発表会で着るドレスはどんなものがおすすめなの?選ぶポイントが知りたい
ピアノやヴァイオリンを始めとした音楽関係の発表会などでは、ジュニアもシニアも関係なくほとんどがドレスを着ています。ドレスを着て発表会に出て、という経験豊富な人はともかく、そうした発表会に初めて出る子供がいる人などはどういったポイントに重点を置いて選べばいいのか、というのが全く分からないということも少なくありません。また、購入やレンタルなどにおいておすすめのショップや価格の相場などについても知りたいそんなあなたに、この記事では発表会のドレスについて詳しく調べてまとめてみました。参考にご覧ください。
発表会のドレスは発表会の演目によって決める
発表会の時着るドレスを選ぶ際に重要なのが、一体何の発表会できるものなのかということです。楽器などにおいてはそれぞれ動きや可動範囲の必要な広さというのが違いますし、中には呼吸がしやすい方が良いものというのもあります。自分が一体何を演奏するのか、何の演奏会や発表会にでるのかというところで色々とデザインなども分かれます。一番最初に考えなければならないのがこの発表会の種類ともいえるでしょう。
楽器によって求められる機能性が違う以上、自分がこのデザインが良いなと思っても自分が出演する発表会の楽器などにおいて向いていないと思うポイントがあるのであれば、控えて別のものを選んだ方が発表会の成功にもつながります。ショップなどで「このデザインがおすすめですよ」と言われても、決して機能性だけは妥協してはいけません。
発表会のドレスは演奏する曲のイメージで選んでも良い
発表会ということでドレスを選ぶとき、機能性に満足したのであればカラーやデザインを選ぶというのが次のポイントになります。今回はこのデザインのこの色が良い、というのがきちんと決まっている人ならば良いのですが、そうでない場合は大量のデザインとカラーバリエーションの中から選ばなくてはなりません。そんな時には自分が演奏する曲の中から選んだもののイメージでドレスを選んでみるのも良いでしょう。
発表会や演奏会の場合、音楽という耳からの情報はもちろん重要なものですが、意外と演奏者のドレスなどの服装という視覚的な情報も重要なものです。その曲に合っているドレスなどを着ていることでわかる雰囲気や演奏者の解釈というのもあるでしょうし、何より発表会において一番目立つのが演奏者なわけですから視覚的な情報は演奏者の容姿以外ないというのもあります。自分の演奏曲に合っていないもので雰囲気を壊す可能性をなるべく低くするため、演奏曲がどんなものなのか、どんな雰囲気の解釈をされる曲なのかというのを考えて、それをイメージした色やデザインを選んでみてはどうでしょう?
発表会のドレスは演奏するときの姿勢を美しく見せられるもの
発表会の演奏する楽器などにおいて、それぞれ機能性などの重要さについてを上記では説明していますが、それと同時に自分が演奏するときにどれだけその演奏中の姿勢を美しく見せられるのか、というところもポイントです。それぞれ楽器は発表会において演奏するとき、演奏者の体の向きというものが違います。ピアノであれば横向き、ヴァイオリンなどは比較的正面を向き、声楽はまっすぐ正面を向いて演奏することになります。その時、その姿勢が特に美しく見えるようなドレスを選びましょう。
例えドレスがどれだけデザインなどが秀逸で美しいものだったとしても、それを着て演奏している最中が美しくなければ発表会において残念な結果にもつながりかねません。中にはそのドレスのせいであまり良い声をもらえなかったということにも繋がりかねない可能性もあるでしょう。自分の演奏するもの、そして姿勢がどんなものなのかというのをショップの人たちや先生に相談しつつドレスを選んでみるというのもおすすめですよ。
発表会のドレスは自分の体型に合ったものを選ぶ
デザインやイメージの方向性などが定まったのならば、あとは自分の体型にきちんと合ったドレスを選ぶというのが一番重要なポイントになります。体型にきちんと合っていながら自分の体型において一番隠したい部分をカバーできるようなものを選ぶのが一番ですが、そうしたものが中々ない場合というのも存在します。そうした時には無難に自分の体型と一番マッチしているものを選びましょう。
例えば背が低い人の場合はハイウエストのドレスやエンパイアラインのドレス、背が高い人にはマーメイドラインのドレスなど、その人の身体的特徴を生かして綺麗に見せてくれるデザインはたくさんあります。大体の方向性が決まっているのであれば、あとは自分の体型を始めとした身体的特徴をよく理解し、それらを生かせるもの、カバーできるものを吟味してみてはいかがでしょうか?
発表会のドレスの相場は大体どれくらいの予算になるの?
ドレスの相場というのは取り扱っている店などによって変化しますが、良い物であれば数万円、安いものであれば一万円前後というところでしょう。ただし、ドレスだけでもそれだけ予算がかかるというのに、本番までには美容院などに行って髪を綺麗にカラーしたり、整えてもらったりするだけでなく、靴やヘアアクセサリーなどの小物もきちんとそろえなくてはなりません。
予算に余裕がある人は良いですが、そうした余裕があまりないと言う人は全体的にどれくらいの費用が掛かるのか、ドレスにいくらまで使うことができるのかというのをきちんと把握してからドレスの相場を見てみましょう。ショップによっては格安で良いものを取り扱っているところもあります。相場は数万円から一万円程度と取り扱いのショップによって大きな差が出てくるドレスですから、自分に合っている相場のショップを探してみることから始めてみましょう。
発表会のドレスで以前のものを着まわしたい場合
とはいえ、ドレスに対しての金額というのは馬鹿にならないものばかりで購入してもその後のクリーニング代や着まわすことが難しいとなると友人と共同出費で購入して、それぞれが順番に着まわしているということも少なくないようです。ドレスに対してお金をそこまで割くことが出来ないという場合は、購入しているドレスなどをリメイクして使うようにするという方法があります。
自分自身でリメイクするという手段が一番お金がかからず、ある程度自分の好きなイメージのものでできますが、あまりそうした裁縫やリメイクが得意でないというのであれば専門のショップなどに頼むことがおすすめです。今では子供の発表会のドレスのリメイクや母や祖母のウエディングドレスのリメイクすら請け負ってくれるショップというのはいくらでもあります。そうしたショップにどういう風にリメイクしてもらいたいのか、というのをきちんと伝えておけば今までのドレスを新しいドレスとして着ることも出来るでしょう。
発表会のドレスはソロ演奏とオーケストラで選び方が全く違う事に注意!
発表会とはいっても演奏の種類は色々なものがあります。それは楽器の種類だけではなく、ソロであるのかオーケストラであるのかというのも重要なポイントの一つです。ソロの演奏の場合、主役は自分ですから華やかで主役にふさわしいドレスというのを選ぶことが良いことですが、オーケストラの場合はまた違ってきます。自分だけが主役のソロとは違い、オーケストラの主役は演奏者全員なのです。
そのため、オーケストラでは自分だけが華やかなドレスを選ぶということはまずしません。ある程度統一したカラーのドレスを選び、全員が主役であるという事を周知させる必要があります。伴奏者などはまた違ってくる可能性もありますが、基本的にその時の雰囲気、周囲との色やデザインの兼ね合いなども含めてドレスを選ぶ必要があります。周囲の共演者たちからどんなドレスにするのかということをきちんと聞いてから選んだ方が良いでしょう。
発表会によってはビジューなどのついたドレスは控えよう
ドレスには装飾としてビジューのついたものも存在していますが、楽器などによってはそうしたビジューが付いている物は控えておいた方が良いこともあります。例えばヴァイオリンなどは持つ位置側に大粒のビジューなどが付いていると楽器の傷の原因になることも多く、演奏者のドレスを選ぶときの注意点にも挙げられているほどです。自分の演奏する楽器はとても大切なものです。傷を付けないように自分の演奏する楽器に傷をつけかねない装飾のドレスには気を付けましょう。
発表会に合わせたドレスで自分の演奏を成功させよう!
発表会のドレスについて、いかがだったでしょうか?選ぶべきポイントやデザインは自分の出演するものによって変化しますし、相場などはこれからも徐々に変化していくでしょう。しかしドレスで出演するあなたを魅力的に魅せられるというのは確かな事実でもあります。まずは容姿という視覚情報から周囲の注目を集めつつ、これまで練習してきた自分の演奏でぜひ発表会を成功に導きましょう。