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【コーヒー】エスプレッソの入れ方や飲み方!カフェインの量は?

2024.02.25

コーヒーの中でも、カップも飲み方も特別なエスプレッソは、最近よく見るようになりましたね。でも、飲んだことはあるけれど、どんな特徴があるのでしょうか。普通のコーヒーとカフェインの量は違うのでしょうか。それではエスプレッソの正しい入れ方や飲み方をみていきましょう。

  1. エスプレッソはどんなコーヒー?
  2. 普通のコーヒーとエスプレッソコーヒーの違い
  3. コーヒーとエスプレッソコーヒーの歴史
  4. エスプレッソコーヒーマシンの起源
  5. エスプレッソコーヒーマシーン
  6. エスプレッソコーヒーの入れ方
  7. エスプレッソコーヒーのクレマとは
  8. エスプレッソコーヒーのカフェイン量
  9. エスプレッソコーヒーの楽しみ方
  10. まとめ
最近よく目にするエスプレッソは、とっても小さいカップで濃い色のコーヒーにお砂糖を入れて飲みますね。飲んだことはあっても、本当はどんなコーヒーなのかあまりよく知られていないようです。エスプレッソとは一体どんな飲み物なのか、入れ方や飲み方等くわしく見ていきましょう。
私たちがエスプレッソと呼んでいるのは、正確にはエスプレッソコーヒーで、コーヒーの一種なんです。「エスプレッソ」はイタリア語の急行と言う言葉が起源という説と、特別に・注文ごとにというイタリア語の意味からの起源とがありますが、どちらにしても抽出のし方のことをエスプレッソといいます。高圧で短時間の抽出方法による入れ方をさしています。現在は、紅茶でもエスプレッソがあります。
エスプレッソコーヒーの呼び名のもう一つは、デミタスです。これは普通のコーヒーカップの半分の大きさのカップに入れて出されることが由来です。demiは半分、tasseはカップの意味ですからデミタスと呼ばれます。エスプレッソコーヒーのことを、ここからは見出し以外ではエスプレッソと表記していきます。
先ほどエスプレッソとは、高圧で短時間の抽出方法による入れ方のコーヒーのことといいましたが、実は普通のコーヒーとエスプレッソは使う豆に違いはありません。エスプレッソでは深煎りのコーヒー豆を、パウダー状の極細挽きにして高圧にしたお湯で短時間で抽出します。定義は、9グラムの極細挽き豆を、9気圧の圧力をかけ、90度のお湯30ccで30秒で抽出した液体のこととされています。
普通のコーヒーは、基本的で楽しみやすいコーヒーの代表とされるのは、ドリップコーヒーです。コーヒーを入れる道具の違いで、10数種類の抽出方法があります。同じコーヒー豆であっても、入れ方によってコーヒーの味や香りが変わってきます。普通のコーヒーもエスプレッソも、コーヒー豆の味と香りを抽出した液体を、飲んで楽しむということになります。

コーヒーの起源

コーヒーの起源は、9世紀のエチオピアといわれています。ヤギ使いがヤギたちが、ある木の赤い実を食べて騒がしくしているのに気づきました。自分もたべてみるとシャキッとして気持ちが高ぶったのです。僧侶に分けようとすると、気持ちを高ぶらせるのは悪魔の実だと、焚き火に捨ててしまったのです。しかしあまりの香ばしい香りに、実をすりつぶしてお湯で飲んでみたところ、その美味しさからコーヒーが広まったということです。

エスプレッソコーヒーの普及[飲み方の工夫]

エスプレッソの歴史は、19世紀初めに、ナポレオンがイギリスに経済制裁をするため、ヨーロッパ大陸を封鎖した頃にさかのぼります。これによってコーヒー豆が不足していきました。ローマで最古のカフェではコーヒー豆の量を3分の2にして、小さなカップで安くコーヒーを提供しました。これがデミタスとなり、20世紀にエスプレッソマシーンができて飲み方が工夫され、少量で濃いコーヒーを飲めるようになり、その後普及しました。
エスプレッソマシーンの起源は、19世紀のイタリアです。1855年エスプレッソマシーンの原型といえる、コーヒーを抽出する巨大なパーコレーターからヒントを得て、イタリア人の実業家ルイジ・ベッツェーラが、1901年業務用機械の特許をとり、1903年に世界初の業務用のエスプレッソマシーンが誕生しました。1933年にセミオートマチック・エスプレッソマシーンの原型が開発されて、イタリア中に普及していきました。
この間とそれ以降も、さまざまな人々によってエスプレッソマシーンが開発されていました。ですが、エスプレッソが飲みたいと開発していたのではなく、よりおいしいコーヒーを飲みたいために、抽出方法を研究していった結果、現在のエスプレッソマシーンが生まれたともいえます。
【デロンギ:エスプレッソ・カプチーノメーカーEC152J】デロンギではコンパクトなタイプで、カフェ・ポッドとコーヒーパウダーの両方で入れられます。2つのカップの同時抽出する飲み方も可能です。ミルクをきめ細かく泡だてられて、カプチーノやカフェラテも簡単にできます。
【イリー:フランシスフランシスX7.1】他のエスプレッソマシーンにない可愛いデザインです。コーヒーカプセルをセットして30秒でイタリアン・エスプレッソが完成します。コーヒー豆がマシーンに触れないので掃除が楽で、ミルクもクリーミーに泡立つのでカプチーノもできます。
【ボンマック:エスプレッソメーカーBME-100】ボンマック社の中での最安値のマシンです。初心者がラテアートをしたいならおすすめの使いやすさです。
【ネスレ:ネスカフェドルチェグスト】エスプレッソ専用マシーンではなくて、さまざまなカプセルのコーヒーやアレンジコーヒーが飲めます。公式サイトからカプセル定期便を申し込むとドルチェグスト本体は無料になります。手入れのしやすさ、コンパクトさ、コーヒーの一定の品質、コスパの良さなどが人気です。
先ほどご紹介した、デロンギEC152jを使ったエスプレッソの入れ方です。下は、マキネッタをつかった入れ方です。直火にかけますので、専用バーナーを使うのがおすすめです。
エスプレッソでは、これが美味しさを左右するというものです。ビールの泡と同じように考えて頂くと分かりやすいです。カプチーノを入れた時に、美味しく抽出できた時のキメの細かい泡のことをさします。コーヒーの挽いた豆には炭酸ガスが含まれていて、その炭酸ガスが泡になったものです。エスプレッソ特有のアロマ(芳香)を閉じ込めてくれます。へーゼルナッツ色でお砂糖を入れた時にゆっくり沈む厚みがいいバランスになります。
エスプレッソはとても濃い色をしていますよね?こんなに濃い色ならカフェインの量は、普通のコーヒーより多いのではないかと思われがちです。コーヒー豆のカフェインは焙煎の時間が長いと少なくなり、抽出時間が長いと多く含まれます。
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普通のコーヒーをドリップで入れた150mlにはカフェインが100mg、エスプレッソ40mlにはカフェインが77mg含まれます。同じ量ならエスプレッソの方が多いのですが、デミタスで飲む量ならカフェインは少ないことになります。ちなみに150mlの玉露には180mg、煎茶には30mgです。1日当たりのカフェインの適量は250mgと言われていますので、エスプレッソなら3杯程度になります。
それでは、エスプレッソを楽しんでみましょう。エスプレッソは普通のコーヒーカップより小さなデミタスで飲みます。日本人はストレートで飲む方もいますが、必ずお砂糖を入れるものです。シュガースプーンで山盛り1杯~2杯を静かに入れ、クレマが無くならない程度に混ぜます。2口か3口ですぐに飲みましょう。アロマが感じられます。残ったお砂糖をすくって食べるのも、スイーツの様で楽しみの一つになります。
エスプレッソはとても奥深いというのがお分かりいただけましたでしょうか?家庭でエスプレッソを楽しむには、エスプレッソマシーンが便利なんですね。コーヒー豆で入れるならパウダー対応のもの、初心者やお手入れの手軽さで選ぶなら、ポッド(カプセル)対応のタイプ、または両方対応の機種があります。予算や置き場所、味わい、飲み方、デザインなどお好みのマシンを選んで美味しいエスプレッソを楽しまれてはいかがでしょうか。