ティントは色素沈着して、口紅は安全って噂は本当?成分の違いなどを比較│ティントリップって?
あなたはティントリップを知っていますか?“ティント”とは、日本語で“染める”を意味しています。グロスや口紅と違って、色持ちがよく、落ちないリップとしても話題に…!元々は、韓国コスメのブランドから人気に火がつき、今は、プチプラブランドからハイブランドまで…幅広く発売されているほど人気を集めているんです!
ティントは色素沈着して、口紅は安全って噂は本当?成分の違いなどを比較│ティントリップの種類
ティントリップにも、様々な種類があります。好みや唇のタイプなどに合わせて選ぶことができるんです。仕上がりもマットやシアーなど…様々です。ここでは、ティントリップの種類についてチェックしていきましょう!
ウォータータイプ
韓国のコスメブランドに多く見られるウォータータイプのティントリップ。名前の通り、テクスチャーが水のようにサラッとしています。唇がしっかりと色づき、マットな仕上がりに…。グラデーションリップや濃い発色のリップにしたい時におすすめです。ただし、ウォータータイプのティントリップは、乾燥する危険が…。ウォータータイプのティントリップを使用する前に、保湿をしたり、上からグロスを重ねるなどの対策をしましょう!
オイルタイプ
オイルが配合されたティントリップ。ツヤ感と保湿力が高いのが特徴です。テクスチャーはサラッとしていて、唇にナチュラルな発色とツヤが出ます。唇の乾燥が気になる人にもおすすめです。
パックタイプ
塗って剥がすタイプのティントです。色の定着は、約12時間ほど!旅行などのお泊りにもピッタリです。通常のクレンジング剤では落ちにくいので、ポイントメイクのリムーバーを使用しましょう。
バームタイプ
バームタイプのティントリップは、リップクリームを塗る感覚で塗りやすく、使いやすいのが特徴です。薄く塗ると、自然な仕上がりになり、ティント初心者にもおすすめですよ♪
グロスタイプ
ルージュのような発色と、グラマラスな唇に仕上げてくれるグロスタイプのティントリップ。従来のグロスは、すぐに落ちてしまうという欠点がありました。この欠点をティントの要素がカバー。これまで紹介したティントに比べると、色の定着度はやや低め。
ティントは色素沈着して、口紅は安全って噂は本当?成分の違いなどを比較│ティントリップと口紅の違いって?
これまでティントリップについてご紹介しましたが、ティントリップと口紅の違いってどこにあるのでしょうか?成分が違うのでしょうか?ティントリップと口紅の違い、それは“色素(着色剤)の種類”にあるんです!
口紅は、主に“顔料”を使用しています。対して、ティントリップは、主に“染料”を使用しています。“顔料”と“染料”…それぞれどのような成分なのか、気になりますよね!
顔料は、ファンデーションなど一般的なメイク用品にも使われている成分です。顔料の色素は粒子が大きいため、皮膚に吸収されることはありません。皮膚の表面に乗っているイメージですね。顔料が使用されている口紅の発色は比較的弱く、色素は定着しませんし、落ちやすいという特徴があります。
対して、染料は顔料に比べて、色素の粒子が細かい為、皮膚の凹凸に入り込み定着します。このため、落ちにくく、色の発色も鮮やかでしっかりと色づきます。さらに、水に溶けやすい特性を持っているものや油に溶けやすい特性を持っているもの、酸性やアルカリ性などのphによって色が変わる特性を持っているものなど様々な種類があります。ティントリップに、「自分の体温や唇のphによって色調が変化するもの」があるのもそのためです。
ティントは色素沈着して、口紅は安全って噂は本当?成分の違いなどを比較│ティントリップは色素沈着するの?
落ちにくいリップとして人気のティントリップですが、色素沈着の危険はないのでしょうか?実際に、ネットの検索ワードでも、“色素沈着”は上位に…!それほど、皆さん色素沈着の危険が気になっているようです。先程もご紹介した通り、ティントリップには染料が使われています。唇を染めているので、色素沈着は避けられないと言えるでしょう。
ただ、それほど心配しなくても大丈夫です。皆さん、“ターンオーバー”という言葉を聞いたことはありませんか?皮膚が一定の周期で生まれ変わる仕組みです。これは唇にも当てはまります。特に、唇は皮膚の代謝が活発な部分。ティントリップで色素沈着したとしても、すぐに剥がれ落ちるんです。
ティントは色素沈着して、口紅は安全って噂は本当?成分の違いなどを比較│色素沈着しやすいティントリップってあるの?
ティントリップには、ウォータータイプ、オイルタイプ、パックタイプ、バームタイプ、グロスタイプがあります。中でもウォータータイプのティントリップは、色素沈着しやすいんです。なぜなら、水がベースになっているため、油分ベースのものより皮膚に浸透しやすいという特性があるから。リップの色素が皮膚の深いところで定着しやすいと考えられます。
「水がベースのウォータータイプのティントリップなら、色素沈着の危険は無いはず…!」と思っていた人も多いのではないでしょうか?実は、オイルベースのティントリップの方が皮膚に浸透しにくいため、色素沈着の危険は小さいんですね。
ティントは色素沈着して、口紅は安全って噂は本当?成分の違いなどを比較│ティントリップは危険…?
色素沈着の他に、ティントリップには危険はないのでしょうか?まず“乾燥”が挙げられます。唇はもともと乾燥しやすい部分。実際に、ティントリップで唇が乾燥したり、荒れたりという声は多いようです。ティントリップを使用する時は、唇のコンディションをチェックし、保湿をしっかりと行ってから使用するようにしましょう。
また、人によってはティントリップの染料にアレルギー反応を起こす危険も。唇の皮がボロボロ剥けてしまう、ティントリップを使うと痒みが出る、水疱ができるなどの症状が出た場合、すぐに使用を中止しましょう。
ティントは色素沈着して、口紅は安全って噂は本当?成分の違いなどを比較│デリケートな唇におすすめのティントリップは?
唇が乾燥しやすい人や、荒れやすい人におすすめのティントリップは、保湿成分や美容成分が配合されているもの。また、オイルタイプのティントリップは、ウォータータイプやパックタイプのティントに比べると、色の定着度は劣りますが、保湿効果に優れていて、ツヤのある仕上がりになります。
ティントは色素沈着して、口紅は安全って噂は本当?成分の違いなどを比較│おすすめティントリップをご紹介①オペラ ティントオイルルージュ
最後に、おすすめのティントリップをご紹介します。最初にご紹介するのは、オペラのティントオイルルージュです。リップケアオイルをベースにしたルージュで、さっとひと塗りするだけで、“モテ唇”になれると大人気!唇の水分に反応して発色するから、色落ちせず、つけたての色が続きます。カラーバリエーションは全6色です。
【オペラ(OPERA)】ティントオイルルージュ (1 レッド)
価格
¥ 2,095
リップケアオイルをベースにしたティント処方のルージュ!さっと人塗りでモテ質感リップに!
「リップコーディアル(ルージュ×ティント÷オイル)」という概念のもとに開発したオペラ リップティントは、ルージュとティントをMIXさせ、サラサラのオイルで、センシュアルな質感が叶う“ティントオイルルージュ”。
ティントは色素沈着して、口紅は安全って噂は本当?成分の違いなどを比較│おすすめティントリップをご紹介②キャンメイク リップティントマット
続いてご紹介するのは、マットタイプのティントリップ。なめらかな液が唇に密着して、マットリップに仕上げます。たっぷり塗ればしっかりマットに、少量塗ればソフトマットに…量によって仕上がりを変えることができます。カラーバリエーションは全3色です。
キャンメイク リップティントマット03 ローズ 5g
価格
¥ 702
見たままの高発色で、唇を鮮やかに染めるティントタイプのマットリップカラー。ベタツキOFFで髪の毛などのはりつきも気にならないでリップメイクを楽しめます。保湿成分10種配合。
おわりに
いかがでしたか?ティントリップについて解説しました。ティントリップは色素沈着する可能性がありますが、それほど心配する必要はありません。落ちにくく、綺麗な発色が続くティントリップは、大注目のアイテムですよ!