美味しい赤ワインを楽しみたいあなたに
あなたは“赤ワイン”に対してどのようなイメージを持っていますか?「品種や産地が色々あって、どれを選べばいいのかわからない」「赤ワインは奥深そうで、難しそう…」確かに赤ワインは知れば知るほど奥深いお酒です。ですが、それぞれの特徴を知ることで、ワイン選びがしやすくなりますよ!ここでは赤ワインの基本をご紹介していきます。
赤ワインは主に黒ブドウを使って作られています。皮や種も一緒に発酵させるため、赤く色づくんですね。それでは、美味しい赤ワインの選び方をご紹介します。
美味しい赤ワインの選び方①ボディで選ぶ
まず押さえておきたいのが、“ボディ”。味や香りを「~ボディ」と3種類に分けて表現されます。ボディは、ワインのアルコール度数やポリフェノール類の違いで決まります。「フルボディ」「ライトボディ」「ミディアムボディ」それぞれの特徴を見ていきましょう。
フルボディ
フルボディは、赤ワインの中でも渋みがあり、香りも味も濃厚。重いワインのことです。アルコール度数が高い傾向にありますが、中にはアルコール度数が低くてもフルボディに分類される赤ワインもあります。また、タンニンを豊富に含むブドウを使ったワインは、フルボディに分類されます。フルボディの適正温度は、16℃~18℃です。
ライトボディ
ライトボディは、赤ワインの中でも渋みが少なく、口当たりの軽いワインのことです。アルコール度数も低めなので、ワイン初心者でも飲みやすいです。冷やして飲んだり、フルーツを漬け込んだり…アレンジも自在なのもライトボディのポイントです。ライトボディの適正温度は、10℃~12℃です。
ミディアムボディ
ミディアムボディは、フルボディとライトボディの中間のワイン。渋みや酸味、香りのバランスがよい赤ワインです。ミディアムボディの適正温度は、13℃~16℃です。
ワインに表示されているボディですが、表示基準はメーカーなどによって異なります。あくまでも目安くらいに考えておくといいですね!
美味しい赤ワインの選び方②ブドウの品種で選ぶ
引用: https://img05.shop-pro.jp/PA01312/690/etc/Cabernet_Sauvignon.jpg
次に、赤ワインに使用されるブドウの品種にスポットを当てていきましょう。ブドウの品種によっても味わいが異なります。代表的な品種をいくつかご紹介しますね!
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71rQM7759tL.jpg
カベルネ・ソーヴィニョン
フランスのボルドー地方で造られている赤ワインに主に使われているのが、カベルネ・ソーヴィニョンです。カシスやブルーベリーのような香りと、ポリフェノール類を多く含んでいるブドウです。
メルロー
カベルネ・ソーヴィニョンと同じく、フランスのボルドー地方で広く栽培されているブドウ。メルローは酸味や渋みがそれほど強くありません。優しい味わいなので、赤ワインが苦手な人でもチャレンジしやすいですよ!
ピノ・ノワール
フランスのブルゴーニュ地方で造られている品種。渋みはそれほど強くないのですが、酸味がしっかりしています。果実味は、いちごやチェリー、ラズベリーなどの赤系果実。ピノ・ノワールは“官能のワイン”と表されます。人気品種ですが、栽培が難しく、ワインは高価格!品質も安定しないという難しさも…。
シラー
フランスのローヌ地方北部やオーストラリアで栽培されている品種。濃厚でスパイシーなワインを生み出します。ジビエのような香りや黒胡椒の風味が個性的!ローヌ地方のものは酸味もあります。オーストラリアの温暖な地方のシラーは、こってりしたワインになります。
ここでご紹介したのは、一部の品種。赤ワインで使用されるブドウには様々な品種があります。やっぱり赤ワインは奥深いですね…!
美味しい赤ワインの選び方③産地で選ぶ
赤ワインを産地で選ぶ人も多いのではないでしょうか?同じブドウの品種を使っていても、産地によって味わいが違うんです。それは、その土地の気候によるもの。ここでは、赤ワインの主な産地をチェックしていきましょう!
フランス・ブルゴーニュ地方
ロマネ・コンティなどのワインが造られているのがフランスのブルゴーニュ地方。また、ボジョレー・ヌーヴォーで馴染みの深いボジョレ地方もブルゴーニュ地方になります。
フランス・ボルドー地方
ブルゴーニュ地方のワインは、単一品種からワインが造られますが、ボルドーでは、複数のブドウをブレンドしてワインが造られます。ブレンドすることで、濃厚で複雑な味わいが生み出されるのです。超熟成型の高級赤ワイン以外にも、熟成を待たずに飲めるワイン、スパークリングワイン、ロゼワインなど…様々なワインが生産されています。
フランス・ローヌ地方
北部と南部ではまったく違うワインが生産されています。北部では、酸味と渋みのバランスがいい上質なワイン。南部では、色や香りの強く、価格や品質が親しみやすいワイン。個性が異なります。
イタリア・トスカーナ地方
ワインの生産量は世界でも1、2を争うほどのイタリア。有名なのはキャンティですが、価格や種類が豊富です。
アメリカ・カリフォルニア地方
アメリカワインはその約9割がカリフォルニアで生産されています。甘みがあってふくよかなワインが多いです。
いかがでしたか?美味しいワインは、①ボディで選ぶ、②ブドウの品種で選ぶ、③産地で選ぶ などの選び方があります。それらの情報は、ワインのラベルに全て記載されています。一度じっくりチェックしてみてくださいね♪
ワインが選べたら、次はおすすめの飲み方について深掘りしていきましょう!まず赤ワインはどんな料理に合うのでしょうか?ここでは、ボディ別のおすすめ料理をご紹介します。
美味しい赤ワインの飲み方│フルボディにおすすめの料理って?
フルボディに合わせたいおすすめの料理は、サーロインステーキやビーフシチューなどの肉料理や煮込み料理です。
美味しい赤ワインの飲み方│ミディアムボディにおすすめの料理って?
ミディアムボディに合わせたいおすすめの料理は、トマトソースのパスタやピザなどのトマトソースの料理です。また、カマンベールチーズなどのチーズにもよく合います。
美味しい赤ワインの飲み方│ライトボディにおすすめの料理って?
ライトボディに合わせたい料理は、スモークサーモンのクラッカー乗せや生ハム、サラミなどの塩味が効いているシーフード料理などです。
ボディが重たいワインには、同じく味付けの重たい料理がおすすめです。軽めの赤ワインには、さっぱりした味付けの料理やスパイスを使った料理がおすすめです。料理とワインの重さを同等にすると◎。
いかがでしたか?赤ワインに合う料理は、ボディによって選ぶことをおすすめします♪続いて、赤ワインにおすすめのおつまみをランキング形式でご紹介します。
美味しい赤ワインの飲み方│おすすめのおつまみランキング第3位: チョコレート
赤ワインのおすすめおつまみランキング、第3位は、チョコレートです。チョコレートを赤ワインのおつまみにしたいなら、ダークチョコレート。さらにナッツやドライフルーツが入ったものがおすすめ!赤ワインの渋みや香りとよく合いますよ!
美味しい赤ワインの飲み方│おすすめのおつまみランキング第2位: 生ハム
赤ワインのおすすめおつまみランキング、第2位は、生ハムです。赤ワインと生ハムの組み合わせは、レストランや居酒屋などでもよくありますよね!イタリアのプロシュートなどの熟成期間が長い生ハムは、独特の香りと旨味があります。
美味しい赤ワインの飲み方│おすすめのおつまみランキング第1位:チーズ
赤ワインのおすすめおつまみランキング、第1位は、チーズです。チーズの選び方は、ワインと同じ産地のものを選ぶのがおすすめです♪
おわりに
いかがでしたか?美味しい赤ワインの選び方や飲み方のおすすめランキングをご紹介しました。赤ワインはやっぱり奥深いなぁという印象ですね。赤ワイン初心者の人は、まずはラベルをよく見ることから始めてみましょう!少しずつ知識を深めることができるのも赤ワインの魅力ですよ♪