メイク関係の仕事は人気がある
最近では、メイク関係の仕事が人気です。その理由としては、空いた時間を活用して通信学校で学び、資格を取得することが出来る、副業としてアルバイト感覚で出来る仕事がある、女性として身に付けておきたいスキルを勉強することが出来る…などの様々な理由が挙げられます。
メイク関係の仕事に就くメリットは?
では、メイク関係の仕事に就くことによって、なにかメリットはあるのでしょうか?
メリットは、自分の頑張りが認められやすいということ、お客様の喜んだ顔を間近で見ることができること、最近流行りのメイクやメイク用品などを早く知れること、などが挙げられます。挙げられたメリットを見ると、多少辛いことがあっても頑張れそう…!と思えますよね。自分が頑張った分、周りに認められ、自分が手掛けたお客様の喜んだ姿が見れるのは今後の自信に繋がります。
メイク関係の仕事に就いて大変なことは?
では、逆にメイク関係の仕事をする事にあたって大変なことはなんでしょうか?
大変なことで挙げられるのは、立ち仕事が多いため、慣れないうちは筋肉痛や腰痛がつきものになってしまうこと、それに、バタバタしている現場だと走り回るようなこともあるため、体力勝負な部分があります。他には、対人仕事なので、相手に気を遣ってストレスが溜まってしまったり、職場によっては時間が不規則で、早朝から始まったり深夜に終わることもあるので、慣れるまでは体を壊しやすい…などが挙げられます。
メイク関係の仕事に就いたらいつまで働けるの?
メイク関係の仕事の定年は、何歳までなのでしょうか?
基本的には、定年というのがありません。会社勤務の場合は定年退職がありますが、体力と実力、やる気があればフリーで何歳までも働くことができます。ただし、メイクの技術やメイク用品の種類などは日に日に進化していくものなので、どれだけ経験を積んでいたとしても勉強を怠ることなく努力していかないと意味がありません。それに、メイク関係だと余計に自分の外見にも気を遣わなければならないので、仕事を続ける以上は自分自身が常に美しく、健康であることも大切です。
メイク関係の仕事その①メイクアップアーティスト
メイクアップアーティストとは、女優やモデル、タレントなどにメイクを施す職業です。メイクを施す以外にも、ヘアセットや着物、ドレスなどの着付けを行うこともあります。この職業に就いている人は、ヘアメイク専門のプロダクションに勤める人もいればエステサロンや化粧品メーカーでの勤務、またはフリーで働くなどの様々な働き方の種類があります
必要な資格は?
メイクアップアーティストになるためには、特にこれといった資格は必要ありません。ですが、全くの無知で雇ってくれる会社などはあるはずがありませんよね。自分がどの程度の知識や技術を身につけているのかを証明できたほうがいいことには変わりないので、いろいろな種類のあるメイク関連の民間資格を取得することをおすすめします。
給料はどれくらい?
プロダクションに務める場合は、アシスタントとして下積み期間から入ることがほとんどです。そうなると月収10万円にも満たないことが多かったりします。実力や経験を積み重ね昇格した場合は、300万円~400万円程度は稼げるようになると思われます。フリーの場合は、仕事の依頼が増えるほど収入が増えるので、成功した場合は年間1000万円以上稼ぐことも可能です。
メイク関係の仕事その②特殊メイクアーティスト
特殊メイクアーティストは、ドラマや映画、舞台などでの役柄を演じるため、老人やモンスターに変身させたり、傷痕を作ったりする場合などによく使われる技術を施す職業です。一般的なメイク方法とは異なる技術を必要とするため、特殊メイクを専門に学ばなければなりません。
必要な資格は?
特殊メイクアーティストは、メイクアップアーティストと同様にこれといった資格は必要ありません。しかし、一般的なメイクとは全く異なるので、特殊メイク専門のコースのある学校に通って学ぶ人がほとんどです。普通に仕事が出来るまでのスキルを身に付けるのはかなり難しいので、学校卒業後には海外に学びに行く人も少なくはないみたいですよ。
給料はどれくらい?
特殊メイクアーティストは、メイクアップアーティストと併用して働く方がほとんどなので、メイクアップアーティストの給料とさほど変わりはありません。
メイク関係の仕事その③メイクセラピスト
メイクセラピーは、心理カウンセリングを取り入れたメイクアップ技法です。メイクセラピストとは、単に外見を綺麗にするだけでななく、心理カウンセリングによってメンタルサポートすることを第一の目的としている職業です。目の錯覚やコスメの質感を活用したメイク方法でその人の印象を変えるメイクアップを提供するのが主な仕事内容になっています。
必要な資格は?
メイクセラピストになるには、メイクセラピー検定が必要です。試験内容には、美容関連の他にも心理学やコミュニケーションなどの、心理学的要素の問題も出題されます。1級、2級、3級があり、1級の合格率は約20%と難しく、かなりの努力が必要です。
給料はどれくらい?
メイクセラピストの給料は、月収でいうと18万円~22万円、年収でいうと220万円~280万円程と言われています。ヘアサロンや化粧品メーカーに就職して働く人が多いです。知識と経験を重ねていくことで独立し、より多くの年収を増やすことも可能です。
メイク関係の仕事その④フェイス&ボディーペインティング
フェイス&ボディーペインティングは顔や体に絵を描いて楽しむアートのことです。身近でいうと、マタニティフォトといって、妊婦さんのお腹にペイントを施し撮影をする、レジャー施設でお客様の顔にペイントをするというのがメジャーな仕事になっています。
必要な資格は?
フェイス&ボディペインティング技能検定というのを取得しなければなりません。これは1級、2級、3級とあり、様々な場所で講座が開催されています。検定試験は、誰でも受けることが出来るそうです。
給料はどれくらい?
フェイス&ボディペインティングは、アルバイトから正社員まで幅広く雇われていて、給料システムは所属する会社によって大きく異なります。平均的に月収は20万円~程と言われています。
メイク関係の仕事に必要な資格の取得方法は?
メイク関係の職業に就くにあたって、資格が必要な場合はどのように資格を取得したらいいのでしょうか?
専門学校に通う
一番手っ取り早く簡単に手続きが出来、短期間で資格を取得するには専門の学校に通うのが一番いい方法です。学校に通うことによって、現在活躍中のプロの方のお話が聞けたり、知識も技術も身に付けやすいので、お金と時間に余裕がある人は専門学校に通うことをおすすめします。
通信学校で学ぶ
時間にあまり余裕が無く、空いた時間で勉強がしたい方や、お金の余裕がない方は通信で学ぶ方法があります。ただ、専門学校に通って学ぶ場合と比べたら、知識を身に付けることが出来ても技術が身に付きにくいので、スクーリングの講座などに積極的に参加をすることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?メイク関係の仕事にも様々な種類がありますが、その中でやってみたい仕事はありましたか?就職するためには、勉強をして資格を取得しなければならなかったりと大変なことが多いですが、自分の夢に向かって頑張ってみて下さいね。