コーヒーの挽き方で香りが違う?
コーヒーは奥深い飲み物
引用: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E8%B1%86&srt=dlrank
普段何気なく私たちの生活にあるコーヒー。最近ではコンビニやファストフード店でも本格的なコーヒーを味わう事が出来るようになりました。コーヒーはコーヒー豆を焙煎し、その豆を挽き、その上からお湯をかけ、ゆっくりと抽出します。その種類は様々で、コーヒーの豆の挽き方や、量、コーヒーの入れ方などそれぞれで異なり、コツがいるといった奥深い飲み物がコーヒーです。
美味しいコーヒーが飲みたい!
引用: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E8%B1%86&srt=dlrank
良い豆を使って、焙煎し、挽き方にもこだわり、コーヒーの入れ方のコツなども抑えたものは、香りや味が格段に違います。豆の香りと入れ方で変わる奥深い美味しさを常に自分でも楽しめたらどれだけ幸せな事でしょう。それだけ、コーヒーは豆の挽き方一つや入れ方で味が変わるのです。美味しいコーヒーが飲みたい!でも、美味しいコーヒーを求めて毎日カフェへ通うなんて事も難しいですよね。そこで、この記事では、コーヒー豆の種類から挽き方やコーヒーの入れ方などについて紹介していきます。
コーヒーの挽き方:豆の種類
コーヒー豆生産量の7割はエチオピア
引用: https://aki-s.link/coffee-kasu/
コーヒー豆は木から採る事が出来ます。主に赤道付近に原生しており、その土地で採れるコーヒー豆によって名前も異なりますが、元々の原種はおおまかに説明すると、アラビカ種・カネフォーラ種・リベリカ種の3種類になっています。店頭で良く見掛けるタイプのコーヒー豆は、エチオピアで採れるアラビカ種です。およそ70%がこの種類のコーヒー豆となっています。
コーヒーワールドマップ
引用: https://www.hario.co.jp/coffee/hario_coffee/beans.html
独特な香りを楽しめて、アイスなどにも用いられるモカはエチオピアで採れ、上品で豊かな味わいが楽しめ、キリマンジャロはタンザニアで採れます。キリマンジャロは人気の豆で、缶コーヒーとしても販売されていますね。このように赤道付近で比較的気温の高い国でコーヒー豆は生産されています。
コーヒーの挽き方:焙煎
焙煎とは
引用: http://www.freejpg.com.ar/free/info/100006928/granos-de-cafe
コーヒー豆は、そのままの状態でコーヒーを抽出出来るわけではありません。まずは、しっかりと焙煎をします。焙煎とは、豆の特徴に合わせて、熱を加えながらローストしていくことです。焙煎の方法によっては、それぞれのコーヒー豆特有の個性を引き出す事が出来ます。この焙煎によってコーヒーの味の8割が出来上がると言われている程、重要な行程となっているのです。
焙煎と味の関係
引用: http://pictkan.com/photo/
コーヒーの焙煎は、豆特有の個性を引き出す事が目的です。焙煎にはコツがあり、そのコツを身につける為に焙煎のみをただひたすら行う人もいます。焙煎は大きく分けて『浅煎り』『中煎り』『深要り』と3つあります。
引用: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E8%B1%86&srt=dlrank
味としては、浅煎りは酸味が強めで苦みが弱く、深煎りになるにつれて酸味が弱くなり、苦みが強くなります。焙煎の方法は、豆本来の良さを引き出す事が目的ですが、他にもその人の好みで焙煎方法を変える事もおすすめです。
コーヒーの挽き方:挽き方種類
引用: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E8%B1%86&srt=dlrank
コーヒーは量はもちろん、焙煎の方法にコツが必要だったりと色々と奥深いものがありますが、焙煎の次に味を決めるのが『コーヒー豆の挽き方』です。コーヒー豆の挽き方一つでさらに味や香りが異なります。まずは、コーヒー豆の挽き方の種類について紹介していきます。
極細挽き
引用: http://honocoffee.jp/dictionary/finegrind/
コーヒー豆の粒が白砂糖程の大きさで挽いたものを『極細挽き』と言います。特徴としては苦みが非常に強いです。エスプレッソマシンを使った入れ方がおすすめです。
細挽き
引用: https://kura-nora.com/handmill-adjustment/
白砂糖と、グラニュー糖の間程度の粒の大きさを『細挽き』と言います。細挽きは、苦みが強く、コクも強い為、おすすめの入れ方としてはウォータードリップや、ペーパードリップを使う事です。
中細挽き
引用: http://ito-coffee.com/03_howto/03_03.html
グラニュー糖程の大きさで豆を挽く方法を『中細挽き』と言います。一般的に販売され、バランスがいいとされており、自宅にコーヒーメーカーがある場合は、この中細挽きの方法で挽いた豆を購入する事をおすすめします。入れ方としてはペーパードリップがおすすめです。雑味がなく、飲みやすい万人受けする味が特徴となっています。
中挽き
引用: http://coffee-kyokasho.com/how-to-make-coffee-manure
グラニュー糖とザラメの間程度の大きさで豆を挽く方法が『中挽き』です。雑味がなくすっくきりとした口当たりでクリアな味になる事が特徴とされ、サイフォンやネルドリップを使った入れ方で抽出する事がおすすめです。
粗挽き
引用: http://blog.circleofcircus.com/?eid=78
ザラメ程の大きさに豆を挽く方法を『粗挽き』と言います。苦みが少なく、酸味が強めである事が特徴的です。フレンチプレスなどの入れ方がおすすめの方法ですが、直接お湯で煮だす方法ですのでさっぱりとした味わいが楽しめるコーヒー豆の挽き方となっています。
コーヒーの挽き方:抽出器具の選び方
コーヒーはその挽き方により、使用する抽出する器具が異なります。抽出器具を豆の挽き方に合わせるだけで美味しさがさらにアップします。
水出しドリッパー
引用: http://www.paocoffee.co.jp/mizudasi.html
水出しドリッパーは、水からゆっくり時間をかけてコーヒーを抽出しますので香りも良く、雑味がないまろやかな味を楽しむことが出来ます。適した豆の挽き方は、『細挽き』がおすすめです。
ペーパードリッパー
引用: http://manatopi.u-can.co.jp/helpful/160805_1019.html
ペーパードリッパーは、ドリッパーにペーパーをセットし、お湯をゆっくり入れ、抽出します。ドリッパーには穴が1つ開いているタイプと穴が3つ開いているタイプの2種類あります。ペーパータイプは使い捨てですので、清潔です。また、入れ方も簡単ですので初心者には持って来いの入れ方と言えます。ペーパードリッパーには、比較的風味が安定している中細挽き、中挽きの豆の挽き方がおすすめです。ただし、水の量に気をつけながら抽出しなければなりませんので様子を見ながら行うようにしましょう。
ネルドリップ
引用: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97&srt=dlrank
ネルドリップは、大量にコーヒーを抽出する事が出来ます。コクのあるコーヒーが楽しめると定評がる抽出機器です。コーヒー豆の挽き方でおすすめのものは、中挽き、粗挽きタイプです。
サイフォン
空気圧を利用した抽出方法でコーヒーを抽出します。香り高く、雑味のないコーヒーが楽しめます。おすすめのコーヒー豆の挽き方は、中細挽き、中挽き、粗挽きの3種類です。コーヒーが抽出される行程も楽しめる入れ方でコーヒー好きには人気の抽出方法となっています。
コーヒーの挽き方:おすすめの量
コーヒーにもおすすめの量があります。基本的な量は、コーヒー1杯あたり約10ℊだとされています。コーヒーの好みの味を調節するには粉の量を変えるといいのですが、その際は慎重に行わなければなりません。
引用: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97&srt=dlrank
例えば、アメリカンコーヒーを楽しみたい場合は、粉の量を基本量よりも少なめの6g~8gがおすすめです。コーヒーのコクを楽しみたい場合は、粉の量を基本量よりも少し多めの15gから20gがおすすめです。
引用: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97&srt=dlrank
味覚は人それぞれなので、あなたの好みに合った味になるように粉の量を調整しながら適量を探す事も楽しいかもしれませんね。
コーヒーの挽き方:コツ
引用: http://photo-chips.com/db/database.cgi?cmd=dp&num=195
コーヒーには美味しくなるコツがあります。これまで紹介してきた豆のロースト具合、豆の挽き方、抽出方法などにこだわるだけで格段に味が変わりますが、その他としては、コーヒーミルを手に入れ、自分に合った好みの味になるように豆を挽く事がコツの一つとなるのですが、さらにポイントとしては、豆を挽く時は、どれも均一な大きさに挽かなくてはならないという点です。
粉を均一にする事で、味が安定し、ばらつきがなく、さらにおいしいコーヒーを楽しめます。均一に豆を挽く時のコツとしては、挽きムラにならないようにミルで挽きながら粒の大きさを確認するようにしましょう。本格的にコーヒーを楽しむのであれば、その『コツ』に力を入れる為に、コーヒーは豆から選び、ミルにもこだわる事をおすすめします。
コーヒーの挽き方:コーヒーの入れ方
引用: https://www.irasutoya.com/2012/03/blog-post_8325.html
コーヒーの入れ方として注目する点が①沸騰したお湯を使う事②すぐに飲む分のみをいれる事③抽出器具はあらかじめ熱めのお湯で綺麗に洗う事の3つです。
沸騰したお湯を使うと、味や香りがぐっと膨らみ、味わい深いコーヒーを楽しむことが出来ます。また、コーヒーはすぐに香りが飛んでしまうとてもデリケートな飲み物ですので、面倒でも1回1回その時飲む分の量を抽出するようにしましょう。
引用: http://forest17.com/syoku10/syok10_1980.html
さらにコーヒーは香りも楽しめる飲み物ですが、器具などに匂いが付きやすい為、抽出器具はあらかじめ熱めのお湯で前の香りをしっかりと飛ばす必要があります。手間ではありますが、飲む前にしっかりと熱湯で洗ってから抽出するようにしましょう。
コーヒーの挽き方:挽き豆はおすすめしない?
引用: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97&srt=dlrank
ここまでコーヒーを美味しくする為にコーヒー豆の挽き方などについて紹介してきましたが、コーヒー豆はとてもデリケートである為参加しやすく、ポイントを間違えると酸味や雑味が気になる美味しくないコーヒーへと変わってしまいます。手軽に美味しさを求める場合は、中細挽きの豆とペーパードリップタイプの抽出方法で手軽に味わえる方法を実践しましょう。
コーヒーの挽き方をマスターして香りと味を楽しもう!
引用: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E8%B1%86&srt=dlrank
いかがでしたか?コーヒーの豆の挽き方や入れ方について紹介してきました。普段コンビニやファストフード店でも楽しめるコーヒーですが、さらに美味しさを求めるならまずはコーヒーについて知り、コーヒー豆の挽き方をマスターし、入れ方などにもこだわりを持ってその時間を楽しむ様にしましょう。