のっぺり顔とは?
日本人の顔はどちらかというと、彫の深くないのっぺりとした顔が多いです。西洋人は、また、対照的に彫の深い顔が多いですが、日本人、中国人、韓国人、朝鮮人、モンゴル人にはのっぺりとした顔が多く存在しています。
のっぺり顔の目は一重で小さな目、眉はナチュラルな太眉、色白でキメの細かいモチモチの肌の美肌の人が多いです。そして、鼻は低めで全体の顔に凹凸が少なく、顔の部分、目・鼻・口・眉など小さめにできていて、どちらかというと癒し系の顔に見られます。
のっぺり顔に立体メイク
のっぺり顔を立体感のある顔に作りあげるには、ファンデーションは、マット系より艶のあるリキッドファンデーションを使う方が、立体感がでてきます。また、仕上げるときはパウダーを取ったとき、余分な粉を落として、サーと薄く全体にのせます。チークの入れ方は頬骨に沿って入れると、骨格が際立つのでメリハリがでます。
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頬骨に沿ってチークをのせていくと、頬の高さが強調されるため彫の深い顔に仕上がります。目頭から鼻筋にかけて、ノーズシャドウを入れ、フェイスラインにも影をつくります。そうすることで、目鼻立ちがはっきりします。Tゾーンや頬骨にかけてハイライトをプラスすると、高い部分がより高く見えるので立体的に見えます。
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基本の眉毛の描き方は、目頭の真上から描くのが基本ですが、立体感のある彫の深い顔を作りたいなら、やや基本の位置より内側に目頭を持ってくると良いです。目頭の間隔が短くなるので、はっきりした印象になり、眉頭をぼかすときに鼻筋にややつなげる感じでぼかすと、鼻筋が印象的になり、彫が深い顔になります。
ハイライトでのっぺり顔に立体感を出す方法
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自分がなりたい顔をつくるには、ハイライトは必要不可欠です。ハイライトのテクニックで自分がなりたい顔を作るには、ハイライトはのっぺり顔に立体感をつくりだすことができます。ハイライトで立体感をすぐつくることができますが、やり過ぎると厚化粧となって不自然なメイクになります。
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メイクで立体感をだすには、ハイライトとシェーディングを使うことが中心となります。その前に塗るベースメイクもとても重要となってきます。下地やファンデーションは、マット系よりもツヤ系を使うと、光があたったとき、自然な反射でハイライトの部分が明るく見え、立体的に見えます。下地は明るいパール系を使うと、立体的に仕上がります。
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ファンデーションは均等に伸ばすと、のっぺり顔になりますので、場所によって厚みの調節をする方が、立体感がでて立体メイクに違和感がなくなってきます。Tゾーンや小鼻周りは、皮脂で崩れやすく薄めに塗る方が良いでしょう。
ハイライトでのっぺり顔に立体感をだす部位
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ハイライトを入れるときのっぺり顔に立体感をだす部位は、顔の形によっても違いがあります。大雑把にいうとあごの裏に影を入れると、顔が引き立ち立体感がでてきます。
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ハイライトを入れるには、頬のラインとおでこから鼻筋にかけてのTゾーン、眉毛から目尻、鼻の側面、黒目にかけてのCゾーンをひと塗りだけサ~と塗って、あまり重ね塗りをしないことが大切です。その次に、眉の下、目頭、あご、口角、上唇の中央のくぼみ、ほうれい線にさ~とひと塗りします。
アイシャドウでのっぺり顔に立体感を出す方法
アイシャドウはグラデーションで高低を出しパレットを使うと良いでしょう。単色の場合は目のキワは濃く上へだんだん薄くして、アイホールにはラメを入れ立体感を出します。
アイメイクでのっぺり顔に立体感を出す方法
のっぺり顔は目力不足になるので、アイラインは濃い目に入れて、華やかにして、アイラインが浮いてしまうと不自然なメイクに見られるので、アイラインと同色か近い色のアイシャドウで、ラインをぼかし、黒目の下に薄く下瞼にもラインを引きます。
シェーディングでのっぺり顔に立体感をだす
シェーディングとは陰影を顔につけ立体的に見せるメイクテクニックで、鼻筋、生え際、顔の気になるところ、顎周りなどメリハリをつけることで、のっぺり顔から立体感のある顔になります。ハイライトで高さを強調したら、シェーディングで影をつけていきます。
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骨格を意識しながら頬骨の下に広めに入れ・こめかみ・あご、鼻の両サイドに入れていきます。シェーディングは自分の肌より2トーン暗い色を使い、シェーディング初心者の人は、マット系の方が自然に仕上がりますので、マット系のパウダーを使うと良いでしょう。
頬骨の、下の一番暗いところへ線が入るよう、境界線は目立たないよう波を打つ形で入れますが、輪郭によって入れ方が異なりますので、輪郭による入れ方をご説明します。
面長
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面長な人は小顔に見せたいので、前髪の生え際より下の両耳の間を、カチューシャをした感じの形になるようにシェーディングを入れて、面長な人や卵型の人は、肌面積の広い額に影を入れていきます。
あご裏に影を入れると、顔の中心が引き締まって立体感がでます。目元に丸みがあるので、くぼみからやや縦型に光を入れます。目頭から少し縦型に入れると、丸みのある目元のバランスが取れてきます。
丸顔
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丸顔の人は横からエラにかけ両サイドにしっかりと影を入れます。丸顔の人は、顔を細長く見せたいので、両側のこめかみからあごにかけ、大胆に細長く入れて額やあごには入れません。
ベース型
エラをなくしたいベース型のお顔の人は、こめかみとあごのラインに斜めに、ダイヤ型になるようシェーディングします。額の脇とエラが気になる部分にだけ目立たないように、影を入れると良いでしょう。
しもぶくれ
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頬のボリュームを落としたいので、顔の両側をこめかみからあごにかけ太めに入れます。
しもぶくれの人はサイド全体に入れ、額付近は控えて顔の下半分に太い影を作りあごには入れないようにします。
眉の作り方でのっぺり顔に立体感を出す
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のっぺり顔に立体感を出すには、やはり眉がポイントとなります。眉の描き方でキリッと引き締まった立体感のある顔に変身できます。眉を描くときに、眉下の部分を濃く描き、目に近づけるように下側を描き足して、目と眉の間隔を狭い方がより立体感のある顔に見えます。眉山はハイライトを入れて、陰影を作り、眉をぼかすときに、鼻の横にノーズシャドウを入れ、凹凸をつくります。
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眉は小鼻の真上より1~2㎜ほど内側を目安に、眉頭の毛を描き足すときは、リキッドアイブロウを使用し、眉メイク前に斜め上に向かって、毛一本一本足していきます。眉山から眉尻を斜めに下げるときは、斜めに下げると良いでしょう。眉山~眉尻を斜めに下げることで、顔の奥行きが出て、立体的な小顔に見せてくれます。
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眉のメイクを一通り形作ってベージュに近い淡いアイブロウパウダーをブラシにとり、眉毛ラインの真下に影を入れるようにパウダーをのせます。眉下に影ができ目元に深みが出、目力も高まります。柔らかいブラシで淡いアイブロウパウダーを取り、目頭~鼻筋にノーズシャドウを入れます。ノーズシャドウを入れると、鼻筋をはじめ骨格が際立ち立体感のある作りに見えます。
メイクの仕方で立体感のないのっぺり顔になっていませんか?
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鼻筋通ったくっきりとした顔立ちに憧れ、少しでも華やかな顔立ちにならないかと、濃いメイクをする人がいますが、かえって能面のような立体感のない、のっぺり顔になっている人がいます。のっぺり顔のメイクとは?
のっぺり顔のメイクとは、艶のないマット系のファンデーションを使って、最後の仕上げにパウダーで顔全体にたくさん叩いて、顔全体が白くなり艶が失われているメイクです。また、ベースメイクが厚塗りになると、より、のっぺりとした印象に仕上がります。
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また、眉頭が離れすぎているとのっぺり顔になります。チークの入れ方は今流行りのまん丸チークを入れると、メリハリに関係なく、のっぺり顔になるので、まん丸なチークは入れない方が良いでしょう。これは血色をプラスするだけのものです。
ベースメイク一色で、均一にべた塗りし、シェーディングやハイライトを一切使わないとのっぺり顔になります。
まとめ
「のっぺり顔に立体感が欲しい!立体感をだすメイクをご紹介!」を見てきましたがいかがでしたでしょうか?これで、あなたものっぺり顔から卒業し、立体感のある顔になれます。