韓国風のメイクってどんなもの?
雑誌やネットの記事でも特集が組まれることがある韓国風のメイク。日本とは少し違う表現方法は、韓国特有の可愛らしさを作れることから、「最高に可愛い顔」という意味で「オルチャンメイク」と呼ばれています。
韓国のアイドルはみんな、お人形さんのように可愛らしいですよね。そんな可愛いを自分の手でも生み出す方法をこの記事の中でご紹介します。
2018年最新のオルチャンメイクのやり方や、道具、別のメイク手法もマスターして、他のみんなと少し違う、ワンランク上の顔を作り上げましょう。
韓国風メイクの主な特徴は?
それではまず、韓国風メイク・オルチャンメイクの主な特徴からみていきましょう。
特に可愛らしさを引き立ててくれるオルチャンメイクですが、ただ顔をはっきりと派手に見せるメイク、というわけではありません。
オルチャンメイクには特徴が5つあり、日本におけるメイクの特徴とは微妙に異なります。これらの特徴を再現することが出来れば、自分の顔をより可愛く見せることが出来ますよ。
韓国風メイクの特徴①:透明感のあるベースメイク
オルチャンメイクの特徴は、何と言ってもこの透明感のあるベースメイクですね。厚塗り感を出さずに、ナチュラルな仕上がりに見せる必要があります。
使う下地は、自分の肌色にあったもので大丈夫です。迷った時は透明感を引き出せる「パープル」系がオススメ。リキッドファンデーションは顔の内側から外側に向かって塗っていきましょう。はじめのうちは手で伸ばして、最後はスポンジで整えます。
下地の仕上げはフェイスパウダーで
クマやニキビ跡などが気になる場合は、コンシーラーの道具などでで隠しましょう。コンシーラーの色は肌に近いものを選んでください。範囲が広い場合はリキッドタイプの道具を使うのがオススメです。
ベースメイクの仕上げは、フェイスパウダー。顔全体に少なめにつけていきましょう。量が多いと感じてしまったら粉ブラシで払い落としてくださいね。
柔らかくて透明感のある肌は、2018年もオルチャンメイクのトレンド。上記の方法でしっかり仕上げて、人目を引く肌を作りましょう。
韓国風メイクの特徴②:眉は太めで平行に
オルチャンメイクの眉は、太めで平行になっているのが大きな特徴です。眉を平行にするとそれだけで優しい印象になりますが、失敗してしまうと顔全体が台無しになってしまいます。やり方を覚えて何度も練習してみましょう。
ブラシで毛の流れを整えたら、眉の形が平行になるようにペンシルで形を作っていきます。その後、パウダーアイブロウで隙間を整えたら、眉マスカラで仕上げましょう。
日本は眉を細くする傾向が強いので、いきなり太くすることには抵抗があるかもしれません。自分に合う太さを追求していきましょう。
韓国風メイクの特徴③:ぷっくりした涙袋
オルチャンメイクの目元の特徴に、ぷっくりした涙袋があります。涙袋を上手く作ると少し幼くて可愛らしい印象を作ることが出来ますが、大げさにやりすぎると野暮ったく見えたり不自然に見えたりするので注意が必要です。
涙袋を作るのは難しいと思っていませんか?実は涙袋を作る方法は、あまり難しくないのです。そのやり方を覚えましょう。
アイホールの仕上げ方
アイホールとは、目を閉じた時に触ると分かる、眼球と骨の境目にあるくぼみのこと、またはそのくぼみを外周とする膨らみ全体を指します。
引用: http://beauty.keepthewish.net/wp-content/uploads/2009/05/023.jpg
一番薄い色をアイホールにぬって、その次に薄い色を二重幅間にぬっていきます。その後はアイライナーを使って、まつ毛とまつ毛の間をしっかりうめていきましょう。
最後にアイシャドウブラシでラインをぼかせば、アイホールの完成です。
下まぶたの仕上げ方
パウダーアイブロウを使って、涙袋の膨らんだ部分の影が濃くなるように描いていきましょう。その後、目尻に一番濃いアイシャドウをいれます。このときにはまぶたのラインと合わせて「く」の字になるようにしましょう。
最後はアイシャドウの一番明るい色を涙袋にぬりましょう。この時は目頭の方を濃く塗るようにすると、よりうるっとした目元になりますよ。これで、涙袋が完成です。
韓国風メイクの特徴④:薄めのチーク
オルチャンメイクのチークは、うすいピンクをふんわりとのせる方法が主流です。これは2018年も変わりません。
チークをのせる位置は、ニコッと笑った時に頬が一番高くなる位置です。ここに、薄めにふんわりとチークをぬっていきましょう。あまり塗りすぎると台無しになってしまいますので、ナチュラルな色合いを意識してのせていきましょう。
韓国風メイクの特徴⑤:色鮮やかなグラデーションリップ
オルチャンメイクといえば、印象的なグラデーションリップですよね。中央にかけて色が濃くなっていくやり方が特徴的で、2018年に覚えておきたいスキルの1つではないでしょうか。
グラデーションリップを作る時は、まずはコンシーラーなどの道具を使って、唇の色が肌の色に近くなるように整えます。こうやって唇の色を調整してから、実際のリップをぬっていきましょう。
まずは唇の中央に色の濃い赤いリップを塗り、その上から薄いピンクや透明のグロスなどを使って、グラデーションになるように仕上げていきましょう。
慣れるまでは難しいかもしれませんが、道具ややり方のコツをつかめばきっと綺麗なグラデーションになるはず。是非、何度も練習をしてみてくださいね。
オルチャンメイクの次は、センオンニメイク?
今回ご紹介したオルチャンメイクのやり方は、とても可愛い顔を作る方法。そんなオルチャンメイクの次に流行すると言われているのが、センオンニメイクです。
センオンニとは韓国語で「強いお姉さん」という意味。甘くて可愛いメイクも素敵ですが、2018年は更にワンランク上の、強くてカッコイイ、クールな女性を目指してみても良いかと思います。
韓国風メイクの新常識・センオンニメイクの特徴は?
センオンニメイクは、ナチュラルな太眉が大きな特徴です。太眉には抵抗がある人もいるかもしれませんが、眉を太くすることで顔の形をはっきりさせて、小顔に見せてくれる効果が期待出来ます。
まぶたは大人らしく、濡れツヤな質感を目指しましょう。頬も同様のカラーリングで仕上げて、それ以外ンをナチュラルメイクにすることで、目元をより印象づけることが出来ますよ。
アイラインは太めに描き、目尻を跳ね上げることで、強気な女性を印象づける目元に仕上げましょう。アイシャドウも目尻にしっかりのせて、切れ長でカッコイイ目元を演出させるのが、オルチャンメイクとの大きな違いです。
そして口元は、ぽってりとした分厚いリップが特徴的です。唇の輪郭をファンデーションでぼかしてからリップをぬっていきましょう。やりすぎると違和感が出てしまいますので、薄いリップライナーを使って自然な仕上がりを目指しましょう。
韓国風メイクでいつもとは違う自分に
2018年は韓国風のメイクを取り入れることで、いつもとは違う可愛らしさやカッコよさを持った自分になれると思いませんか?
最初は日本とのやり方や道具や見せ方の違いに戸惑うかもしれませんが、慣れて自分のものにすることが出来れば、可愛いを最大限に引き出すことが出来ます。可愛いメイクに抵抗がある人は、クールなセンオンニメイクがオススメです。
これから夏に向かう2018年、韓国風のメイクを活かして、去年とは違う自分を見せていきましょう!!