化粧が浮く!?
化粧が浮く…というのはフワフワと空中に浮いているという意味ではなく、顔にキレイに塗っていたファンデーションなどのメイクが時間の経過や皮脂の過剰分泌、肌の乾燥などで肌に上手く密着せずファンデーションが剥げてしまったり、肌のシワ部分にファンデーションが溜まってしまうなどの見栄えが悪くなっている状態を指します。
化粧が浮いてしまう要因として、次にあげる事が主な原因として考えられます。
化粧が浮く原因①
皮脂量の増加
肌は潤いが失われてしまうと、乾燥し肌を自ら保護しようと皮脂分泌量が増えてしまいます。その結果、ファンデーションの油分と汗や皮脂が混ざるとお化粧が浮いたり、よれてしまう原因になってしまいます。
化粧が浮く原因②
肌のキメが悪い
肌のキメが悪いとはお肌の乾燥、毛穴の開いて目立つ状態の事を指します。
肌のキメが乱れると肌のバリア機能が低下してしまい、紫外線などの外部刺激の影響を受けやすくなってしまいます。
肌のキメを良くするには正しい洗顔方法、スキンケア、睡眠を十分にとりお肌のターンオーバーのサイクルを乱れさせないことが大切です。
化粧が浮く原因③
乾燥肌、肌が乾燥している
肌が乾燥しているとファンデーションの崩れだけでなく普段から肌がガサガサしていたり、乾燥が原因で肌荒れをしてしまったりと良いことはありません…。
乾燥肌の方は常にお肌の水分量が少なめなのでコンパクトサイズのミスト化粧水や乳液などでこまめにお肌に水分を与える潤わせることで化粧浮きも大分防止、対処できると思います。
化粧が浮く原因④
顔に脂が乗りすぎている
スキンケアを入念に行う事は良いのですがスキンケアのやりすぎは逆に肌トラブルを引き起こす原因になってしまう場合があります。特に乳液や、美容液、クリームなどの油分が多く含まれている化粧品をたっぷりと塗ってしまうと皮脂の過剰分泌の元になりますのでお化粧は崩れ、浮きやすくなってしまいます。
化粧が浮く原因⑤
肌質に化粧品が合っていない
肌質は大きく分けて乾燥肌、普通肌、脂性肌、混合肌の4種類に分類できます。肌質は角質の水分量と皮脂の分泌量のバランスによって決まります。
それぞれの肌質を簡単にまとめると以下のようになります。
乾燥肌の方:水分、油分共に少なめ
リキッドファンデーションやクリームファンデーションの油分と水分が多く含まれているタイプのファンデーションがオススメ!
普通肌の方:水分多め、油分少なめ
普通肌の方は特に肌トラブルなど、気になることがなければ自分の好きな仕上がりやツヤ感などでファンデーションを選んでみてくださいね♪
脂性肌の方:水分多め、油分多め
脂性肌の方は皮脂やテカリなどで化粧崩れが起こりやすい為、リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションは避けたほうが良いです。パウダーファンデーションが一番オススメです♪
混合肌の方:水分少なめ、油分多め
混合肌の方はTゾーンとUゾーンと肌の部分によって肌質が異なりますのでパーツ別に対策をしてキレイなベースメイクを保つのが最適です!
自分の肌質をしっかりと見極めてファンデーションを選べば化粧が浮くことも少なくなりますよ♪
化粧浮きを防ぐ対処法①
しっかりと洗顔をする
ファンデーション、化粧をよれさせない、浮かせないためにはまず、肌状態が健康であることが一番大事です。皮脂の分泌量が多する場合はストレスや不摂生、乾燥肌による皮脂の過剰分泌などが原因として考えられます。
まずは肌のターンオーバーを正常に戻すのを心がけて日々の洗顔を見直していきましょう。洗顔は熱いお湯、冷たすぎる水で洗うのではなく35℃~38℃程度のぬるま湯で指先に力をいれず、優しく洗い上げます。洗顔後に冷たいお水で肌を引き締めた後にしっかりとしたスキンケアも行ってくださいね。
化粧浮きを防ぐ対処法②
化粧下地をしっかりと塗る
下地を塗らずにいきなりファンデーションを塗ってしまうと肌に大きな負担がかかるだけでなく、ファンデーションが浮く大きな原因になってしまいます。しっかりと化粧下地を塗ってからファンデーションを塗りましょう。
化粧浮きを防ぐ対処法③
メイク前に肌のベタつきなどは抑えておく
メイク前に行ったスキンケアで脂分が高いクリームを使用してしまうと余分な脂分が肌に残ってしまい、お化粧をした時に全体的な崩れに繋がってしまいます。とくにファンデーションは脂分が肌に残っているとかなり浮いたり、よれてしまいますので、お化粧をする前に顔にティッシュなどを軽くのせ、全体的に拭くことで脂分を取り除くことができますよ♪
自分に肌色にあったファンデーションの選び方
ファンデーションは自分の肌色にあっているものを選びましょう。自分の肌色にあっていないファンデーションを塗ると化粧全体が顔から浮いてみえたり、不自然な仕上がりになってしまいます。
こちらの動画では、自分の肌色にあったファンデーションの色選び方法を学ぶことができます!
デパートコスメは美容部員の方にタッチアップをして、鏡で色味が肌にあっているか確認、アドバイスがもらえますがドラックストアコスメでは色味をテスターで確認、自分に合っているかどうかを見極めなければなりません。そんな時に、自分の肌色をどこで見極めたら良いのか覚えておくときっと役に立つと思いますよ♪
化粧が浮かないファンデーションの塗り方①
みなさんはリキッドファンデーションを塗る時にムラができてしまいませんか?
ファンデーションにムラがあるとそれだけで肌が汚く見えてしまったりお化粧が浮いて見てたりしてしまいますよね…。
肌にファンデーションを点置きして指の腹を使いファンデーションを伸ばすことで指先に力を入れすぎることなく優しい力で、更に摩擦が少なく塗ることができるのでオススメですよ!
化粧が浮かないファンデーションの塗り方②
ファンデーションはメイクの基礎部分だからこそ、しっかりとベースメイクを行い、化粧崩れの事前対策をしていきたいところですよね。
リキッドファンデーションはスポンジを使うことによってキレイに、そして均一に塗ることができますので欠かせないメイク道具の一つです!
内側に向かって塗るのではなく、外側に向かって塗り広げていくことで肌の中心部分は厚みを持たせることができ、外側は薄くなるので自然で立体的な顔立ちを作ることができます。
化粧が浮かないファンデーションの塗り方③
夏は特に皮脂分泌量が増えたり、汗などでファンデーションが崩れがちに…。
化粧浮き、崩れを防ぐには化粧前のスキンケアをしっかり行う事が大きなポイントです。お肌を潤わせ、乾燥させない事に意識を向け、化粧水、乳液の順番でしっかりと肌に水分を与え保湿していきましょう。
美容液をお持ちの方は化粧水、乳液を肌に塗る間に美容液を塗ってもOKですよ♪
汗をかきやすい暑い夏こそ、化粧崩れをしっかりと防止していきたいところですよね!
化粧が浮かないファンデーションの塗り方④
せっかく化粧下地がキレイに塗れたのに肝心のファンデーションが厚塗りになっていたり、白浮きしてしまったりと不自然さが目立っていませんか?
こちらの動画では白浮きや厚塗りにならないファンデーションの塗り方を紹介していますので是非参考にしてみてくださいね☆
ファンデーションを塗る時はスポンジを使うと厚塗りにならずに上手に塗ることができますよ♪メイクスポンジはここ数年でいっきに人気が出た涙型の物は肌の広い面、鼻周りなどの細かい部分にもしっかりと使用することが出来るのでオススメです☆
Six Plus 多機能メイク用スポンジパフ (ブラック)
価格
¥ 899
スポンジパフ
化粧が浮く場合のファンデーションの直し方①
ファンデーションだけでなく全体的な化粧がボロボロに崩れてしまった場合は早急に化粧直しが必要ですよね…!
まずはティッシュで落ちてしまったファンデーションや過剰分泌された皮脂などを取り除いてきましょう。ティッシュと共に化粧パフを挟むと肌にかかる負担がやわらぎますので、一緒に使ってみてくださいね♪
動画内でも登場している部分用化粧下地は毛穴の広がりをカバーしてくれたり凹凸をなくしてくれたり、きちんとカバーしてくれるのでとっても優秀な化粧直し道具ですのでおすすめです☆
エテュセ ポアカバーベース SPF25・PA++
価格
¥ 1,899
部分用化粧下地
化粧が浮く場合のファンデーションの直し方②
ファンデーションが崩れやすい部分といえば小鼻やコンシーラーでカバーした部分ですよね。
クレンジングオイルなどでお化粧を一度落としてしまうと、再度ファンデーションを塗った時に肌の色に境目などができやすくなってしまいます。手早く崩れた部分のみを化粧直ししたい場合は、乳液をコットンに取り出し気になる部分だけお化粧を落としましょう!
コットンでファンデーションを落とした部分に再度ファンデーションを塗れば簡単に、手早くお化粧直しが完成しますよ☆
化粧が浮く場合のファンデーションの直し方③
ファンデーションがほうれい線やしわに溜まっているとそれだけでとっても目立ちますし、その上からファンデーションを更に塗り重ねると厚塗りをになってしまうだけでなく、化粧浮き、化粧崩れが更に悪化してしまいます。
そんなときはティッシュで浮いている部分を軽く押さえ、よれている部分のお化粧を落としてしまいましょう!
ティッシュで軽く押さえた後はスポンジでファンデーションをなじませると簡単に素早くファンデーションを直すことができますよ♪
まとめ
今回は化粧が浮く主な原因、化粧が浮いた時のお化粧直し方法や、ファンデーションの直し方などをお伝えしていきました。
お肌のキメや状態が整っていないとそれだけで化粧崩れが起きやすくなったり、化粧が浮いてしまう大きな原因に繋がるのがわかりましたね。また、睡眠時間なども肌状態に関係してくるのでお肌のゴールデンタイムと呼ばれている夜22時~26時までには就寝しておくと美肌が保てますよ!
肌の質によっては合わないファンデーションタイプや化粧下地もありますからので、自分の肌質が何タイプなのかチェックしてみると良いと思います♪
暑くなる季節の前に、化粧浮きの対処方法などをしっかりと覚えれば、外出中の化粧崩れも怖いもの知らず!みなさんもこの機会に直し方を覚えてみてはいかがでしょうか?