自まつげをしっかり伸ばしたい!
目元の印象をガラっと変えてくれるアイメイク、アイシャドウや、アイラインはもちろんですが、マスカラでまつげをくっきりと濃く長く見せることができますよね。一昔前までは、くっきりとしたボリュームのあるまつげにするために、バサバサのつけまつげを何枚も重ねてメイクを楽しんでいた時期もありましたよね。
最近のメイクの特徴は、ナチュラルメイクが流行しています。ナチュラルメイクの中でも、大人の可愛さを醸し出すことのできる、アンニュイな雰囲気のすだれまつげが大流行中。すだれまつげは、目を黒目がちに見せ、また節目になったときなどにとても大人っぽい色気を演出できます。
流行しているすだれまつげを作るには、マスカラ等でしっかりまつげを長く見せることも重要ですが、やはり自まつげにある程度の長さがあってこそ作ることができます。また、自まつげをしっかり伸ばすことにより、マスカラも薄付きで仕上げることができまつげの負担も軽くなりいいことづくめなんですよ。
「まつ育」でつけまつげやマツエクを卒業した方も
自まつげを育てる「まつ育」、現在はいろんなメーカーからまつ育用のまつ毛美容液が販売されており、まつげを健康的に伸ばすことができます。また、自まつげをしっかり伸ばすことによって、つけまつげや、マツエクを卒業した方も多くなっているようです。
まつげ美容液代わりとしてヴァセリンが効果あり?
ツイッターやインスタグラムなどでヴァセリンが話題
自分のまつげを伸ばす「まつ育」ブームの中、まつげを伸ばすことのできるアイテムのひとつにヴァセリンがよく挙がっているいるのを目にします。ツイッターや、インスタグラムなどでは、ヴァセリンをまつ毛に塗ることで「まつげが濃くなった」という声や、「まつげが伸びた」というような声をよく見ることができ、ヴァセリンにはまつげを伸ばす効果があるようです。
今回は、ヴァセリンをまつげ美容液としての正しい使い方や、ヴァセリンをまつげに塗る際の注意点や、危険な点などを含めてご紹介していきます。
ヴァセリンとは?
ヴァセリンについて
まつげを伸ばすことができると言われている、ヴァセリン。そもそもどんなものなのでしょうか?ヴァセリンとは、アメリカのメーカーが販売しているワセリンの商品名の一つ。天然のミネラルオイルからできています。日本では、ドラッグストアや化粧品雑貨店などで購入することができます。また、ヴァセリンは、「ワセリン」の商品名のひとつですが、ワセリンには、ヴァセリン以外にも様々種類があります。
数あるワセリンの中でも化粧品類に分類されている、「ヴァセリン」
ワセリンには、様々な種類があり、「ヴァセリン」として発売されているものは、黄色ワセリンとして分類されています。この黄色ワセリンは、ワセリンの中でも純度が低いものを指します。逆に純度が高いものは、黄色ワセリンを更に精製したもので「白色ワセリン」と呼ばれるものが有ります。
ヴァセリンの使用により副作用を感じる方もいるようです。
白色ワセリンに比べ、純度の低い黄色ワセリンであるヴァセリンには、少量ながら不純物が含まれていることもあります。また、ヴァセリンには、ごく少量の酸化防止剤などが添加されているようです。この不純物や、酸化防止剤などにより、患部にかゆみなどの炎症やアレルギー反応を起こしたりする方もいるようです。
万能と言われているスキンケアアイテムの一つのヴァセリンですが、使用する際は特に気をつけて使用することが重要です。また、お肌が敏感な方などは、精製度のより高い白色ワセリンや、サンホワイトといった種類のワセリンを使用することをおすすめします。
まつげにヴァセリンなぜいいの?
ヴァセリンは保湿効果に優れています
ヴァセリンには、高い保湿効果があるため、乾燥した肌や唇に塗るといった使い方をされている方が多いかと思われます。ヴァセリンは、肌表面に塗ることにより、肌の表面上にとどまり、外気に含まれているホコリや花粉などの外的刺激から守ることができます。また、肌の内側には浸透せず、肌表面に油膜を貼ることにより、お肌の水分蒸発を防いでくれる効果があるとされています。
まつげに塗るとまつげの乾燥を防いでくれる?!
髪にヴァセリンを少量塗るといった使い方をされている方も多いかと思われますが、同様にまつげにヴァセリンを塗ることによって、ヴァセリンがまつげの表面を覆うことによりしっかりと保湿され乾燥を防ぐと行った役割があるのかもしれません。
目の周りに塗ることで目の周りの乾燥も防ぐ?!
まつげにヴァセリンを使用する際に、まぶたなどにもヴァセリンを同時に塗るとまぶたの保湿も行うことができます。まぶたの乾燥を防ぐことによってかゆみを防ぎ、まぶたを擦ってしまいまつげが抜けてしまうと言ったことが防げるかもしれませんね。
ヴァセリンをまつげに塗る際の注意点は?
清潔な綿棒等にとってまつげに塗布する
ヴァセリンをまつげに塗ってまつ育を行う場合は、必ず清潔な綿棒などで、マスカラを塗るときと同じ様に目に入らないように塗ることが重要です。また、まつげの根本の粘膜部分近くにヴァセリンを塗ってしまうと炎症などの原因となり危険が伴います。そのため、まつげの根元から離して塗るようにしてください。
まぶたに塗る際も粘膜部分から離して塗布して下さい。
まぶたなどにヴァセリンを塗る際も、まつげの生えている根本や、粘膜部分から離して塗布するようにして下さい。また、ヴァセリンを塗布する際は、ごく少量を優しく伸ばし塗ることで、塗り過ぎを防ぎベタつきも防いでくれることができます。
リップで使用しているヴァセリンを使っても良い?
また、ヴァセリンをリップクリーム代わりとして使用している方も多いかと思われますが、口の周りには、目に見えない雑菌が潜んでいることがあります。そのため、粘膜部分にほど近いまつげにヴァセリンを塗るのは、炎症などの危険が起こりやすくなります。
リップクリーム代わりとしてヴァセリンを使用している方は、新しいヴァセリンを用意するなどして清潔なものを使用しましょう。
ヴァセリンを粘膜に塗るのは、正しい使い方であっても危険です!
全身のスキンケアに使用でき比較的安全性が高いスキンケアアイテムの一つとも言われているヴァセリンですが、容器からヴァセリンを掬う際に、手についている雑菌などがヴァセリンに広がってしまい繁殖してしまう危険があります。
通常のお肌の部分と比べ粘膜部分は大変デリケートな部分です。そのため雑菌などが粘膜に入ってしまうと大変危険です。まつげなどの粘膜部分近くに塗る際は、新しいものを用意して塗ることをお勧めします。
まつげを伸ばすのであれば、まつげ美容液を使いましょう
しっかりとした濃く長いまつげを作りたい場合は、炎症や副作用の危険の恐れがあるヴァセリンを使うのではなく、まつげ美容液を使ってまつ育を行うのをおすすめします。まつげ美容液を使用する際も、正しい使い方で使用していくことで、安全にまつげを伸ばすことができますよ。
ヴァセリンには様々な使い方がありますよ
ヴァセリンには、乾燥している箇所の保湿として塗る使い方だけでなく、リップクリームとしての使い方や、化粧下地としての使い方、髪を染める際などの、皮膚の保護としての使い方まで様々な使い方がありますよ。万能スキンケアアイテムのひとつと言われているヴァセリンを効果的に使っていきましょう!