そもそも日焼けってどんな仕組み？
紫外線が強くなる時期によく耳にする日焼け。何気なく耳にしている言葉ですが日焼けとはどんな仕組みで肌がどんな状態になっているのか知っている方は少ないですよね。日焼けとは太陽の光で肌の表皮が軽い火傷の状態になっている事を言います。表皮は肌の1番上の層なので1番刺激を受けやすいとも言えますね。そして日焼けには2種類のタイプがあるのでご紹介致します。
サンバーン
引用: http://hc-ranunculus.com/blog/3491/
サンバーンは日焼けをした後に肌が赤くなり痛みを伴ったりするタイプです。日焼けをした後に肌が真っ赤に腫れ上がったり水膨れになってしまったり、赤みが引かないのもこのタイプの方に多いです。赤くなった後に黒くならないタイプと赤くなった後に黒くなるタイプの方がいるのも特徴です。サンバーンの方は日焼け止めのSPFが高いものをおすすめします。
サンタン
引用: http://kuramame.com/264
サンタンとは肌が赤くならずすぐに肌が黒くなるタイプの事をいいます。肌が赤くならないので痛みも少ないこのタイプは日焼けを軽く考えてしまいがちですが、サンタンの方が皮膚の中まで紫外線が入り込みシミなどの原因になります。サンタンの方の日焼け対策はPAの数値が高いものをおすすめします。
日焼けで赤くなるのは肌が弱い？
日焼けで肌が赤くなるとびんかんはだなのではないかと不安に思う方がいるかも知れませんが、サンバーンやサンタンの違いは体質です。敏感肌だからといい肌が赤くなるとは限りません。もちろん、敏感肌が原因で日焼けした後に赤みが引かない方もいらっしゃいますが、【肌が赤くなる＝肌が弱い】ではないので安心してください。
日焼け後に赤みが引かない理由
長時間、紫外線にあたっていた
数時間の紫外線量と長時間の紫外線量では受け取る肌にもダメージの力変わってきます。赤みが引かない時は外に長時間いたかを思い出して見ましょう。また、外にいた時間だけではなくその日の紫外線の強さにも影響される事があります。
間違ったアフターケア
日焼けをした後は肌がとても敏感になっています。そんな中で間違ったケアを肌にしてしまうと肌は回復するどころか悪化してしまいますよね。アフターケアは人それぞれ合ったやり方があるので赤みがなかなか引かない場合はアフターケアの仕方を見直してみましょう！
赤みが引かない日焼け、するべき事は？
なかなか引かない日焼け、1番最初にするべき事は【冷やす事】です！日焼けはご紹介したとおり軽い火傷の状態なので皮膚が熱を持っています。ヒリヒリと痛む日焼けや水膨れが出来てしまった場合でも先ずは冷やす事に専念しましょう。しかし、冷やすといっても闇雲に冷やせばいい訳ではありません。目安は痛みが少し治まるぐらいに冷やし、冷やしすぎは辞めましょう。
日焼けをしたら正しいケア方法で赤みを引かせよう
はやめのケアを心掛ける
日焼けをして赤くなってきたらはやめに対処しましょう。理想なのは赤くなる前のケアですが、赤くならないと日焼けには気づきにくいですよね。なので肌に熱がこもっていたらケアをするようにしましょう。肌から熱を取り除けば痛みや赤みを引く効果に繋がります。
冷やした後は保湿をする
冷やして肌の熱を取り除いたら必ず保湿をしましょう！日焼け後の肌はとても乾燥しているので保湿をたっぷりとしてあげましょう。肌が乾燥していると治りが遅くなるので全身に使える保湿剤や日焼け後のアフターケア専用の保湿剤もあるので自分のお肌に合ったものを使用しましょう。
日焼けして赤みが引かない方におすすめの商品
白潤 冷感ヒアルロンゼリー
引用: 白潤 冷感ヒアルロンゼリー
冷感タイプのヒアルロンゼリーなのでつけた瞬間からひんやり効果を感じる人が多くいます。ひんやり、スースーしているので日焼けで火照った体にはおすすめの商品です！ひんやりしているだけではなく化粧水も乳液効果もあるのでこれ1つで簡単にアフターケアができます。
明色化粧品 カラミンローション
引用: https://www.yodobashi.com/ec/product/stock/100000001001688209/
日焼け後のアフターケア専用の商品なので安心して使用いただけます。日焼け後の荒れた肌にも刺激が少ない弱酸性で、小さいお子様に安心して使えるほどお肌に優しいです。
エーザイ 薬用ベラリス
引用: http://cosmen.xsrv.jp/aloevera/
日焼け後のヒリヒリする肌に効果的なアロエベラが99％も配合されている薬用化粧水。ジェルタイプなのでお肌に馴染みやすく肌にのせた瞬間に水のようなみずみずしさが人気です。ベタつかないので夏でもサラッとしたつけ心地が気持ちいい商品です！
コパトーン アフターサン オイルフリージェル
引用: http://www.cosme.net/product/product_id/312333/top
日焼け後のアフターケア用の商品なので日焼け後の肌にいい成分がたくさん配合されています！炎症を鎮めるアロエとメンソールでひんやり効果もあります。火照りをしずめ、潤いも与えてくれるので引かない赤みにはこれ1本で解決出来ちゃいます。オイルフリーなのでベタつきもなくおすすめです。
赤みが出る前に日焼け対策をしよう
赤みが出る前の日焼け対策は紫外線が強い日に重要です。それでも完全に日焼け対策をする事は難しいので、少しでも赤みを減らす為の対策を心掛けましょう！
日焼け止めを何度も塗り直す
日焼け止めの効果は使う商品によっても違いますが数時間で効果が弱まってしまいます。日焼け止めは数時間おきに塗り直すのが理想の使用方法です。しかし、メイクをしていたり時間がない時は入念に日焼け止めを塗る時間もないですよね。そんな時はスプレータイプの日焼け止めがおすすめです！メイクの上からでも使えて全身使えるものが多いので時短にもなります。
食生活を見直す
日焼けは身体の内側からも対策できます。特に効果を期待できるのはビタミンです。そのビタミンの中でもビタミンA、C、Eがおすすめです。材料で言うと、イチゴやアボカド、トマトやピーナッツなどに含まれています。
赤みの患部が痛い場合のケア方法
赤みを帯びている患部の痛みが我慢出来ない場合におすすめなのは【アロエ】です。昔からアロエは火傷などに効くと言い伝えがありますよね。アロエには抗炎症作用などがあるので火傷特有の痛い炎症も抑えてくれます。最近ではアロエ成分が配合されている商品は店頭に並んでいるので手軽に購入できます。しかし、アロエでアレルギー反応が出てしまう方もいるので使用する前にパッチテストを起こってから使用しましょう。
赤みが引かない場合にしてはいけないNG行動
あたためる
日焼けをしている時は沢山の熱が体中に篭っています。お風呂で長風呂をしたり汗をかくほどの激しい運動をすると身体の中から暖まってしまい日焼けの赤みは増す一方です。日焼けの赤みが引かない時は長風呂を避け、冷やすようにしましょう。
アルコールの摂取
アルコールには血液循環を良くする作用があります。なので、お酒を飲むと身体がポカポカと暖まったりしますよね。血液の循環が良くなればもちろん肌にも影響を与えます。アルコールは炎症を悪化させてしまうので避けましょう。
カフェインの摂取
色んな食べ物や飲み物に含まれているカフェインを全て取り除くのは不可能だと思うので極力意識して避けるようにしましょう。カフェインといえばコーヒーや紅茶に含まれていますがチョコレートやお茶にも含まれていますよね。カフェインは乾燥などに繋がってしまうので日焼けをしてる時はノンカフェインを選ぶなど工夫しましょう！
引かない赤みの日焼けは適切なケアが重要！
いかがでしょうか？お肌にもいろいろな肌タイプがあり、何気なくしていた事がNG行動に繋がっていませんでしょうか？適切なケアでお肌は守られます。日焼けした後には適切なケアを施し肌荒れや肌トラブル知らずの綺麗なお肌を手に入れましょう。
