カーテンの天井付け!メリットや長さ・フック・サイズ編①:天井付けとは?
カーテンの吊り方は、2種類あります。「天井付け」「正面付け」の2タイプですね。本記事の主役である天井付けから解説していきます。天井付けは、カーテンレールが見えるタイプですね。多くのカーテンがこのタイプではないでしょうか。天井付けのみ対応できるカーテンやレールの種類がありますので、間違えないようにしましょう。
では、正面付けは、どのような吊り方なのでしょうか。これは、カーテンレールが隠れるタイプですね。カーテンやレールの種類によっては、正面付けできませんので、十分ご注意ください。カーテンレールが天井に近ければ、天井に当たるような高さを誇るタイプです。「カーテンが窓をトータル的に覆う」というイメージが良いですね。
カーテンの天井付け!メリットや長さ・フック・サイズ編②:フック
天井付け・正面付けに使用するフックについてご紹介します。正面付け(機能性レールバージョン)では、カーテンをレールが隠れるようにつるします。そのため、丈のサイズは、約4cm長くなるでしょう。スタイルによって異なる可能性はありますが、約4cm立ち上がるようにします。
天井付け・正面付けにする場合は、Aフックを使ってください。そうすれば、カーテンの上部分がレールに重なることはないでしょう。また、天井にカーテンが触れることを防止することができます。レールのタイプによってはデザインをひき立てることもできますよ。
カーテンの天井付け!メリットや長さ・フック・サイズ編③:ブランケット
ブランケットについてもご紹介しましょう。ブランケットとは、レールをはめこむ金具のことですね。ビスで天井や壁にしっかりと固定し、レールをつけていきます。正面付け、天井付けともに使用するレール自体に変化はありません。しかし、ブランケットのタイプが異なるのです。
良く見られるのがL字型のブランケットは正面付け、I型のブランケットは、天井付けになるでしょう。ブランケットを使用せずに、レールを直接天井付けできるタイプや正面付け・天井付けどちらにも対応できるブランケットがありますね。ご自身でブラケットをつけることがあれば、ぜひ参考にしてください。
カーテンの天井付け!メリットや長さ・フック・サイズ編④:正面付けの長さ
正面付けの長さをみていきましょう。機能性レールであれば、長さは窓枠からそれぞれ左右に約10cmですね。装飾レールであれば、長さが異なります。約15cmに伸ばすと、見た目的にオシャレになるのではないでしょうか。レールの種類によって長さを変えるのはポイントですね。
レールを取り付ける位置ついてもご紹介します。機能性レールであれば、窓枠より上に約10cmのポジションがよいですね。装飾レールは、約15cmです。取り付け位置もレールの種類によって変わりますので、間違えないようにしましょう。
カーテンの天井付け!メリットや長さ・フック・サイズ編⑤:正面付けの注意ポイント
正面付けの注意ポイントを解説します。取り付ける位置やレールの長さを調節しなければならない時があります。それは、窓の近くにエアコンがあったり、すぐ横に壁がある時です。
また、レールが触れないようにするために、開き戸や折り戸にも気を付けましょう。開いたり閉じたりするたびに、レールが当たってしまうことは避けてください。装飾レールであれば、装飾レールにまつわる部品が大きいこともあります。いずれにせよ、レール周辺の環境には気を付けてください。
カーテンの天井付け!メリットや長さ・フック・サイズ編⑥:天井付けのメリット
天井付けのメリットを説明します。天井付けは、窓枠内に取り付けることになりますね。そのため、レールがはみでて周辺環境のジャマになったり、インテリア的にオシャレとは言えないようなことにはなりません。スッキリと枠内に入り、カーテンをつるすことができますよ。
しかしながら、メリットだけではなく、デメリットもあります。それは、光の漏れがあることですよね。カーテンのサイドや上から光が漏れてしまうのは避けずらいです。そしれ、レールがしっかりと見えてしまうタイプですので、部屋のおしゃれを害してしまうことも考えられるでしょう。
カーテンの天井付け!メリットや長さ・フック・サイズ編⑦:レースカーテン
レースカーテンは、正面付け・天井付け、どちらのつるし方がよいのでしょうか。通常カーテンは、厚手タイプとレースタイプ、2つをかけることになりますよね。そして、「厚手は前、レースは後ろ」という順番にすることが多いでしょう。どちらとも、同じつるし方で問題ないのでしょうか。
前の厚手カーテンは正面付けにして、レースカーテンは正面付けにしない、というつるし方がスタンダードです。なぜなら、後ろのレースカーテンを正面付けしてしまうと、カーテンレールに当たってしまうからです。適切なつるし方でなければ、カーテンの汚れにつながったり、光漏れを防止することも難しいでしょう。
カーテンの天井付け!メリットや長さ・フック・サイズ編⑧:高さについて
正面付け・天井付けによってカーテンのサイズ(高さ)に変更はあるのでしょうか。オーダーカーテンであれば、自分でサイズを測って伝えることもありますが、正面付けの+4cmということは、対応してくれるようですね。天井付けであれば、測ったサイズそのままになるでしょう。
カーテンの天井付け!メリットや長さ・フック・サイズ編⑨:上にあげたい時
正面付けの+4cmよりももっと上に上げたい時は、どうすれば良いのでしょうか。その際は、フックの種類を変えてみてください。「アジャスターフック」と呼ばれるアイテムであれば、高さをコントロールすることができますよ。トータルで7cm程度調節することができますので、検討してみてください。
かなり上に上げたいのであれば、天井付けにして対応することも可能ですが、あまりにも立ち上げすぎると、カーテンの上部分が折り曲がってしまい、インテリア的にはあまりよくないですね。また、アジャスターフックでコントロールすると、丈部分も上になり、カーテンと床との間に開きが出てしまいます。
アジャスターフックで立ち上げをコントロールするのであれば、丈の長さも大目にしておくと良いですよね。しかし、アジャスターフックでそれほど立ち上げしないのであれば、丈に長さがあると床にすってしまい、ほこりなどを巻き込んでしまいます。いずれにせよ、立ち上げには十分気を遣って、ご自身の望む高さに仕上げましょう。
カーテンの天井付けのメリットは?おすすめのサイズや長さを紹介!のまとめ
カーテンの天井付けのメリットなどについて解説してきましたが、参考になりましたでしょうか。カーテンの吊るし方には、正面付け・天井付けの2パターンあります。正面付けであれば、カーテンレールが隠れるタイプですね。天井付けは、カーテンレールが見えるタイプです。それぞれにメリットがありますので、お好みの種類をお選びください。
アジャスターフックで立ち上げをコントロールすることができますが、丈が床にこすらないように気を付けましょう。カーテンの吊る片について見識を深め、カーテンのおしゃれを満喫してください!