二重瞼のメカニズムを知ってアイプチのコツを知る
アイプチのコツが知りたいという前に、二重瞼がどのようにできているか構造を知ることで、ノリやテープの貼る位置などを知ることができます。二重瞼は上眼検挙筋(じょうがんけんきょきん)という、瞼(まぶた)を開くと使う筋肉が、上瞼の皮膚近くで枝分かれして、瞼が開くとき枝分かれした部分が引っ張られて、折りたたまれて二重になります。
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一重(ひとえ)の人の場合は枝分かれしている部分が皮膚とつながったり、つながりが弱かったり、するために瞼の皮膚が、持ち上がることができないのです。一重の人や奥二重の人は、脂肪が関係しています。皮下脂肪が多いと一重で脂肪の厚みが少なくなって二重になる場合があります。例えば加齢になって、脂肪がなくなると二重になることがあります。一重の人は、拳筋腱膜(きょきんけんまく)が皮膚につながっているので、二重にならないのです。
アイプチの種類を知ってアイプチのコツを知る
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アイプチの種類の特徴を知ったうえで、アイプチを購入することが大切で、アイプチにはアイテープタイプとリキッドタイプがあります。アイテープタイプのものには、両面接着式、片面接着式、ファイバータイプの物とあり、リキッドタイプ(ノリ)の物には、夜用・接着式・折込式とあります。
アイプチのノリタイプの基本的なコツは、二重にする基本のコツ
皮脂・汚れをコットンで拭き取る
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アイプチのコツは、まず、二重にする前に、まぶたの皮脂や汚れをコットンで拭き取ります。まぶたに皮脂や汚れがついていると、キレイな二重が作れません。
プッシャーでラインを決める
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次はプッシャーで、なりたい二重になるようにラインを決めます。あまり広くラインを取りすぎると、上手にいかないので、まつ毛の生え際から5~7ミリくらいが自然なラインになります。このときのコツは、目頭や目尻には広く塗り広げないことです。
薄くムラなく塗って、塗る範囲を狭くするのがコツ
もう一つのコツはノリを厚塗りしないで、薄くムラなく塗るのがコツです。塗る範囲を広げると、皮膚が引っ張られて不自然になります。塗ったらアイプチが乾いて半透明になるまで待ちます。目を開けないで半目で乾くまで待つことが必要です。
完全に乾かしたら、プッシャーを軽くあてるのがコツ
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完全にアイプチが乾いたら、二重のラインにプッシャーを軽く押し当て、目を開けます。このときのコツは、プッシャーを軽くあてることがコツで、二重のくい込みにプッシャーを入れ込んでしまうとノリがプッシャーについて、ヨレてしまいます。
プッシャーで形を整える
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そして、一度プッシャーをゆっくり外し、目頭と目尻の方に何度かプッシャーを押し当て、二重の形を整え、両端がしっかりくっつくようにします。このとき、プッシャーが目に入らないように、注意しましょう!また、プッシャーがない場合は、爪楊枝のお尻側や、ヘアピンで代用することもできます。これが、アイプチのコツです。
アイプチのアイテープタイプの両面・片面接着式のコツ
アイテープタイプには、両面接着式と片面接着式、ファイバー式の3タイプがあって、瞼に貼るだけで乾かす時間が要らないので簡単にできます。しかし、上手に貼らないとテープがはみ出してバレることがあります。このときも最初に瞼の皮脂や汚れをコットンでキレイに拭き取ります。
両面接着式
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両面接着式タイプのテープは、少し自分の目よりも小さめにカットするのがコツです。両面式接着タイプは、まぶたに挟み込んで引っつけるタイプで、瞼の厚い人や、しっかりと二重瞼を作りたい人向きです。瞼同士を折り重ねるので、作った二重のラインを固定しやすく、まばたきしてもバレにくいですが、接着面積が狭いので使えない人もあります。
片面接着式
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片面接着式タイプは、肌色に近いものを選び、瞼にテープを貼りつけてプッシャーでくい込ませます。片面接着式には、片面のテープを接着させて、膜をつくって瞼を上から被せます。片面接着式の種類はとてもたくさんあって、肌色タイプ・透明タイプ・半透明タイプ・メイク馴染みの良い不織布素材・肌に刺激のない医療用テープ素材・目立ちにくいポリエステル素材などがあります。
また、ワイドタイプや細見タイプも展開していて、メリットは目が突っ張らなくて自然に見えますが、目を閉じたときにテープが目立ちやすいデメリットがあります。頑固な一重瞼の人でも、幅広い二重にもできます。
アイプチのファイバータイプのコツ
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ファイバータイプは、糸状の粘着性のあるファイバーをくい込ませて、二重の溝を作ります。最初はアイプチのノリタイプの基本と同じで、瞼の皮脂や汚れをコットンで拭き取ります。そして、自分の理想とする二重瞼をプッシャーで瞼にあてて確認します。このときにキレイな二重瞼のラインを作ることがコツです。
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ファイバーを台紙から剥がし、ゆっくり引っ張って伸ばしたら、黒目の上辺りから押しつけくい込ませます。このとき、ピンと張った状態でやることが必要で、黒目・目頭側・目尻側に順番に貼り付けていきます。目尻からはみ出さないところで止め、しっかりと押さえてファイバーを10秒~20秒ほどキープして、余分な分をはさみでカットします。そのあとスティックでラインをキレイに整えます。
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現在販売されているファイバーのほとんどが医療用の粘着剤やファイバーを使用しているので、肌トラブルを起こしていません。ファイバータイプはアイプチが目立ちにくく、一重の人は二重のクセがつきやすくなります。アイプチのコツはファイバータイプでも、二重ラインをキレイにつくることです。瞼の厚さによっては、二重になりにくかったり、慣れるまで時間がかかったりします。
アイプチとメザイクは商標権からの名前
ストレッチファイバータイプは、日本アーツブレインズ社が特許を取得していて、メザイクの名前で販売していますが、ファイバータイプ自体は他社の製品でも販売されています。ただ、メザイクは従来のファイバータイプのものより自然な二重瞼に仕上がるので、とても人気を得ています。メザイクは少しコツがいりますが、コツをつかむと接着部分が少なく、細い繊維でできているので、二重が自然に見えメザイクでなければという、女性も多くいらっしゃいます。
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メザイクとは目のまぶたを一重から二重にするための化粧品のこと。日本のアーツブレインズ社が発売している。目を二重にする商品。特許を取得しているストレッチファイバーで従来の製品より自然に二重にすることができることから販売数300万個を超える人気がある
アイプチのメザイクについて
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メザイクは細い繊維でできていて、目立ちにくいし、皮膚に優しく接着部分が少ないのでメイクがしやすいと好評を得ています。二重の形を自由自在につくれ、ウォータープルーフタイプなので、汗や皮脂に強く長時間持ちます。メザイクの商標を名乗れない、他社メーカーは、二重ファイバーなどの名前がつけられています。消費者はファイバータイプの物をメザイクと呼ばれる方が多いです。
メザイクのコツ
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メザイクとはアイテープが進化してきて、ファイバー式のアイプチのことで、コツはアイテープとほとんど同じです。細く横に伸びるため、アイテープより瞼にくい込ませることができるので、キレイな二重を作ることができます。アイテープと同じく、キレイな二重を決めることがコツです。ファイバーを押しつけた部分以外皮膚が露出しているので、メイクがしやすいですが、最初の内はなかなかコツが掴めず時間がかかります。コツをつかむと数分でできる人もいます。
アイプチのリキッドタイプのコツ
リキッドタイプはアイプチの中でも一番種類が多く、ノリのようなリキッドを瞼に塗布して、二重をつくるタイプのアイプチです。ノリを乾かす時間が必要で、自分の目の幅に合わせて塗ることができるので、人気があります。リキッドタイプのコツは、薄く塗るのがコツです。リキッドタイプには、夜用・接着式・折込式の3種類があります。
夜用
夜寝る前に二重をつくって、寝ている間にクセをつけるタイプです。夜寝る前に清潔な瞼に二重をつくり、寝て朝起きると二重ラインができるのです。瞼の薄い人はクセが付きやすいですが、厚い人はクセがつきにくいので、好みは個人差があります。
接着式
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ノリのようなリキッドを瞼に塗布して、瞼同士をくっつけて二重をつくります。瞼の皮膚同士を接着させるので、厚みのある人や、頑固な一重の人でも二重をつくることができます。メリットは初心者でもできて、瞼の厚い人でも二重を長時間キープできます。デメリットとしては、瞼と瞼の皮膚を接着するので、まばたきしたときに不自然になって肌への負担も大きいです。
折込式
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折込式はノリを瞼に塗って、乾かすと薄い膜ができるのが特徴で、境目をつくってその上に瞼を被せ、折り込むように二重をつくります。目を閉じても自然な仕上がりで、不自然さを感じさせません。これは、皮膚同士を接着させないからです。瞼の上に膜をつくるので、二重になりにくい人もいます。塗りすぎると剥がれたり、自然な二重にならなかったり、コツが必要で慣れるまで時間がかかるデメリットがあります。
アイプチのコツのまとめ
「アイプチのコツが知りたい【タイプ別】理想の二重を作るポイント」を見てきましたが、アイプチは人によって個人差があります。新しくでた、メザイクもコツを掴むまで難しいようですが、ゆっくりと、毎日夜お風呂に入ったときなどキレイな顔で、練習して見てはいかがでしょうか?