大学生や社会人の人で一人暮らしが寂しいと感じている方、これを機会にペットを飼ってみてはいかがでしょうか?家に帰ってペットがいる生活をしていれば、孤独感を感じることもなくなると思います。ただペットを飼うからには責任を持たなければなりませんし、かかる費用のことも事前に調べておく必要があるでしょう。
一人暮らしで飼えるペットとして、今回ご紹介したいのが猫です。猫はとても人気のあるペットですが、「一人暮らしでは飼えないのでは!?」と思っている方もいるでしょう。実際一人暮らしで猫を飼っている人はたくさんいますし、正しい飼い方をすれば一人暮らしでも猫と上手に付き合っていくことができます。
他の動物ではなく猫を飼うということにどのようなメリットがあるのでしょうか?歌ってみて一番初めに感じるメリットは、おそらく散歩がいらないというところ。犬を飼っている人は毎日に散歩に出かけなければならないです。猫はそういった手間がないので、散歩をする時間がないという忙しい人でも買うことができます。
忙しい社会人の人にはペットとして非常に猫がおすすめです。部屋の中で放し飼いができるのでペットに猫を選んだという人も少なくないでしょう。病気などにかからなければ大きく費用がかかることもありませんし、家計を圧迫しないというところも魅力です。
とくに飼いづらさは感じないペットの猫、ただ初めて猫を飼う時には色々注意しなければなりません。一人暮らしで猫を飼う時にはどのようなことに注意すればいいのでしょうか?注意すべきポイントをしっかり頭に入れて、猫ちゃんが快適に暮らせるように心がけてください。
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一人暮らしだとペットに餌をあげるタイミングが難しいと思います。どれくらい餌をあげればいいかというのは本当によって異なるのですが、猫の場合は朝と夜に一回ずつというのがベストだそうです。自分の生活リズムを基準として餌やりをするのではなく、猫に合わせてサバをあげるようにしてください。
一般的な会社員の生活をしているという方は、朝出かける前に一度餌をあげて夜に帰ってきたらもう一度餌をあげましょう。夜勤などで朝と夜に一回ずつ餌をあげられない生活をしているという方に、猫を買うことをおすすめできません。猫の生活パターンを崩さない仕事をしている人にだけ、ペットとして猫を飼うことが許されるのです。
初めて猫を飼う人はどのようなグッズを買っていいかわからないと思います。猫専用のおもちゃやベッドをあえて買わなくても、今家で使っているクッションを猫の寝床にしてもOKです。新しく猫用に買ったものなのに、猫が警戒してあまり使わないため押入れに眠っている・・・という人もたくさんいます。
色々買ってあげたくなる気持ちはわかりますが、まずは使えるものを使うという気持ちで猫の寝床などを準備してあげましょう。寝床は家にあるクッションでいいですし、あえて用意するものは猫用のトイレとお水とご飯くらいで大丈夫です。
人間と同じように猫も暑すぎる環境は苦手です。真夏に部屋を閉めぱなしにして出かけてしまうと、猫はダメージを受けてしまうでしょう。すぐに死んでしまうということはありませんが、だんだん体が弱って寿命が縮まってしまいます。ただ猫はクーラーが嫌い、クーラーつけっぱなしで夏に出かけるというのはおすすめできません。
ペットの冷却シーツというのがあるので、それを活用するようにしてください。冷却シーツをおいて出かければ猫はその中に勝手に入って涼んでくれます。またお水がいつでも飲めるようにセットしていくことも重要です。このように夏には特別な対策をしなければなりません。真夏は押入れはけっぱなしにしておくというのもおすすめ、押入れは涼しいので猫が日中その中で過ごすにはベストな場所です。
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猫は自発的に家の壁などで爪とぎをする習性があります。一人暮らしで賃貸に住んでいる人は爪とぎを用意しないと、自分がいない日中に部屋の壁にガリガリと爪の後をつけられてしまうかもしれません。ただ用意した爪とぎを使ってくれるかどうかは猫によりけりです。家に設置した爪とぎは無視して、他の場所でガリガリと爪を研いでしまう可能性もあります・・・。
こういったことも可能性としては頭に入れておかなければなりません。絶対に壁を傷つけたくない!ガリガリされたらネコを嫌いになってしまうかも!という方はペットとして猫を飼うべきではないでしょう。
仕事で家にいない時間というのは許容の範囲内ですが、旅行なので長い期間家を空けることは許されません。(とくに夏は)長い間猫から目を離していると、熱中症になったり病気になったりした時にすぐに気づくことができませんよね?
一泊以上部屋を空ける時には、必ずペットホテルを利用するようにしてください。猫は飼いやすいので当日放置していても大丈夫かなと思ってしまいがちですが・・・、一泊目を離してしまうのはとても危険です。
ペットを飼う時に気になるのが、毎月かかる費用です。あまりにも費用がかかるようだったらペットを買うのを断念せざるを得ないという方も多いでしょう。事前に費用についてしっかり調べて、自分の生活を圧迫しないような範疇だったらペットを飼う。
これが正しい順序です。ペットを飼い始めてから「お金がない」「必要なものを買えない」なんて、無責任なことは言わないようにしてくださいね!
猫を飼う時には初期費用で大体3~4万円程度かかると言われています。最低限用意して欲しいのは猫のトイレとキャットフードとお水です。あとは自分の使っているクッションなどで寝床を作ってあげて、壁を傷つけられるのが嫌ならば爪とぎを買うようにしましょう。ここまででだいたい2万円ほどかかります。
完全な室内飼いにする場合でもやはりワクチン接種はしておいた方がいいでしょう、ワクチン費用は大体1万円ぐらいです。かかりつけの動物病院を見つけておくのがおすすめ。こういったものをトータルすると大体3~4万円くらいに収まるはず。
プラスアルファでかかる費用として、去勢手術やペット保険があげられます。去勢手術をすると猫の病気を予防したりストレスを軽減したりすることもできるんだとか。室内外であっても去勢手術はしておいた方がいいようです。またペット保険は月に2000円前後くらいのもの、入っておくと猫が病気になった時に大きなお金がかからなくて済みます。
ひと月あたりかかる費用はだいたい5,000円程度、ペットフード・トイレを買うお金です。そこまで高額な費用ではないので一人暮らしし始めの社会人の人でも無理なく猫を飼い続けることができるでしょう。
ただ旅行の時にペットホテルを使う場合や猫が病気になってしまった場合、一度に大きなお金がかかることがあります。猫ちゃんのためにもしっかり貯金をしておくことのがおすすめです!