【マッサージ機効果】肩甲骨や肩をすっきりさせるグッズを紹介！

肩甲骨の動きと上半身の動きは連動している

肩甲骨は、背中の上部に左右一対になっている比較的大きな骨です。手を後ろに回したときなどに、肩の下に出てくる逆三角形のような形をしているので、とてもわかりやすい骨になります。

肩甲骨の可動域はとても広く、さまざまな方向に肩を動かすための関節として、とても重要な役割を持っているのです。人間は、二足歩行の動物ですので、両手を上に伸ばし動かすことができます。肩甲骨は人間独特の発達をしてきた骨ですので、色々な動作をするために必要不可欠な骨なのです。

肩甲骨を動かさないと五十肩に！

肩や肩甲骨、首回りにこりを感じるけど、仕事が忙しいからなどと、ほっておくと、ある日突然強い痛みを引き起こしたり、肩が動かしにくい状態になって、日常生活に支障が出てくることがあります。俗にいう五十肩と呼ばれるものです。

五十肩は、一般的には、骨や関節の老化や、肩甲骨と上腕骨をつないでいる腱が衰えてしまうことによる炎症と言われています。ただ、肩甲骨をあまり動かさず、こりの状態をほっておくことで、若くてもこの時期が早まってしまうことがあるのです。

肩が動かないという状態は、日常生活に大きく影響します。腕が上がらないため、シャンプーも、髪のブラッシングも痛くてできないこともあるのです。こりをほっておかずに解消してあげることが、とても大切だという事がよくわかりますよね。

肩や肩甲骨にこりを感じるメカニズム

肩や首などがこりを感じるという症状は、筋肉の緊張状態が続いて血行が不良になっている状態を言います。

①筋肉の緊張が続いて筋肉が疲れている状態になる

②疲労物質が筋肉にたまり、筋肉がかたくなる

③血管を圧迫して血液の循環が悪くなり、末梢神経を傷つける

④肩や首にこりを感じ痛みを引き起こす

⑤血行不良のため、筋肉に十分な酸素や栄養がいきわたらない

⑥筋肉に疲労がたまり、さらにかたくなる

⑦慢性的なこりとなり、悪循環を繰り返す

こりを解消するためには、ストレッチなどの運動や、マッサージ機などを使い血行を良くすることが大切です。血行を良くしていくことで、筋肉に十分な酸素と栄養素を供給され、筋肉の疲れを取り除きやわらかくしていくのです。

肩や肩甲骨のこりの原因は日常生活にある

肩や肩甲骨のこりの原因は日常生活の中に潜んでいます。具体的に見ていきましょう。

パソコン・スマホなどを長時間続ける

お仕事などでパソコンを使う方は多くいらっしゃいますよね。パソコンを使う時に、私たちは、体の前に腕を出します。腕を前に出すために、肩甲骨は背中の外側に開いた状態になります。この動き自体は悪いものではありません。しかし、この状態で同じ姿勢のまま長時間を過ごしてしまうと、肩甲骨周辺の筋肉が伸びたままになってしまい、肩甲骨を動かしにくくなってしまいます。

長時間、パソコンに向かうことが多い方は特に気を付けていただきたいのですが、時々、背伸びをしたり、腕を後ろに回したり、肩甲骨を動かしてくださいね。同じ姿勢を続けることは、疲れをよけいに引き起こしてしまいます。お仕事中でも、時々は背伸びをしましょう。

運動不足

慢性的に運動不足の状態が続いていると、筋肉がかたくなってしまい、やわらかく動かすことができなくなってきます。肩甲骨のまわりの筋肉もかたくなってしまいますので、動かしにくい状態になってしまいます。運動をする方法は色々ありますが、お仕事や家事で忙しかったり、なかなか運動ができない方も多いのではないでしょうか？

猫背・姿勢が悪い

いつも同じ腕でバッグを持っていたり、うつぶせで本を読んだりしていると、姿勢が悪くなり肩甲骨まわりの筋肉の動きがアンバランスになります。こういったことが、肩甲骨のスムーズな動きを邪魔してしまうのです。

肩甲骨の動きが悪くなると、さらに猫背になったり、肩こりになったり目が疲れやすくなったりします。骨盤が歪んで腰を痛めてしまうこともあるのです。肩や肩甲骨のこりは上半身の体調不良にも大きくかかわっているのです。

肩甲骨のアンバランスな動きを正常に戻してあげることで、筋肉の疲れを取り除き、スッキリとこりを解消させることが大切ですね。

肩や肩甲骨のこりを解消する方法

ストレッチや運動による解消

肩甲骨のこりを解消する方法のひとつにストレッチがあります。ストレッチで肩甲骨を動かすことで、肩甲骨の動きをスムーズにしていきます。その他にも、ヨガなどもおすすめです。激しい動きではありませんので、普段、運動不足の方なども取り入れやすいのではないでしょうか。ストレッチやヨガを取り入れる方法でスッキリとこりを解消しましょう。

マッサージ機の効果で解消する方法

ストレッチなどの運動でスッキリとこりを解消するのもとても良いのですが、どうしても苦手だと感じる方もいらっしゃいますよね。そんな方は、マッサージ機を利用してみてください。マッサージ機は、マッサージチェアのように高額なものばかりではありません。最近は、ヒーターなどが内蔵されていて、温熱効果で温めながら、こりをほぐしていくものがたくさん販売されています。

マッサージ機は、15分から20分程度使うのが一般的です。1日にこのくらいの時間であれば負担にならずに使うことができますよね。毎日の疲れをマッサージ機でスッキリさせることで、こりを解消していくことができます。