この時期の日焼けについて
春が過ぎ初夏に入ってきました。このときの紫外線は1年中で一番紫外線量が多い季節です。これから9月初めごろまで、紫外線が一番多く降り注ぎます。UVカットの日焼け止めを塗っていかないと、一日で、日焼けしてシミを作ってしまいます。日焼け止めを塗っていても、長時間野外にいると、必ず日焼けします。日焼けしたらまず一番にやらないといけない、日焼け後の対策は、冷やすことです。
長い間紫外線を浴びてきた人は、浴びてない人に比べ毛穴が開いているといわれます。メラニン色素は紫外線を浴びて定着するまでが72時間かかるといわれ、この間のケアがあとの、シミやシワ、老化現象に影響を与えます。
「紫外線の影響で毛穴が開く原因に、カルボニル化があります」これは紫外線によって活性酸素が皮脂を酸化し、アルデヒドという資質の分解物が発生し、たんぱく質と結合し、黄色くくすむほか、毛穴の開きにもつながるそう。（文章を短縮）
日焼け後の対策は日焼けした当日の夜・こまめに水をいつもより多めに飲む
日焼けした直後は、身体の水分が減っている可能性があります。人間の身体は60％が水分で出来ているので、水分が少なくなることは、肌にもダメージを与えます。ですから、日焼けしたら、こまめに水分を摂ることをおすすめします。
日焼け後の対策は日焼けした当日の夜・まず冷やす
引用: http://angeliq-net.com/wp-content/uploads/2017/06/0dd6ea880db95b80ae7cedd75b4de2f9.jpg
最初に32度ぐらいのぬるま湯で敏感肌向けの洗顔料や、クレンジングでメイクや日焼け止めを落とします。まず、日焼けした当日は、皮膚のほてりを鎮めるために、ぬる目の水で冷やします。冷たすぎる水は刺激を与えるので、良くありません。シャワーの圧力も強すぎる圧力は刺激になります。肌のほてりを鎮めたら、次は薬用化粧品を使います。薬用化粧品を2つご紹介します。
日焼け後の対策は日焼けした当日の夜・薬用部外品化粧品を使用する
Saiki（医薬部外品）
小林製薬からでているSaikiは、日焼けした肌を正常に戻す成分が配合された、医薬部外品の治療クリームです。
ヘパリン類似物質は弱まった保湿力とバリア機能を回復させ沈沈代謝を促します。また、アラントインは皮膚表面の乾燥を回復させる作用があり、皮膚の修復を促進します。グリチルリチン酸2カリウムは、皮膚の炎症を抑える作用があり、敏感肌用の化粧品に使われ、γ-オリザノールは皮脂分泌を促進し、肌のバリア機能を高めます。
【第2類医薬品】さいきc クリーム 30g
価格
￥ 1,534
ヘパリン類似物質は基底細胞に働きかけ、日焼けの炎症で弱った細胞を修復させ、内部から乾燥肌を改善させます。ヒアルロン酸は分子量によって、浸透性が変わります。30gが1836円です。
ヒヤケア（医薬部外品）
ロート製薬からでている日焼ケアは、肌の修復促進にアラントインを配合し、炎症を抑えるのにグリチルリチン酸ジカリウムを配合し、潤い成分に、スクワランとローヤルゼリーとヒアルロン酸を配合しています。テクチャはウォーターベース処方の薬用部外品乳液です。
80g 810円
メンソレータム ヒヤケア 日焼け用薬用ローション 80g 【医薬部外品】
価格
￥ 490
日焼け後の対策の保湿の化粧水はどんなものを選べば良い？
日焼け後保湿するときに使用するケア用品として、化粧品は必須のアイテムですが、どのようなケア用品の化粧水を使えば良いのでしょうか？いつも使用しているケア用品の化粧水では、刺激が強すぎます。日焼け後の肌は、敏感肌と同じく、バリア機能低下の状態の肌で少しの刺激でも過敏に反応してしまいます。
【第2類医薬品】さいきa ローション 30g
価格
￥ 1,026
乾燥が酷くなっていて、摩擦や雑菌に対する抵抗力も弱い状態になっているため、敏感肌用の化粧水を十分肌に浸透させる必要があります。また、薬用化粧品を選ぶと回復が早くなります。薬用化粧品は、日焼け止めの成分が、ケア用品の化粧水に含まれているのでおすすめです。
日焼け後の対策のおすすめ保湿ケア用品
ディセンシアサエルホワイトニングローションクリアリスト・日焼け後の保湿の化粧水
株式会社DECENCIAが販売しているこの化粧水は、美白ケア研究や、肌を守る特許技術が豊富で、できてしまったメラニンにも、新しく生まれるメラニンにも働きかけ、美しい肌に蘇られさせてくれるディセンシアはポーラオルビスグループのブランドです。価格は125ml 4860円です。
ディセンシア サエル ホワイトニング ローション クリアリスト
価格
￥ 7,400
コパトーンアフターサンオイルフリージェル・日焼け後の保湿ジェル
コパトーンは大正製薬からでているジェルタイプのケア用品ですが、アロエ成分を配合し、ほてりを鎮めるのにメントールを配合しています。130ml 1,400円
コパトーン アフターサン オイルフリー ジェル 140g
価格
￥ 1,239
日焼け対策後ケア用品は日焼けのタイプで配合成分を変えること
赤くならないで黒くなるタイプ
赤くならないで黒くなるタイプは、ビタミン誘導体（C・E)安定型のハイドロキノンの化粧水を使用すると、皮膚にある黒い色素が多く発生しているので、この成分は白いキメの細かい肌を目指す人におすすめできる成分です。ハイドロキノンは黒い色素の細胞を減少させ、肌の漂白剤ともいわれています。また、ビタミンCはメラニン色素の沈着を予防し、活性酸素を除去する働きがあります。ビタミンEも抗酸化作用が高く肌の老化を防ぎます。
赤くなって黒くなるタイプ
引用: http://www.taisho.co.jp/coppertone/images/about_img01.gif
こちらはごく平均的な肌質で、最優先に黒い色素が予防するため炎症が酷くならないのですが、有効成分は、グリチルリチン酸2カリウムはとアラントイン、ビタミン誘導体（C・E）配合の化粧水が良いです。これは、ビタミンCやEの誘導体が黒い色素沈着を防ぐからです。
赤くなって黒くならないタイプ
引用: https://img1.kakaku.k-img.com/images/tasclapicv/450/000/000/1/1883/tasclapimage_1883_2_1.jpg?d=20160707143734
この肌のタイプの人は紫外線を受けて炎症が赤くなった肌の鎮痛が最優先となり、グリチルリチン酸2カリウムの抗炎症成分や、アラントインの消炎成分の配合された化粧水が良く、低刺激で敏感肌や、ニキビ肌、アトピー肌でも使用できます。
日焼け後の対策は日焼けした当日の夜・身体を休めることが大事
日焼けをしたときは、身体もかなりダメージを受けています。ですから、睡眠はできるだけ早く取って、22時から2時の間のお肌のゴールデンタイムの、成長ホルモンが多く分泌される時間帯には熟睡していることが大切です。夜ぐっすり寝れると、肌のターオーバーの促進ができます。日焼けしているときは、体力を消耗しているので、睡眠がとても大切です。
日焼け後の対策で意見の分かれるケア方法
パックケア用品のシートマスクでパック・意見が分かれるケア方法
日焼け後のお肌は敏感肌同様に、とてもデリケートになっています。潤いや栄養を補給するため、シートパックをすると、改善しそうですが、パックケア用品を使うと、美容成分が刺激になって、またまた炎症を起こしてしまう可能性が大きいのです。どうしても、パックをやりたい場合は、刺激の少ない保湿力のある、化粧水でコットンパックをされると、保湿をすることができるので良いでしょう。
保湿にはパックやシートマスクも有効とのこと
皮膚科の先生でも意見が分かれるところで、保湿にパックやシートマスクが有効だといっています。しかし、炎症がでているうちは、やはりパックはしない方が良いようです。
シートマスクパックについては、いろいろ意見が分かれるところです。これは、個人差がありますし、また日焼けの程度にもよるので、一概にやった方が良い、やらない方が良いということはいえません。日焼けしても日焼けの程度が軽かったり、皮膚が丈夫な方は、日焼け後のパックをやっても異常がないと思います。しかし、敏感肌の人や日焼けの程度が重い場合は、パックをすることで二次被害がでることがありますので、十分自分の症状を考えたうえでやる方が良いのだと思います。
コットンで念入りなパッティング・意見の分かれるケア方法
引用: https://img.dmenumedia.jp/bibeaute/wp-content/uploads/2018/05/pixta_24275567_S-450x383.jpg
日焼け後はバリア機能が低下しているので、入念なパッティングは良くありません。お肌の内側の水分が蒸発するので、入念なパッティングは肌の表面に細かい傷をつけて、バリア機能の低下が顕著になります。
美白化粧品でケア・意見の分かれるケア方法
美白化粧品でケアするのも、パックケア用品のシートマスクでパックするのと同じく、美白化粧品のケア用品も美白化粧品に配合されている成分が刺激となり、お肌を悪化させることがあります。
まとめ
「日焼け後の対策を教えて！パックやケア商品、化粧方法もご紹介！」をご紹介してきました。日焼け後にパックをした方が良いという意見は少数派です。日焼け後はパックをすると刺激になるので、パックをするのではなく、保湿を十分にすることが必要です。
