唇の乾燥対策に!ヴァセリンを使ってケア
乾燥を感じる冬や、季節の変わり目、紫外線が強くなる時期などには、唇がガサガサと乾燥し、荒れるといった方も増えてくるのではないでしょうか?唇が荒れるという方には、ヴァセリンを使ったケア方法が簡単でおすすめですよ。
唇が荒れると、口紅のノリもいまいち・・・
乾燥している唇に口紅を使うと余計に荒れる原因になってしまうかも
唇が荒れると、ガサガサとしてしまいメイク時に上から口紅を塗ろうとしても滑りが悪く色のノリもいまいちだったり、唇の皮向けが起こってしまったり、炎症を起こしてしまったりと余計に荒れてしまう原因になってしまうことがあるようです。
乾燥が気になる冬の季節だけでなく、唇を保湿することで、内側から潤っている瑞々しいリップを作っていくことがおすすめですよ。
荒れている唇は、老けて見られてしまうことも…?
皮が剥けてしまっていたり、ガサガサと荒れる唇は、第一印象で疲れて見えてしまったり、老けて見られてしまったりすることもあるようです。確かに、メイクやヘアスタイル、ファッションが綺麗に決まっていても、唇の皮が剥けてしまっていたり、ガサガサだったりするとイメージダウンしてしまいます。明るい
ヴァセリンを使ったリップケア方法が簡単!
市販されているリップクリームでも唇の荒れや皮剥けが治らないという方は、ヴァセリンを使ったリップパックやリップスクラブを行ってみるのはいかがでしょうか?
ちなみにヴァセリンとは?
白色ワセリンとヴァセリンの違いは?
ヴァセリンとは、ユニリーバ社が販売している。ワセリンの商品名のこと。ドラッグストアなどでは、化粧品や、保湿剤のコーナーにて販売されていることが多いです。青いキャップが特徴の商品です。
また、ワセリンとは、ワセリンとは石油を精製して作られたものの、原料名のことです。生成する際の純度の高さによって色が変わります。純度の低いものは黄色っぽい色をしており、純度の高いものは白色ワセリンと呼ばれます。お肌が弱い方や、荒れている部分にワセリンを塗る際は、純度の高い白色ワセリンがおすすめです。
ヴァセリンは、保湿オイル!
ヴァセリンは、ワセリンの商品名の一つということがわかりましたが、石油を生成して作った鉱物油ということで少し不安に思う方もいるかも知れません。しかし、ワセリンは、安全性が高く保存性にも優れていることで、医療現場や薬の基剤として使われることも多いため、過剰に心配する必要はないようです。
ヴァセリンは、保湿能力に優れており、お肌を保護し、水分を閉じ込める働きをします。しかしヴァセリンそのものには、保湿成分が含まれているというわけではなく、乾燥している場所に塗り込むことによって、フタのような役割をし、外気からの刺激や、乾燥を防いでくれると行った使い方ができます。
就寝前に塗って寝るだけ、ヴァセリンパック
唇の乾燥が気になる方におすすめしたい使い方は、やはりヴァセリンを使用してのリップパックです。特に、就寝前に行うリップパックが効果的ですよ。顔のパーツの中でも唇は、常に動かしている箇所でもあります。そのため、唇をあまり動かすことのない就寝前に行うのがおすすめ。ヴァセリンパックの使い方は、唇の輪郭から大きくはみ出すようにヴァセリンをたっぷりと塗り、指で優しくなじませ余分な油分やベタつきをティッシュオフするだけです。
特に唇の乾燥が気になるという方は、ヴァセリンを唇にたっぷりと塗り込んだ際に上からラップなどでフタをするように10分ほどパックを行ったのち、軽くティッシュオフしてから就寝してくださいね。翌朝には、潤いのあるプルプルの唇に生まれ変わりますよ。
はちみつ+砂糖+ヴァセリンでリップスクラブ
唇の乾燥だけでなく、血色が悪くくすみがちという方や、唇の皮剥けが気になるといった方におすすめしたい使い方は、ヴァセリンを使った、リップスクラブです。はちみつと、砂糖、ヴァセリンを適量混ぜ合わせ、唇の上にたっぷりと塗り込み、優しく指の腹を使いくるくるとマッサージを行います。砂糖の結晶は、塩などに比べマイルドなため唇に優しいのがポイント。
優しくマッサージを行っていくことで余分な唇の皮が落ち、血色感の良い唇に生まれ変わらせることができますよ。マッサージが終わった跡は、優しくティッシュオフをして、薄くヴァセリンを擦り込んで完成です。リップパックとして使用する場合は、砂糖がなめらかになるまでしっかりと混ぜた上で使用してくださいね。また、リップパックも、リップスクラブも少量ずつ作り、必ず一度で使い切るようにしてくださいね。
ヴァセリンで唇が油焼け?日焼けくすみの原因になることも
稀にヴァセリンをリップクリーム代わりとして唇に使用していたら唇が荒れてしまった、という方もいらっしゃるようです。ヴァセリンは、白色ワセリンと比べて純度が低く、添加物も入っているためお肌が弱い方や、唇に炎症をおこしているかたには刺激になってしまうのかもしれません。特にお肌が弱い方や、唇に傷がある、という方は、純度の高いものの使用をおすすめします。
唇も日焼けをしてしまいます。
また、お肌と同様に唇も日焼けをしてしまいます。唇が日焼けをしてしまうとお肌と同様に、シミやくすみの原因になると言われています。唇にシミができてしまいますと、目立ちやすいためしっかりと唇も紫外線対策が必要です。
リップクリームには、紫外線カット効果の含まれているものも販売されていますが、ヴァセリンには含まれていないため、紫外線対策を行う際には、ヴァセリンを薄く唇に塗り込んだあと、紫外線カット効果のあるリップクリームなどを使って保護してあげることが重要です。
強い紫外線を浴びてしまう山や海などに出かける場合は、ヴァセリンはリップクリームの下地として使うようにしましょう。ヴァセリンだけををリップクリームとして使用するとヴァセリンの油分により、唇も油焼けを起こしやすくなるようです。また、ヴァセリンに少量含まれている不純物が紫外線により酸化してしまい、唇に刺激を与えてしまい結果、唇が荒れてしまうといったこともあるようなので、お気をつけてくださいね。
唇は角質層が薄くダメージを受けやすい
お肌に比べ、唇は皮脂層も少なく潤い成分も少ないため紫外線などの刺激を特に受けやすくなっています。そのため、ターンオーバーのサイクルは早いのですが、唇が乾燥しているとターンオーバーのサイクルが乱れやすく唇の皮剥けや炎症、日焼けによるシミが治りにくくなってしまいます。
唇以外にも?ヴァセリンの使い方
ヴァセリンは、リップクリームやリップパックとしての使い方だけでなく、いろんな部位にも使うことができます。例えば、新しい靴などを履く際の靴ずれ予防として、踵などに少量ヴァセリンを擦り込んでおくといった使い方や、乾燥が気になる、踵、スネ、膝などの粉吹き防止にボディクリーム代わりに使用したりといったことも可能です。
また、ヴァセリンはヘアクリームやワックスのように髪にも使用することができます。手のひらに少量のヴァセリンをしっかりと伸ばしなじませた上で、髪の毛先や内側になじませることで髪の広がりを抑えることもできますよ。
終わりに
乾燥してしまったガサガサ唇や、皮剥けを起こしがちな唇に、ヴァセリンを使ってしっかりと唇のケアを行っていきましょう。また、ヴァセリンを唇に塗る際は、唇の繊維に沿って縦に優しくなじませることもおすすめですよ!