tシャツにアイロンプリント？
夏になるとtシャツを着る機会が増えますよね。さまざまなブランドからtシャツは販売されていますが、自分だけのオリジナルなtシャツが欲しいと思ったことはありませんか？自分が撮ったおしゃれな写真を使ったtシャツが作れたら…なんて思うこと、ありますよね。この記事では、アイロンプリントを使った自作のtシャツの作り方やそのコツをご紹介します。コツを学んで、自作のtシャツで、周りと作り方で差をつけたコーディネイトを楽しめるようになりましょう！
tシャツにアイロンプリント―アイロンプリントとは？
まずは、そもそも「アイロンプリント」とは何かをご紹介します。アイロンプリントとは、アイロンプリントシートという熱で転写できるシートにデザインや画像などを印刷し、アイロンの熱でtシャツなどに圧着させる作り方のことです。幼稚園や小学校の「お名前シール」を思い浮かべた方もいるのではないでしょうか。アイロンプリントはお名前シールだけではなく、あなたが撮影した画像などもtシャツに転写することができます。アイロンプリントシートへの印刷もインクジェットプリンタで可能なので、自宅で簡単に作ることができます。
また、「ラバーシート」というタイプのアイロンプリントシートもあります。こちらはシートを切り抜いてtシャツなどの布の上に配置し、それをアイロンの熱で圧着させるものです。カラフルなものが多く発色が良いのでライブやコンサートのtシャツを自作したりアレンジしたりする時に使うのがコツでおすすめです。
tシャツにアイロンプリント―アイロンプリントに必要なもの
アイロンプリントに必要なものは、転写したい画像やデザインのデータ、アイロンプリントシート、インクジェットプリンタ、アイロン、tシャツです。自宅にあるプリンタでアイロンプリントシートに印刷ができるかチェックしておきましょう。画像やデザインはこれから作るtシャツの顔ともいえる部分です。あなたがtシャツにして着たいと思う画像やデザインのデータを用意しましょう。また、アイロンはドライで使います。スチームでアイロンプリントをすることはできないので注意してください。スチームの穴がたくさんあるアイロンは、穴の部分に圧力がかからないのでアイロンプリントには不向きです。平らな部分の多いアイロンがあればそちらを使いましょう。コード付きのアイロンはコードレスのアイロンと違い、温度を保つことができるのでおすすめです。コードレスのアイロンを使う場合はこまめに蓄熱しましょう。
tシャツにアイロンプリント―アイロンプリントシートの選び方
アイロンプリントシートには白色の布用のものとカラーの布用のものがあります。プリントしたいtシャツの色に合わせてアイロンプリントシートを選びましょう。パステルカラーなど淡い色のtシャツの場合は白色の布用のものでも大丈夫です。また、tシャツの素材によって、綿素材用のものとナイロンなどの化学繊維用のものにも分けられます。tシャツの素材を確認して、そのtシャツに合ったアイロンプリントシートを選びましょう。洗濯での耐久性も重要なポイントです。洗濯に強いものと弱いものがあるので、自作のtシャツをどのぐらい着たいのかによって選びましょう。光沢やラメ入りのアイロンプリントシートもあります。アイロンプリントシートにはさまざまな種類があるので、自分がどういうtシャツにどういうプリントをしてどのぐらい着たいのかをはっきりさせて選ぶと良いでしょう。
tシャツにアイロンプリント―作り方
さて、準備ができたらtシャツにアイロンプリントをしてみましょう。まず、用意した画像やデザインを、インクジェットプリンタを使ってアイロンプリントシートに印刷します。左右を反転して印刷するのかどうかはアイロンプリントシートによって違います。パッケージをよく確認してから印刷しましょう。
印刷ができたら、印刷した画像やデザインに沿ってハサミで切っていきます。5ミリほどの余白を残して切りましょう。印刷する際に切り取り線も一緒に作成しておくと作業がしやすいかもしれませんね。
アイロンプリントシートを切り抜いたら、いよいよアイロンを使ってtシャツに圧着していきます。アイロンに体重をかけて圧着するので、アイロン台ではなく机などの丈夫な場所で作業をしましょう。アイロンをかけ終わったら、アイロンプリントシートが冷めるまで待ってから丁寧に台紙をはがし、仕上げに専用の紙の上からもう一度アイロンをかけ、冷めたら完成です。
tシャツにアイロンプリント―作り方のコツ
圧着させる際にはしっかりとアイロンに体重をかける必要があります。スチームの穴の部分は圧力がかからないので、できるだけ平らな面を使って圧着しましょう。アイロンプリントシートの端の部分まできちんと圧力をかけるようにしてください。アイロンをずらしながら、ゆっくりと圧力をかけていくと良いですよ。全体に均一に圧力がかかるようにしましょう。アイロンの温度はアイロンプリントシートによりますが、中温でかけるのがおすすめです。tシャツの首周りにプリントさせたい場合は、襟の段差でアイロンの圧力がかかりづらいので、できるだけ段差がないようにしてアイロンをかけるようにしましょう。
tシャツにアイロンプリント―洗濯、収納のコツ
アイロンプリントシートには洗濯に強いものとそうでないものがあります。どちらの場合も、洗濯する際はtシャツを裏返してネットに入れると、プリント面が他の洗濯物とこすれないので、プリントを長持ちさせることができます。また、収納する際はプリントの部分を折らないようにたたんで収納しましょう。せっかく自作したtシャツですから、ハンガーにかけて見えるようにしておくのもいいかもしれませんね。プリント部分を強く伸ばしてしまうとプリントがひび割れてしまうので注意が必要です。自作したtシャツにアイロンをかける場合は、プリントの部分に当て布をするか、tシャツの裏側からアイロンをかけるようにしましょう。
tシャツにアイロンプリント―アイロンプリントのメリット
アイロンプリントのメリットは、自宅で簡単にオリジナルのtシャツを作ることができる点です。無地のtシャツに飽きてしまったら、着なくなる前にぜひアイロンプリントを試してみてください。自分の好きな柄のtシャツを作ることができますし、自作したtシャツなので愛着もわくでしょう。ライブやコンサートのtシャツも自分流にアレンジして楽しむことができます。自作tシャツが新たなブームになるかもしれませんね。
tシャツにアイロンプリント―アイロンプリントのデメリット
アイロンプリントのデメリットは、インクジェットプリンタが必要な点でしょうか。プリンタは家にあると便利なので、アイロンプリントでtシャツを自作したいけどプリンタを持っていないという方は、これを機にインクジェットプリンタを購入してみるのもいいかもしれません。また、自宅にあるアイロンにスチームの穴がたくさんある場合は、平らな面の多いアイロンを持っている友達がいないか聞いてみましょう。
tシャツにアイロンプリント―自作のtシャツでもっとおしゃれに
tシャツにアイロンプリントをするコツや方法をご紹介してきました。自作のtシャツを着て、もっとおしゃれを楽しみましょう！
