カーテンの間違った測り方
実は間違った測り方をしていることが多いカーテン。今しているカーテンの長さをそのまま測ってしまうのは間違いだし、窓枠をそのまま測ってしますのも間違い。カーテンレールをそのまま測るのも間違い。なんとなく一般的だと思い込んで自己流で測って、大体の長さが合っている既製品のカーテンを買って、短すぎたり長すぎたり、、、そんな失敗をされている方、結構いるんじゃないでしょうか。既製のカーテンを買う際も、オーダーカーテンを買う際も、測り方はとても重要です。では何が正しい測り方なの?という悩みを抱えている方への解決方法を紹介しましょう。
引用: https://iku-mama.jp/articles/tAAbc
今のカーテンを直接測らない!
カーテンのサイズなんだから、今のカーテンを測ってしまえばそれでOK!なんて勘違いしている人、結構多いんです。丈はまだしも、カーテンにはヒダがあり、しかもそのヒダにも種類があるので、生地を伸ばして幅を測ってしまうと正しいサイズとは大幅に差異が生じてしまいます。なので、買い替えを考えている人は気をつけましょう。
カーテンレールのない窓枠を測らない!
カーテンのサイズを正しく測るためには、必ずカーテンレールが必要です。なので、カーテンレールのついていない窓枠をそのまま測ることは、正しいカーテンのサイズではありません。特に丈は、窓枠で測ってしまえば短すぎで日差しが漏れてきてしまいます。
カーテンレールをそのまま測らない!
カーテンレールがないとカーテンの正しいサイズは測れませんが、カーテンレールをそのまま測ってしまうことも実は間違いです。またカーテンレールにも種類があるので、それぞれの測り方を知ることが大切です。
引用: http://www.curtainland.net/blog/?page_id=1383
実際の正しいカーテンの測り方ーカーテンの幅編ー
カーテンの正しい幅は、カーテンレールにある片方の固定ランナーからもう片方の固定ランナーまでの長さのことを指します。ランナーとはカーテンをかけるためのフックをかけるもののことで、その中でも固定ランナーとは一番端にある動かないランナーのことです。ストッパーとも呼ばれています。ただ、ジャストサイズだと、ちょっとしたことで光が漏れてきてしまうので、片方の固定ランナーからもう片方の固定ランナーまでの長さを測り、その長さに×1.03~1.05した長さが理想的です。
金属製レール(機能レール)
引用: http://www.unico-fan.co.jp/explanation/curtain/size.html
金属製のレールは、一般的な賃貸の物件についていることが多いです。端の固定ランナーからもう片方の固定ランナーまでの長さを測ります。
装飾レール
引用: http://www.unico-fan.co.jp/explanation/curtain/size.html
装飾レールの場合は、固定ランナーもしくは、両端についている装飾キャップの付け根からもう片方の付け根までを測ります。
カーテンの開き方を考えた選び方
カーテンレールを使った幅の長さを測リ方の悩みが解決したところで、次はカーテンの開き方です。カーテンの開き方には、両開きと片開きがあります。大きい窓には、開き方が両開きの方が使いやすく、小さな窓には、開き方が片開きの方が使いやすいです。既製品のカーテンは、2枚セットで売られているものと、1枚で売られているものがあるので、開き方やサイズで1枚買うのか2枚買うのかを間違えないように気をつけましょう。
両開き
両開きの開き方は、一般的な窓に使われるオーソドックスな開き方です。大きな窓には両開きが使いやすいですし、カーテンを開けて図のようにタッセルを付けた時にもアシンメトリーになるので部屋のバランスがよくなりますよね。
引用: http://www.isn-webshop.com/top_acce/hiraki/
片開き
開き方が片開きって使いにくそう、、、なんてイメージですが、窓の形や、狭い間取りでの家具の配置などで、肩開きの方の便利なんてこと意外に多いんです。真ん中に切れ目がないので光が漏れにくいですし、片手でパッと開けるのが簡単でいいですよね。
引用: http://www.isn-webshop.com/top_acce/hiraki/
ヒダの種類と選び方!
一般的なカーテンにはヒダがあり、いい具合のウェーブがカーテンをより綺麗に見せてくれますよね。このヒダには、実は種類があり、その種類によってカーテンの見え方が変わってきます。種類?なにがどうちがうの?なんて混乱してしまう方もいらっしゃると思います。そんな方のために、こんなカーテンではどのヒダの種類がいいかというのを紹介し、解決していきましょう。
引用: http://blog.livedoor.jp/curtainkan_mori/archives/29677353.html
フラットカーテン
その名の通り、フラットなカーテンで、カーテンを閉じている時の状態はほぼフラットです。使われている生地の長さも、カーテンのサイズの約1倍~1.3倍ほどです。なのでカーテンに柄が入っているものは、柄をまっすぐ見せてくれるフラットタイプが良いですね。
引用: http://mitsuwa-i.com/blog/%E6%96%B0%E7%9D%80%E5%B1%95%E7%A4%BA%E5%93%81/%E3%80%8E%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%B3%E3%81%B2%E3%81%A0%E7%84%A1%E3%81%97%E3%80%8F%E7%B8%AB%E8%A3%BD%E3%81%AE%E5%85%B7%E4%BD%93%E7%9A%84%E3%81%AA
1.5倍ヒダ
この1.5倍ヒダが一般的な既製カーテンと言えます。生地の長さが、カーテンサイズの1.5倍になっているので、閉じた状態ででもヒダがつきます。
引用: http://curtain-ya.com/faq/569/
2倍ヒダ
2倍ヒダは、生地の長さがカーテンサイズの2倍になっているので、閉じた状態でもヒダがかなりたくさんあります。なので、シンプルな柄のない無地のカーテンを2倍ヒダにすることで重厚感が増します。ただ、生地を2倍使っているということもあり、値段は他の種類のカーテンより増します。
引用: http://curtain-ya.com/faq/569/
実際の正しいカーテンの測り方ーカーテンの丈編ー
カーテンの幅の長さや開き方についてはわかったかと思います。次は、よくみなさんが、丈が足りない!ちんちくりん!なんて失敗をしたり、丈が長すぎて床を引きずってしまってみっともない、、、なんて失敗も多い、カーテンの丈の測り方です。あとこれを知れば、カーテンサイズに関する悩みは全て解決できるでしょう。
掃き出し窓の測り方
引用: http://www.unico-fan.co.jp/explanation/curtain/size.html
掃き出し窓の場合の測り方は、まずは固定ランナーから床につくまでの長さを測ります。床までの長さのジャストサイズだと、カーテンを引きずってしまいホコリを集めてしまったり、裾のほつれの原因となってしまします。なので、固定ランナーから床の長さから-1cm~1.5cmくらいした長さが正しい丈の長さです。
腰掛け窓の測り方
引用: http://www.unico-fan.co.jp/explanation/curtain/size.html
腰掛け窓の測り方は、固定ランナーから窓枠の下まで測ります。その長さだと、斜めから日差しが差し込んできてしまうので、+15cmから20cmすると良いです。もし窓枠の下に家具などを置く場合は、その高さも測っておきましょう。
出窓の測り方
引用: http://www.unico-fan.co.jp/explanation/curtain/size.html
出窓の測り方は、固定ランナーから窓台までを測り掃き出し窓同様に、だいたい-1cm~1.5cmするのが理想的です。
フックの種類と丈の長さの測り方
カーテンをカーテンレールのランナーに引っ掛けるためのフックには、主に2種類あります。Aフック仕様とBフック仕様というものがあります。たしかに少し形のちがうフックをそれぞれ見たことある、、でもどう使い分けたらいいかわからない!なんて人も多いと思います。そんな疑問を解決するために、一つずつどんなものか紹介していきます。
引用: http://www.unico-fan.co.jp/explanation/curtain/size.html
Aフック仕様(天井付けタイプ)
このAタイプは、カーテンのレールが見えるタイプの仕様のフックです。カーテンボックスのある時や、装飾レールでレールを隠す必要のないときにこのタイプを選びます。また、形状記憶のカーテンは、ヒダを綺麗にみせるためにAタイプを選んだほうが良いでしょう。
Bフック仕様(正面付けタイプ)
このBタイプは、カーテンレールを隠すタイプの仕様のフックです。
このタイプは、レールが隠れるので、機能レールの無機質な感じを隠してくれます。
また、より光が漏れにくいので、遮光カーテンの際に使うといいですね。
フックのタイプで丈の長さも変わります!
フックのタイプによって、カーテンの付ける位置が変わってくるので、もちろん丈の長さも変わってきます。なので、特にオーダーカーテンを注文する際は気をつけなくてはなりません。Aタイプは、フックの部分が上部にくるので、注文サイズの+1cmがカーテンの生地のサイズになります。逆にBタイプは、フックの部分が下部にくるので、注文サイズの+4cmがカーテンの生地のサイズになります。オーダーカーテンはフックの種類も含めて選べるようになっています。
また、金属製のフックは、AタイプとBタイプではちがう形をしていますが最近はプラスチックのアジャスターフックが主流で、同じフックでも、フックの位置を変えるだけでAタイプかBタイプかを使い分けることができます。
引用: https://www.rakuten.ne.jp/gold/e-curtain-shop/fook.html
正しい測り方をするための便利グッズも!?
カーテン用メジャー
引用: https://www.curtain-f.com/staffblog/s_honbu/entry-453/
カーテンの長さは両手を広げたよりも長いので、一人で測るのはなかなか難しいですよね。一人暮らしを始めるときに、片方をテープで固定して、一人で測ってなんていう苦労を解決してくれるアイテムがあります。それがカーテン用のメジャーです。先がフックのようになっているため、固定ランナーにフックを引っ掛けて、そのまま測ることが出来ます。幅はカーテンレールに沿って測るだけで、丈も床にぴたっとなるように下ろしていくだけなので、一人でも簡単にカーテンサイズを測ることが出来ます。
カーテンの選び方
カーテンサイズの測り方やフック・ヒダの選び方など、カーテンの大きさに関することはなんとなくわかったかと思います。基本的なサイズに関する知識を持ったところで、一番カーテンを選ぶ際に迷ってしますのが、色やデザインですよね。
また、遮光や遮熱など機能性を考えてカーテンを選ぶことも大切ですよね。部屋の雰囲気にかなりの影響を与えるカーテンの色や機能性を選ぶ際に気をつけたいことを考えていきましょう。
まずは部屋のタイプを考える!
リビングは、お家のなかで一番のメインの部屋。家族の団欒、来客を考える、食事を摂るダイニングスペースとつながっていたら、など色々な条件を考えるとキリがない空間です。なので、まさに無難と言われるようなアースカラー系の色にするのがオススメです。
引用: https://www.interior.or.jp/daisuki/oshiete/try/s_natural/index.html
寝室は、睡眠をとるための部屋なので、心が落ち着くシンプルなデザインのカーテンをオススメします。今から寝るというのに、派手な目立つ色や柄があるとそれだけで目が覚めてしまいそうですね、、、笑 朝日が差し込むのが苦手な人は、遮光カーテンで光を遮るようにするといいですね。
引用: http://www.curtain-info.com/bedroom-curtains
それぞれの部屋の空間がフローリングならそのフローリングに合う色、絨毯やカーペットならそれに合う色を選ぶと良いでしょう。似た色を使うと統一感が出てオシャレに見えますよね。
機能性を考える!
カーテンは部屋の雰囲気にかなり影響を与え、インテリアの一つでもありますが、まずは外から部屋の中が見えないというとても重要な役割があります。また、特に光を遮る遮光カーテンや、寒さや暑さを遮ってくれる遮熱カーテンなどもあります。紫外線をカットしてくれるUV機能のあるカーテンは、女性にとっては特に嬉しいですよね。色やデザインだけではなく、シーンに合わせて機能性のあるカーテンを選ぶといいと思います。
引用: https://www.rakuten.ne.jp/gold/tengoku/shakou.html
レースカーテンの測り方と選び方
一般的なドレープカーテンには、窓との間にレースカーテンをかけますよね。そのレースカーテンも、サイズの測り方は基本的に通常のカーテンと同じです。一昔前は、少し古臭いデザインのものが多かったですが、今はデザインも機能性も豊富です。UV機能や遮熱など、通常のカーテンとの組み合わせでより効果が増し、カーテンの機能性に満足できるとおもいます。
引用: https://www.cecile.co.jp/detail/XF-529/
カーテンの測り方・選び方まとめ
いかがでしたでしょうか。みなさんの測り方は間違っていなかったでしょうか。カーテンの測り方がなんとなく曖昧な方も多かったのではないでしょうか。この機会に正しい測り方を知り、解決できたかと思います。また、選び方のコツを知ることで、あれにしとけば良かったなんて公開することも少なくなると思います。サイズや色・デザインに満足するカーテンを購入できると、部屋の雰囲気も良くなり気分がぱっとして、素敵な毎日が送れますね。
引用: http://hf.aeonsquare.net/homecoordy/item/item013.html