのでしょうか。
市販の普通のシャンプーの特徴
スーパーやドラッグストアで購入できる安価なシャンプーの多くは高級アルコール系の洗浄成分が使われています。この洗浄成分は皮脂や汚れを落とす洗浄力が高く、泡立ちも良いです。頭皮にトラブルがない場合は問題ないのですが、乾燥や敏感な頭皮になっている場合、この強い洗浄力は刺激が強すぎて頭皮トラブルの原因となってしまいます。最近では市販でお手頃に購入できるシャンプーでも毛髪や頭皮への刺激に配慮したアミノ酸系洗浄成分のシャンプーやノンシリコンシャンプーが増えてきています。
市販の育毛シャンプーの特徴
市販の育毛シャンプーは普通のシャンプーと比べると価格が2~3倍して高価なアイテムです。育毛シャンプーのほとんどはアミノ酸系の洗浄成分が使われています。このアミノ酸系洗浄成分は頭皮への刺激が一番少ない洗浄成分とされており、頭皮の汚れや余分な皮脂は落としても必要な皮脂は残すことができます。頭皮に肌トラブルを抱えている人は皮脂量のバランスが保てるシャンプーを使うのがベストです。育毛シャンプーは頭皮へ作用する有効成分を多く含んでおり、頭皮環境を正常に保つシャンプーです。
育毛と発毛の違い
育毛と発毛という似た言葉がありますが、ここで混乱してしまわないように簡単にご説明します。
育毛とは
育毛とは現在生えている毛髪を健康な状態に育てていくことです。現在生えている毛髪が短く細い毛髪ならば長くしっかりした毛髪にすることです。
発毛とは
発毛とはすでに毛髪が抜け落ちてしまった毛根部分の活性化をさせることで新たな毛髪を生やすことです。健康な状態の頭皮でしたら抜け落ちた後も新たな毛髪が生えてきますが、何らかの原因で毛根から毛が生えなくなってしまっています。ここに新たな毛髪が生えるように改善するのです。
引用: oogata-mizutomori.jp/soukichiryo.html
薄毛や細毛を改善するにはどうすればいい
薄毛や細毛の原因
薄毛や細毛の原因は次に挙げることが考えられます。
・遺伝
・ストレス
・栄養バランスが乱れた食事
・頭皮状態の悪化
・加齢
育毛シャンプーを使うということは原因のひとつとされている「頭皮状態の悪化」を正常な状態の頭皮に改善するということになります。次に頭皮状態を正常にするために使う育毛シャンプーの選び方ポイントを3つご紹介します。
育毛シャンプーの選び方 ポイント①
●アミノ酸系洗浄成分配合か
シャンプーの界面活性剤として使われるアミノ酸系洗浄成分は頭皮や毛髪への刺激が強すぎないのが特徴です。人の体の20%はアミノ酸からなるタンパク質からできているので同じアミノ酸系洗浄成分を使うことで刺激を軽減することができるのです。頭皮に必要な皮脂を残し洗えるので皮脂の落としすぎによる乾燥を防ぐことができます。
育毛シャンプーの選び方 ポイント②
●保湿がしっかりできるか
頭皮が保湿できていないと乾燥が原因となるフケやかゆみなどの肌トラブルを引き起こします。肌が乾燥すると紫外線やほこり・チリなどの外部刺激から守る肌バリア機能が弱ります。頭皮がダメージを受けやすくなり、ハリや弾力を失くし湿疹などの肌トラブルになってしまいます。また、保湿不足で頭皮に潤いが足りないと頭皮が硬くなり血行不良になります。そうなるとヘアサイクルが乱れて髪がしっかり育つ前に抜け落ちてしまうのです。頭皮を柔らかくしてヘアサイクルを正常にするには保湿がしっかりできることが重要です。
育毛シャンプーの選び方 ポイント③
●無添加か
シャンプーに使われる防腐剤や石油系界面活性剤などの添加物には肌質によってアレルギーや皮膚障害を起こすものがあります。頭皮や毛髪に負担をかけたくない育毛中には添加物の入っていない無添加のシャンプーを使うことをおすすめします。
さて、やっとですが本題の育毛シャンプーのおすすめをご紹介します!育毛シャンプーを選ぶ際のポイント3つとあわせて比較していきましょう。
市販品のおすすめ育毛シャンプー
haru 黒髪スカルプ・プロ商品情報
アミノ酸系洗浄成分を配合しており100%天然由来成分で作られています。さらにシリコンや合成ポリマーなどの化学成分が入っていない無添加の頭皮にやさしいシャンプーです。育毛に働く成分としては、育毛を促し抜け毛を防ぐ作用が期待されるキャピキシル成分が配合されています。さくら葉エキスやキュウリ果実エキス、海藻などの天然の保湿成分を22種も配合しており頭皮環境を健やかに整え、美髪にします。さらにオレンジやオリーブなどの天然の精油が入っているから傷みを補修しながら髪をコーティングしてくれます。リンスやコンディショナーが不要で使いやすいシャンプーです。
市販品のおすすめ育毛シャンプー
CU(チャップアップ) チャップアップシャンプー
頭皮や毛髪を綺麗に保つための植物系成分は22種類、セージ葉エキスやトウキンセンカエキスなどのオーガニック成分を10種類配合した育毛シャンプーです。洗浄成分は頭皮に負担がかからないアミノ酸系洗浄成分を5種類配合しています。余計なものが一切入っていない無添加・ノンシリコンタイプです。スカルプシャンプーでは常に人気上位のアイテムです。
市販品のおすすめ育毛シャンプー
CA101 薬用ブラックシャンプー
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41NrUAC2buL._AC_US200_.jpg
女性の薄毛・抜け毛と真剣に向き合って作られたヘアケアシャンプーです。ご家庭で抜け毛・薄毛・ボリュームのケアができ、美髪へ導いてくれます。ミネラルを含む海泥や天然成分の薬用炭が毛穴の余分な皮脂や汚れを取り除き、液体酵素が頭皮の古い角質を落とします。ホホバ油やブドウ葉エキスなどの36種類もの植物エキスが潤いを与え、頭皮を健やかに整えてくれます。アミノ酸系洗浄成分・ノンシリコンシャンプーです。
市販品のおすすめ育毛シャンプー
アンファー スカルプD ボーテ 薬用スカルプシャンプー ボリューム
女性ホルモンが頭皮や毛髪の健康に重要ということに着目して大豆イソフラボンの含有率が高いソイセラムを配合しています。スカルプDのナノ技術を採用し毛穴の1/2000サイズのDカプセルを角質層の奥まで届け、保湿成分を浸透させます。ボリュームアップケラチンが弱った毛髪の外側からケアすることで髪にボリュームをだしてくれます。
アミノ酸系洗浄成分・ノンシリコン・添加物は少なめのシャンプーです。
市販品のおすすめ育毛シャンプー
マイナチュレ マイナチュレ 無添加シャンプー
厳選されたアミノ酸系洗浄成分で頭皮・毛髪に優しく、皮脂を落としすぎず洗い上げます。泡立ちが良くたっぷりの泡で洗えるから頭皮全体をしっかり洗えます。保湿、毛髪保護、血行促進などに有効な28種類もの植物成分を配合し頭皮バランスを整えてくれます。ノンシリコン・無添加の育毛効果が期待できるシャンプーです。
市販品のおすすめ育毛シャンプー まとめ
薄毛や細毛に悩んでいる人は普段使っている普通のシャンプーから育毛シャンプーに替えることをおすすめします。頭皮や毛髪を正常のサイクルでバランスのとれた状態に戻すのは時間が必要ですが、毎日使うシャンプーだからこそ継続してケアすることができます。今回ご紹介した育毛シャンプーは頭皮・毛髪への有効成分や低刺激にこだわったおすすめの育毛シャンプーですので気になったら試してみてくださいね。