くびれのある腹筋!ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニング!│くびれがない原因って?
日本人に多いくびれのない“寸胴体型”。なぜくびれがないのか…?まずその原因から探っていきましょう。
内臓が冷えていませんか?
女性に多い“冷え性”。夏は特に冷たい飲み物を飲んだり、エアコンが効きすぎている部屋にいたり、お風呂はシャワーだけで済ませたり…。体を冷やす習慣が、内蔵を冷やしてしまうんです。内臓が冷えると、新陳代謝が下がって、脂肪が燃えにくくなります。
姿勢が悪くありませんか?
猫背の人は、骨盤が開きやすくなるため、寸胴体型になってしまいます。くびれのあるスタイルのいい女性は、姿勢に気を使っている人が多いんです!
食生活が乱れていませんか?
ダイエットは、運動と食生活…両方を見直す必要があります。くびれを作りたいなら、食生活の乱れや暴飲暴食を見直しましょう。ダイエットのためにと、無理な食事制限は禁物!バランスの採れた食事を心がけることが大切です。
ホルモンバランスの影響かも?
「ツヤのある肌」「サラサラの髪」「くびれのある女性らしい体」。これらは、女性ホルモンの一種、エストロゲンの働きが大きいんです。ストレスや生活習慣の乱れによって、ホルモンバランスが乱れると、ウエストに脂肪がつきやすくなります。エストロゲンの分泌は、年齢を重ねるごとに減少していきます。
他にも、運動をする習慣がなかったり、ゴムのウエストのボトムスばかり履いているなどの原因で、くびれのない、寸胴体型になってしまいます。
また、痩せているのにくびれがないという人がいます。それは、骨格によるもの。肋骨の下から骨盤の上部までの距離を測ってみてください。ウエスト部分に手を置いて、肋骨と骨盤の間に骨が当たらない部分がありますよね?その部分に指は何本入りますか?理想は、指が4本程度入る状態。4本程度指が入るのであれば、体型的にくびれができやすいと言えます。
本来は肋骨と骨盤の距離が開いているのに、姿勢が悪いとその距離が短くなる可能性もあります。その場合、後天的な原因なので、改善が期待できます。
くびれのある腹筋!ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニング!│どこを鍛えればいいの?
引用: https://josei-bigaku.jp/wp/wp-content/uploads/2016/09/inner-muscle0502-1.jpg
ダイエットをして体重を減らしても“くびれ”は手に入りません!お腹の筋肉を鍛える必要があります。
ですが、ただ、腹筋をしてもウエストはくびれないんです…。腹筋には、「腹直筋」「腹斜筋」「腹横筋」があります。腹筋運動で鍛えることができるのは、主に身体の正面にある「腹直筋」です。縦に割れた、シックスパックを作りたければ、腹直筋を鍛えればOK!ただ、ウエストにくびれを作りたいなら、腹斜筋と腹横筋を鍛える必要があります。
それでは、くびれを作るために効果的なトレーニングをいくつかご紹介します。トレーニングをする前は、ストレッチをして筋肉をほぐしておきましょう。また、体調が優れない時の筋トレは、逆効果になってしまう可能性があるので気をつけてくださいね!
くびれのある腹筋!ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニング!│バイシクルクランチ
最初にご紹介する、ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニングは、バイシクルクランチです。
足を立てた状態で、仰向けになります。膝を曲げたまま、太ももと床が90度になるように足を上げます。両足は自転車を漕ぐイメージで動かします。両手は頭の後ろに回して組み、おへそを見るように頭を上げます。右膝と左肘をくっつけるように、上半身をひねります。逆側も同様に行いましょう。
くびれのある腹筋!ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニング!│腹斜筋トレーニング
続いてご紹介する、ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニングは、腹斜筋トレーニングです。
手の平を床につき、両足を揃えたまま体に引き寄せます。この時、可能であれば肘から先を床につくようにします。両足を斜め前にまっすぐ突き出して、ゆっくり元の体勢に戻ります。逆も同様に行いましょう。骨盤がぐらつかないように、お腹を骨盤にしまい込むようなイメージで行います。
くびれのある腹筋!ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニング!│ツイストリバースクランチ
続いてご紹介する、ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニングは、ツイストリバースクランチです。
仰向けの体勢のまま、膝を肩に近づけていきます。お腹の筋肉でコントロールしながら、ゆっくり動かします。この時、振り回すように動かしたり、肩を浮かせたりしないように気をつけましょう。骨盤を脇腹に近づけるように、一回一回お腹を意識しながら動かします。10回3セットを目安に行いましょう!
くびれのある腹筋!ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニング!│お腹全体をスッキリさせるエクササイズ
続いてご紹介する、ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニングは、お腹全体をスッキリさせるエクササイズです。
仰向けになり、膝を90度浮かせます。息を吐きながら頭を起こし、両手を右膝に置きます。息を吸いながら左足を伸ばして、息を吐きながら右足にチェンジ。足の動きはそのままで、手を頭の後ろで組みましょう。さらに上体を左右にねじります。足の曲げ伸ばし、上半身のねじり、それぞれ5回~10回繰り返します。体を安定させて、頭の位置は高くしたまま行うのがポイントです。
くびれのある腹筋!ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニングとヒップアップ!
くびれのあるウエストを作るトレーニングとあわせて行いたいのが、ヒップアップ!ウエストのくびれが美しく見える黄金比率があります。それは、ウエスト:ヒップが、7:10であること!くびれだけではなく、美しいヒップラインを作ることが大切なんですね♪
それでは、ヒップアップと脚痩せに効果的なトレーニングをご紹介します。
ベンチにつま先から足の甲あたりを乗せて、逆足はバランスの取りやすい位置に置きます。膝を曲げて腰を落とし、戻ります。背筋は伸ばして、常に腹筋に力を入れた状態で行いましょう。
くびれのある腹筋!ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニングとあわせて心がけたいこと①姿勢を正す
日常生活でもできることがあります。まずは、よい姿勢を心がけること。お腹を引っ込めて、胸を張り、顎を引く…。姿勢を正すだけで、十分トレーニングになります。また、座る時に足を組むクセのある人は要注意!骨盤が後ろに倒れて、姿勢が崩れてしまいます。できるだけ浅めに腰掛けるようにしましょう。
くびれのある腹筋!ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニングとあわせて心がけたいこと②生活習慣と食生活の見直し
トレーニングとあわせて、生活習慣と食生活を見直しましょう!お腹痩せの敵、“便秘”は、たまった便やガスでぽっこりお腹になったり、老廃物の排出がスムーズにできないことで、痩せにくい体になることも…。また、冷たいものを取りすぎないようにして、体を冷やさないようにしましょう。
おわりに
いかがでしたか?ウエストを引き締める腹斜筋を作るトレーニングを中心に、くびれの作り方をご紹介しました。トレーニングはもちろん、姿勢を正したり、食生活や生活習慣を見直すことで、くびれを作ることはできます。「痩せているのに、くびれがない…」とお悩みの人は、ぜひ今回ご紹介したトレーニングを試してみてください!