理想のまつ毛とはどんなまつ毛
理想のまつ毛とはどんなまつ毛だと思いますか?理想の目の形は、縦と横の比率が、3:1だと言われています。目、そのものの形がこの比率をしていなくても、まつ毛をしっかりと上げ、マスカラを塗ることでこの比率に近づけることは、どなたにもできることです。
そうは言っても、メイク初心者さんにとっては、ビューラーの使い方やマスカラの塗り方は少し難しく感じるかもしれません。最初は難しくても、少しづつ慣れて、上手になっていくものなのですが、ちょっとしたコツをマスターすることで、上達者への近道になります。そんなマスカラの塗り方のコツをご紹介しましょう。
マスカラの種類は色々
マスカラには色々な種類があります。水や汗に強いタイプや、仕上がりが違うものなど、ご自分の目にあったもの、理想に近づくものなどを選ぶようにしましょう。
マスカラの液体の種類①ウォータープルーフ
ウォータープルーフタイプのマスカラは、水や汗、強いのが特徴です。そのため、にじみにくく、カールも長持ちします。まつ毛がもともと長い方は、まつ毛の重みでカールが取れてしまったりすることがあります。また、下まつ毛が長い方は、マスカラが下まぶたについてしまうこともありますので、ウォータープルーフタイプのマスカラはおすすめです。
ウォータープルーフタイプのマスカラは、水や汗に強く、にじみにくくカールが長持ちする特徴がありますが、その反面、専用のリムーバーで落とす必要があるものがあります。その他にも、油分に弱い部分がありますので、皮脂の多い方はにじんでしまうこともあります。
マスカラの液体の種類②フィルムタイプ
ウォータープルーフタイプのマスカラの進化版として、フィルムタイプのマスカラがあります。フィルムタイプは樹脂を主成分として作られたもので、乾くと断水性のあるフィルム形成する仕組みになっていますし、ウォータープルーフタイプのマスカラに比べて油分量が少ないので、水や汗に強いマスカラとなっています。お湯で簡単にメイクオフできますので、クレンジングでまつ毛やお肌を傷めてしまうこともなく、手間がかかりません。
メイクオフなフィルムタイプのマスカラは手間がかからずに便利なのですが、体温で温まっている汗や、涙によってにじんでしまうことがあります。お湯で落とせるマスカラなので、温まった汗や涙に弱いことは、当然と言えば当然ですね。その他にも、まつ毛のカールが直線的になってしまいがちです。
マスカラの仕上がりの種類①カールマスカラ
カールタイプのマスカラは、比較的素早く乾燥するように作られています。まつ毛を根元から上向かせますのでカール長持ちさせると言われているマスカラです。まつ毛が下がってきがちな方におすすめです。
マスカラの仕上がりの種類②ロングマスカラ
ロングタイプのマスカラは、繊維やフィルムによって、まつ毛の1本1本に長さを出すように作られたものです。まつ毛の量よりも長さを出す目的で作られていますので、長さが欲しいと思う方におすすめのマスカラです。
マスカラの仕上がりの種類③ボリュームマスカラ
粘り気のある油性成分を使ったマスカラです。重みのあるマスカラ液ですので、まつ毛に多くのマスカラがつきやすく、まつ毛を太く濃くボリュームアップさせてくれます。まつ毛の量を多く見せてくれますので、まつ毛が少ない方などにおすすめです。
さまざまなメーカーから、さまざまなマスカラが販売されています。プチプラ価格に物から、デパートコスメのものなどありますので、ご自分のまつ毛の状態や、なりたいまつ毛の仕上がりをイメージして、マスカラを選んでみてくださいね。
ビューラーのタイプ
マスカラを塗る前に、ビューラーでまつ毛を上げたり、カールさせてあげることで、理想的な目元に近づきます。ビューラーでしっかりとまつ毛の形を整えた上で、マスカラを塗るようにすることがコツです。
ビューラーの種類|全体用
資生堂 アイラッシュカーラー 213
価格
¥ 907
まつ毛全体を1度にカールさせるビューラーです。目頭から目尻までの幅があり、一般的なビューラーになります。
ビューラーの種類|部分用
資生堂 ミニアイラッシュカーラー 215
価格
¥ 644
全体用よりも幅が狭く、全体用のビューラーのカーブがご自身のまぶたのカーブに合わない方や、目頭だけ、目尻だけカールさせたい方などにおすすめのビューラーです。
ビューラーの種類③ホットビューラー
ホットビューラー まつげくるん ビューラー 20秒予熱 24時間キープ 二段階温度 温度感知シリコン付き 火傷防止デザイン USB充電 ホワイト RH-1802
価格
¥ 2,999
電気の熱でまつ毛をカールさせるものです。
どのタイプのビューラーが使いやすいかは、人それぞれになってくるかと思います。まずは一般的なビューラーを使ってみて、他のものを試してみるのも良いですね。
基本メイクのやり方マスカラ編①ビューラーでまつ毛を上げる
まずは、ビューラーを正しく持ちましょう。親指と中指をビューラー持ち手の穴に入れて持ちます。中指の上下に人差し指と薬指を添えて支えてあげることでビューラーが安定します。
①まつ毛の根元をビューラーでしっかりとはさみます。上まぶたを反対の手で少し持ち上げると上まぶたを挟まずにすみます。
②根元から少しづつビューラーをずらしながら、まつ毛をカールさせていきます。
引用: http://www.chifure.co.jp/beauty/lesson/makeup/imd6il000000ak9v-img/mascara_img03.png
根元をしっかりとカールさせないと、毛先だけが折れたようにカールされてしまいます。少しづつずらしていく際も、1ヶ所に力が入りすぎないように気を付けてくださいね。部分用のビューラーを使い、目尻に使うとよりきれいなカールができますよ。
基本メイクのやり方マスカラ編②スクリューブラシでまつ毛をとかす
ビューラーでカールさせたまつ毛を、スクリューブラシでとかします。まつ毛コームでも大丈夫です。まつ毛の1本1本を整えましょう。
基本メイクのやり方マスカラ編③マスカラをティッシュオフ
マスカラがダマにならないように、マスカラブラシをティッシュの上で軽く転がします。余分なマスカラが取れて、ダマになるのを防いでくれます。
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基本メイクのやり方マスカラ編④上まつ毛から塗る
いよいよマスカラの塗り方です。上まつ毛の中央部分、根元にマスカラブラシをあてます。左右に少しずらしながら、根元の下から上に毛先まで塗っていきます。
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基本メイクのやり方マスカラ編⑤目頭・目尻に塗る
次に、目頭と目尻にマスカラを塗っていきます。ブラシを立てるようにし、根元から外側へ引き抜くような塗り方をすると、まつ毛がきれいに広がり、目が大きく見えますよ。
引用: http://www.chifure.co.jp/beauty/lesson/makeup/imd6il000000ak9v-img/mascara_img08.jpg
基本メイクのやり方マスカラ編⑥根元にさらに重ねる
根元にさらに重ねてマスカラを塗ります。ブラシを立てるようにし、1本1本を塗るようにします。この塗り方で、マスカラで束になったまつ毛を、1本1離すことができますし、根元にしっかりとマスカラをつけることで目元がくっきりとします。
基本メイクのやり方マスカラ編⑦下まつ毛に塗る
最後は下まつ毛の塗り方です。まずは、下まつ毛の根元から放射状に塗っていきます。その次に、マスカラブラシを立てるように持ち替え、1本1本をのばすように塗っていきます。
引用: http://www.chifure.co.jp/beauty/lesson/makeup/imd6il000000ak9v-img/mascara_img09.jpg
これで、理想のまつ毛のようなまつ毛の出来上がりです。もともと下まつ毛が長いようであれば、あえてまつ毛を塗らないのもOKです。ポイントは、上まつ毛をしっかりと上げてカールさせることです。それだけで目元がくっきりとした印象になりますよ。
引用: http://www.chifure.co.jp/beauty/lesson/makeup/imd6il000000ak9v-img/mascara_img11.jpg
マスカラの塗り方に失敗した時は?
もしも、マスカラを塗っている時にまぶたについてしまったときは、乳液などを綿棒につけ、マスカラがついた部分をそっとぬぐいます。にじんだ場合も同じように綿棒でぬぐいましょう。
その上で、アイシャドウやフェイスパウダーを軽くのせておきましょう。マスカラを使う前にフェイスパウダーやアイシャドウを塗っていると、にじみにくくなりますし、ついてしまった場合も補修しやすくなりますよ。
基本メイクのやり方をマスターして理想の目元を演出
いかがでしたか?ビューラーとマスカラを上手に使うことで、パッチリとした理想の目元に近づくことができることがおわかりいただけましたか?最初はちょっと難しいかもしれませんが、すぐに慣れますので、チャレンジしてくださいね。きっとすてきな目元の女性になれますよ。