湿気取りが必要なほど、湿度が高くなるのはナゼ?
湿度は、空気中に含まれている水蒸気の量を表しています。曇りや雨の日は、空気中に含まれる水蒸気が多くなるため、湿度が高くなってしまうんです。梅雨は特にジメジメとして湿気を感じやすい季節ですよね。
東京都の平均湿度を見てみると、6月から7月は約75%となっています。5月の平均湿度は約60%なので、梅雨の時期は一気に湿度が上がっています。梅雨の時期は不快指数の高く、ジメジメとした暑さにうんざりしている人も多いのではないでしょうか?
湿気をそのままにしているとどうなるの?
さて、湿気をそのままにしていると、私たちの体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?高多湿の状況に置かれると、体調不良を訴える人がでてきます。だるさや疲れを感じたり、熱中症になったり…。これらは、汗による体温調節がうまく働かないことが原因なんです。特に乳幼児や高齢者は注意が必要ですね。
また、高多湿の環境をそのままにしていると、人体だけではなく、家にも悪影響が…。カビやダニが発生してしまう可能性があります。カビやダニは高多湿を好むので、梅雨の時期は特に注意が必要なんですね。また、カビやダニが人体にも悪影響を及ぼします。喘息やアトピー性皮膚炎の人は特に注意が必要です。
湿気取りは必要??
湿度が高い状況をそのままにしておくことは、人にも家にも悪影響を及ぼすことが分かりましたね!湿気取りといえば、除湿機を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?今回は、除湿機に頼らない湿気取りの効果的な方法についてご紹介していきます。除湿機よりも初期投資がグンと抑えられるので、すぐに始めることができますよ♪
除湿機に頼らない湿気取りの効果的な方法①重曹
最初にご紹介する、除湿機に頼らない湿気取りの効果的な方法は、「重曹」です。重曹といえば、お掃除アイテムとして、家に常備している人もいると思います。実は、除湿にも効果を発揮してくれるんです!
重曹を使った除湿剤の作り方はとっても簡単♪材料は、透明の瓶、重曹、ガーゼ、柄のついた薄手の布、貝殻、造花、エッセンシャルオイル、麻ひも、ポプリです。作り方は、透明のガラス瓶に重曹を入れます。中に飾りをいれる時は、量を調節してくださいね!貝殻や造花で飾り、エッセンシャルオイルを垂らします。ポプリを入れてもおしゃれですよ♪ガーゼをかぶせてデコレーション用のリボンなどで結びます。柄のついた薄手の布でかぶせて麻ひもでくくれば、ナチュラル雑貨っぽい雰囲気に…。重曹とエッセンシャルオイルで、除湿、消臭、アロマ効果を発揮してくれます。重曹で作る除湿剤は、自分で楽しみながら作ることができるし、おしゃれなので場所を選ばず、インテリアにもなりますよ!
材料と作り方の詳細は、動画を参考にしてみてくださいね♪
また、布袋に重奏を入れてクローゼットに吊り下げても◎。重曹は固くなってきたら取替時期。取り替えた重曹は、お掃除に再利用しましょう。
除湿機に頼らない湿気取りの効果的な方法②新聞紙
続いてご紹介する、除湿機に頼らない湿気取りの効果的な方法は、「新聞紙」です。新聞には吸湿効果と消臭効果があるので、湿気取りに使えます。おすすめの使い方は、ゲタ箱。ゲタ箱は実はとっても湿気がこもりやすいんです。新聞紙をゲタ箱に敷いておきましょう。湿気取りより場所を取らず、汚れたらすぐに交換できるので、おすすめですよ♪
また、雨で濡れた靴をそのままゲタ箱に入れるのはNG!靴の中に新聞紙を詰めて、湿気を取り除いてから、ゲタ箱に入れるようにします。新聞紙のインクで靴の中が汚れないか心配…という人は、履かなくなった靴下の中に新聞を詰めたものを使ってみましょう。
除湿機に頼らない湿気取りの効果的な方法③除湿剤
続いてご紹介する、除湿機に頼らない湿気取りの効果的な方法は、「除湿剤」です。大容量のタンクタイプやクローゼット養、衣装ケース用、ゲタ箱用やブーツ用など、色々な除湿剤がラインナップされています。中には、繰り返し使えるタイプもあるので、用途に合わせて選んでみては?
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51XFpEXULTL.jpg
こちらは、大容量タイプの除湿剤。クローゼットなどにおすすめです。
【まとめ買い】水とりぞうさん 550ml 6個パック
価格
¥ 909
・気になる湿気を強力除湿。・シールをはがすだけの簡単水捨てシール付き。・吸湿量/550ml(1個あたり)・大容量タイプ。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71P1aU2IY2L._SL1384_.jpg
こちらはクローゼットに吊り下げるタイプの除湿剤。天日干しで繰り返し使えます。
強力 除湿・消臭 シートクローゼット用 吊り下げ型 繰り返し使えるから経済的 (お知らせセンサー付)×3セット
価格
¥ 2,817
●旭化成セミアS-3・B型シリカゲルを使用した強力消臭&除湿シート.クローゼットに入っている衣類の臭いや湿気を強力に吸い取ります●セミアS-3』は四大悪臭(肉、卵、野菜、魚の腐敗臭)はもちろん、タバコ臭、ペット臭等多くの複合臭に対応します●『B型シリカゲル』は吸湿と放湿の機能を持った除湿剤で、天日干しで繰り返し効果を発揮します●天日干しの時期の目安が一目でわかるインジケーター(判定シール)付き,ブルーがピンクに変われば天日干しのサイン●吊り下げ型ハンガー付き●使用目安:一間幅クローゼット(約幅2×高さ2×奥行1m)●はさみで切って使用できます
除湿機に頼らない湿気取りの効果的な方法④除湿シート
引用: https://www.nitori-net.jp/wcsstore/ec/images/Image/catalog/7562197/646X1000/756219702.jpg
続いてご紹介する、除湿機に頼らない湿気取りの効果的な方法、「除湿シート」です。家の中でも特に湿気がこもりやすいベッドや敷布団。その湿気を吸い取ってくれるのが、除湿シートです。人間は寝ている間にコップ1杯程度の汗をかいています。ベッドや布団がジメジメした感じがするのは、寝汗が大きく影響しているんですね。除湿シートは、吸湿センサーがついているものを選ぶと、天日干しのタイミングがすぐに分かります。除湿シートを選ぶ時には、「吸湿力」「お手入れのしやすさ」「防臭・抗菌効果のあるもの」に注目してみましょう。
ニトリの除湿シートは、敷布団やベッドパッドの下に敷くだけ!押入れの除湿にも使うことができます。コップ2杯(440cc)分の吸湿量で、干し時がわかりやすいように、吸湿センサーがついています。また、汚れても洗濯機で洗えるのでお手入れも簡単です。
湿気取りの効果的な置き場所とは?
湿気取りの効果的な置き場所ってどこなのでしょうか?湿気は水分なので、下の方に溜まっていきます。クローゼットであれば床、ゲタ箱であれば、最下段の奥などの場所に置いておくと効果的ですよ!
湿気を溜めないためにできることとは?
様々なグッズを使って除湿するのは大切なことですが、湿気を溜め込まない習慣を身につけることも大切です。
例えば、「脱いだ服はすぐにクローゼットに入れない」、「クローゼットに物を詰め込みすぎない」、「空気の入れ替えを心がける」など…。ちょっとしたことですが、除湿に繋がります。
脱いだ直後の服には、湿気や汗が含まれているので、すぐにクローゼットに入れると湿度が上がってしまう原因になります。また、クローゼットに物を詰め込み過ぎていると、通気が悪くなって、湿気がこもりがちに…。クローゼットの整理整頓を心がけたいですね!そして、外出時には、クローゼットの扉を開けておきます。扇風機やサーキュレーターで風を送るとさらに効果的です。
また、部屋の掃除もこまめにしておきましょう。湿気と掃除ってどう関係あるの?と疑問に思った人もいるのでは?湿度が高くなると、カビが発生しますよね。このカビは、温度が20℃から30℃、湿度が80%以上で発生しやすくなります。ただ、カビはホコリや食べかす、人の垢などを栄養分にしているんです!カビにとって、温度・湿度・栄養…この3つの条件が揃わない限り、繁殖できないので、湿度の管理と同じくらい、カビの栄養を除去…つまり掃除は大切なんです。
湿気取りを効果的に使って除湿しよう!
いかがでしたか?除湿機に頼らない除湿方法をご紹介しました。湿気取りには、様々なアイテムが使えます。場所や用途に合わせて、選ぶといいですね♪今回ご紹介した方法をぜひお試しください。また、扇風機やサーキュレーター、エアコンの除湿機能などを上手に使うと、より除湿効果がアップしますよ!湿気取りを効果的に使って、梅雨のジメジメを乗り切りましょう♪