はじめに
マスクをしていると、頬などの肌荒れが気になる…というお悩みがある人は少なくないはず。風邪予防や花粉症対策にかかせないマスクは、なかなか外せないということもあると思います。今回は、マスクで肌荒れを起こしてしまう原因と、肌荒れした時の治し方、そして、肌荒れしないための対処法をまとめてご紹介します。まずは、マスクで肌荒れを起こしてしまう原因を確認していきましょう。
マスクが肌荒れを引き起こす!原因①マスクと肌の摩擦
マスクをつけると、頬や鼻からあご先まで…顔の大部分を覆うことになります。マスクと肌の間に摩擦が生まれ、特に頬の肌荒れの原因になってしまいます。特に、顔の大きさに合っていないマスクを使用していると、マスクがズレやすくなり頬が荒れます。頬など、マスクと肌が擦れやすくなるので、注意が必要です。
マスクが肌荒れを引き起こす!原因②マスクゴムによる皮膚の圧迫
マスクを外した時に、頬にゴムの跡がついていたという経験がある人は多いと思います。花粉やウイルス、埃などの侵入を防ぐために、マスクは顔にしっかりとフィットするようにできています。その分、ゴムの圧迫も強いので、頬に対する肌への刺激となっていることがあります。
マスクが肌荒れを引き起こす!原因③マスクの素材
マスクの主な素材に、「不織布」があります。洋服の素材でも、ウールなど化学繊維が苦手な人がいいますよね。同じ様に、マスクの素材が肌に合わず、肌荒れを起こしてしまうことがあります。肌荒れが気になる時は、肌に優しいガーゼタイプのマスクや、顔に接する部分がコットン素材になっているマスクなどを選ぶといいですよ!
マスクが肌荒れを引き起こす!原因④アレルギー
マスクには、抗菌剤が配合されているものがあります。細菌やカビを退治してくれるものですが、肌が敏感な人にとっては、アレルギーの原因となってしまうことがあります。
マスクが肌荒れを引き起こす!原因⑤マスク内の蒸れ
マスクの中は、高温多湿になっています。呼吸によって温度と湿度が上がり、常にムレが生じている状態です。さらに、クシャミや会話などでマスクに唾液が付着すると、雑菌がその温度と湿度によって繁殖して、ニキビができたり、ニキビの悪化に繋がってしまうことがあります。
マスクが肌荒れを引き起こす!原因⑥マスクを使いまわしている
同じ使い捨てマスクを2~3日使っている…ということはありませんか?使用したマスクには、雑菌や汗などが付着しています。それを使い続けることは、肌への刺激となって、肌荒れを引き起こしてしまうことがあります。マスクは、常に清潔なものを使うようにし、最低でも1日1回は取り替えるようにしましょう。
いかがでしたか?マスクで肌荒れを起こしてしまう原因をご紹介しました。次に、肌荒れを起こしてしまった時の治し方をご紹介します。
マスクで肌荒れを起こした時の治し方①スキンケアでしっかりと保湿する
肌荒れを起こしている肌は、いつも以上に敏感になっています。ダメージを受けやすい状態なので、普段使用しているスキンケアでは、痛みやヒリつきを感じてしまうことも…。そんな時は、低刺激処方のスキンケアアイテムに変えてみましょう。敏感肌にも使える肌に優しいものがおすすめです。
マスクで肌荒れを起こした時の治し方②メイクをお休みする
引用: https://lh3.googleusercontent.com/1BTgRzWeE5MobWIWt-MOmx79EIoG-xmBAWaTb4xMBOLqM-sJLjY9uCmdkngnrx9lgHee=s128
マスクで肌荒れを起こしてしまっている時は、肌が敏感になっています。ファンデーションはお休みして様子をみましょう。メイクをすると、メイク落としをしなければならなくなります。その時にクレンジング剤を使用しますよね。クレンジングは、肌への負担が大きいので、肌荒れを起こしている時は控えた方がよいでしょう。メイクが必要な場合は、アイメイクなどのポイントメイクにしたり、クレンジングが不要なミネラルファンデーションなどを使用しましょう。
マスクで肌荒れを起こした時の治し方③バランスのよい食事を心がける
引用: https://lh3.googleusercontent.com/xShiJmndgFjkAjdzDfsytglpvhz939iNumOc0H5FYRfnhBAzYjYUvmr4xp5cdwZLLd9wYw4=s114
バランスのよい食事は、肌を内側から元気にしてくれます!肌荒れに効果のある栄養を積極的に摂るように心がけましょう。例えば、肌荒れに効果があり、優れた抗酸化作用を持つ「ビタミンC」、肌や粘膜を健康な状態に保ってくれる「ビタミンB2」などです。
マスクで肌荒れを起こした時の治し方④医療機関を受診する
ご紹介した対策を試してみても、改善が見られなかったり、肌荒れがひどい場合などは、医療機関を受診しましょう。自己判断で合わない薬やスキンケアアイテムなどを使い続けることで、かえって逆効果…肌に負担をかけているという可能性もあります。
マスクで肌荒れを起こしてしまったら、なるべく肌に負担をかけないことが大切です!せっかく肌荒れが治っても、またマスクで肌荒れをしてしまったら…。そんなことにならないように、マスクで肌荒れをしない対処法をご紹介します。
マスクで肌荒れをしない対処法①こまめにマスクを交換する
マスク内のムレによる雑菌の繁殖を最小限に抑えるために、こまめにマスクを取り替えて清潔にしておくことが大切ですね。食事の時に、一時的にマスクを外すことがありますよね。この時も扱いには注意します。机の上やカバンの中など…雑菌が多くいます。雑菌が付着しないように、一時的に外したマスクは、丁寧に扱います。そして、マスクを捨てる時は、肌に触れていた面を内側に折りたたんで捨て、捨てた後は、手を洗いましょう。
マスクで肌荒れをしない対処法②自分に合ったサイズのマスクを選ぶ
マスクは、自分のサイズに合ったものを選びましょう。マスクが大きすぎると、マスクと肌に隙間ができてしまいます。マスクとしての役割を十分果たせなくなってしまうので×。反対に小さすぎるマスクは、肌との摩擦が大きくなってしまいます。自分に合ったサイズ選びが大切です。
マスクで肌荒れをしない対処法③マスクのゴム紐は太めのものを選ぶ
頬やゴムがかかる耳の部分が肌荒れする場合、やわらかく太めのマスクのゴム紐のものを選ぶとよいでしょう。
マスクで肌荒れをしない対処法④マスクの素材を変えてみる
不織布の使い捨てマスクで肌荒れを起こしている場合、その素材のポリエステルやレーヨンなどの化学繊維が肌に合っていないという可能性もあります。天然成分のマスクを選ぶと、肌に優しいので肌荒れしにくいですよ!ガーゼマスクを使用する時は、毎日洗って清潔にしましょう。マスクには雑菌が付着しているので、日をまたいで使うことは避けます。洗濯機でも洗えますが、手洗いがおすすめです。
マスクで肌荒れをしない対処法⑤マスクと肌の間にガーゼをはさむ
マスクの素材が合わないことで肌荒れを起こすことがあります。ガーゼを挟んで、マスクが肌に直接触れないようにします。ガーゼは、マスクと同じくらいの大きさのものを使用します。大きめのガーゼをカットして使用する時は、清潔なハサミを使いましょうね。ガーゼは吸水性に優れ、湿りやすいという特徴がありますので、こまめに取り替えましょう。
マスクで肌荒れをしない対処法⑥マスクの着用時間を短くする
マスクをしている時間が長いと、それだけ肌荒れのリスクは高くなります。1日中つけるのではなく、マスクを外す時間を作ってみましょう。マスクを外す機会ができれば、マスクを新しいものに交換するという機会にもなりますので、肌荒れの危険を回避できます。
マスクで肌荒れをしない対処法⑦スキンケアで保湿をしっかりとする
乾燥した肌にマスクを着用すると、摩擦によるダメージが大きくなってしまいます。肌を十分に保湿し、マスクを着用するようにしましょう。
おわりに
いかがでしたか?マスクは、風邪予防や花粉症対策だけではなく、肌の乾燥を防いだり、スッピンを隠したりと、なにかと使用する機会が多いですよね。ですが、使い方しだいでは、肌荒れを引き起こしてしまうことも…。マスクで肌荒れしないためにも、しっかり対策してくださいね!