ハチミツにはどんな成分が含まれているのか？
健康に良いと言われているハチミツではありますが、食べていて確かにと効果を実感する人はかなり多いでしょう。美容や健康に大きな助けとなってくれる美味しいハチミツではありますが、栄養面としてはどうなのか、どんな効果に対してどんな成分が働いているのかを知っていますか？
この記事では気になるハチミツに含まれている成分の働きについてを詳しくまとめ、更に毎日の食生活などで活用しやすいハチミツを使ったおすすめの健康的なレシピまで紹介していきます。毎日食べてるけど、ちょっと飽きてきたという人はぜひレシピの部分だけでもご覧ください。
ハチミツの成分にはこんなものが入ってる！
では実際にハチミツにどんな成分が入っているのかということについてを紹介していきます。栄養素が豊富なハチミツにどんな成分と効果が期待できるか、何となく知っているという人はここで更にしっかりと知ることで毎日のお肌のお手入れや健康にも活かすことができるかもしれません。
ハチミツの成分 その1.ポリフェノール
ポリフェノールというと、ワインなどの色の濃い葡萄やブルーベリーなどの果物やそれらを加工した製品に多く配合されているイメージの強い成分です。また、それ以外にも知っている人はココアやチョコレートなど、カカオを加工した製品にカカオポリフェノールというものが含まれている、ということも知っているかもしれませんね。
そんなポリフェノールには美容効果、視力改善などの効果が期待できるといわれている成分ですが、それ以外にも健康維持にもとても効果的です。現在多くの種類が確認されているポリフェノールの内、ハチミツに含まれているポリフェノールは強い抗酸化作用による老化の防止、細胞の若々しさを保つ効果からシミやシワなどにも効果的です。またそうした抗酸化作用は動脈硬化を引き起こす可能性のある血管に対しても細胞の老化防止による改善効果なども見込めるため、動脈硬化予防などを始めとする生活習慣病の予防に対しても大きな味方となってくれる成分と言えます。
ハチミツの成分 その2.ビタミン
主に野菜や果物に多く含まれていると認知されていることがほとんどのビタミンもこのハチミツの成分として実は含まれています。ビタミンＡにビタミンＢ群、ビタミンＣ、ビタミンＫなどとかなり豊富なラインナップと言えるでしょう。かなりお手軽にこれらのビタミンを摂取することができるというのは、野菜不足になりがちな現代では栄養面からしてみても嬉しい食材です。
ビタミンは身体自体を支えるためのものだけでなく、脳や神経などの部位を正常に働かせ、保つためにも必要になる成分でもあります。主に知られている効果としては肌の健康維持、抗酸化作用によるシミやシワの予防、代謝の促進といったものですが、それ以上に身体のための成分として大きな役割を持っているのがビタミンでもあるのです。水溶性、脂溶性と水や油に溶けやすい成分ですから、調理などの手間を考えることなく摂れるというのも大きなハチミツのメリットと言えます。
ハチミツの成分 その3．ミネラル
丈夫な骨や歯、炭水化物の消化や吸収のサポートと言ったいつも知らない間に行われている体のつくりや動きに関わっているのがミネラルです。最近ではそういったミネラルも不足していると言われている世の中ですから、ハチミツから摂ることができるのも簡単でうれしいものですね。
ハチミツに含まれているミネラルはマグネシウムやカルシウム、鉄分など有名なものが多いですが、それでもその数はかなり豊富です。小さな子供に牛乳などに溶かして飲ませてあげたりすることで、成長の促進などの効果も期待できるようになりますし、鉄分を含むレバーなどを調理する際に使って調理することでより鉄分を摂ることもできるようになるでしょう。
ハチミツの成分も料理に活かそう！おすすめのレシピを紹介
ハチミツはその風味や甘さ、栄養も豊富な成分から確かということもあって、砂糖の代わりに使われることも多くあります。とはいえ、どんな料理に使うと美味しいのか、どんなレシピがあるのか気になる所です。
料理に使うのなら、より栄養豊富で美味しいものを作りたいと思うのは必然です。そこで様々なレシピからなるべく手軽に、それでいてハチミツを使うことで美味しく食べることができる料理を調べてまとめてみました。ハチミツをどう活用したらいいのか分からない、美味しいハチミツを使った料理はどんなものがあるのか知りたい、という人はぜひ参考に見て行ってくださいね。
ハチミツの成分でほんのり甘く柔らかい生姜焼き
引用: https://img.cpcdn.com/tsukurepos/21446296/420x420c/8cdb9298f62de6432a70feaad8efe1fa.jpg?u=15402793&p=1527848437
さっぱりとした生姜の効いたタレで炒めて食べる生姜焼きは子供から大人まで美味しく食べることができるお肉料理の一つです。しかし、あまり生姜が強すぎたりすると食べにくいですし、お肉が固いのも嫌ですよね。そんな時にハチミツを使った生姜焼きのレシピがおすすめです。ハチミツの甘みと成分によってお肉が柔らかくなることでいつもの生姜焼きよりも食べやすく、それでいてコクがあって美味しく仕上がります。いつものお肉に更に豊富な栄養素と共に甘みのある味わいを加えてみませんか？
そして生姜焼きにはやっぱりご飯がつきものです。いつものご飯に炊く際に小さじ1杯程度のハチミツを入れて炊くだけで甘みの強い美味しいご飯が炊きあがります。ハチミツを使って生姜焼きを作る際に一度炊いてみるとさっぱりと生姜の効いた生姜焼きと相性が良いので、とても美味しいと思いますよ。
はちみつで酸味も滑らか 玉ねぎの酢漬け
常備菜として作っている人も多くいるのではないかと思われる玉ねぎの酢漬けにもハチミツを使うことで酸味も程よく美味しいものが出来上がります。サラダに混ぜてシャキッとした食感とお酢とハチミツの風味を加えても美味しいですが、何より揚げ物などの脂っこい料理との相性は抜群です。揚げ物を食べた後、さっぱりとした酢漬けで口の中や胃をスッキリとリセットさせてあげることも出来ます。そして毎日小皿でも出してあげられるため、足りない栄養を補うためにも良い料理です。
色んな料理にアレンジすることも可能な玉ねぎの酢漬けは多くのレシピが存在しますし、実家でお母さんが作っていたという人も少なくありません。作る時に砂糖などを使っている人は、思い切ってハチミツに変えてみるとカロリーも抑えられて美味しく作ることもできますよ。
ハチミツの成分でしっとり サツマイモのはちみつバタースティック
ハチミツの甘さとバターの程良い塩辛さがマッチしたおやつにもおすすめの一品です。普通のお菓子を食べるより栄養もありますし、何よりカロリーや塩分を抑えることも出来ますから小さな子供がいる、という家庭で作ったというお母さんの声を聞くこともあります。
このようにお弁当のおかずとしても活躍してくれる料理ですので、お弁当のおかずに、デザートに弁当箱に入れるのも良い料理です。ハチミツの風味ももちろんですが、カリッと揚がった外側としっとりとした内側で食感も楽しみながら食べられます。
毎日の食事もアレンジ自在！ハチミツで体を支えよう
食事や運動などを気を付けてもどうしても食事などで得る栄養というのは補えないことも多くあります。おまけに砂糖などを使用する場合カロリーや中性脂肪などを気にしている人はどうしても料理の味が薄くなる、しょっぱさの方が強くなってしまうということもあります。
そんなときにおすすめなのがハチミツを調味料として入れる事です。実はハチミツ1杯で砂糖大さじ3杯分の甘みを出すことができるので、カロリーオーバーなどを気にすることも少なくなります。健康維持やそうしたカロリー面を気にする人には栄養も豊富で健康に良い、とっておきの調味料として活躍してくれることでしょう。
