既に10代~30代と幅広い年代の女性から人気を集めているティントグロス。既に使ってみた人の声をまとめてみました。「唇がぷるぷるになった」「色がきれいに見える」など、その魅力を感じている人も多いようです。
ただ、使ってみた人の中には「自分には合わなかった」「唇が荒れた」「皮がむけた」など危険とも思えるネガティブな意見もあります。
今回はティントグロスのメリットや危険性などのデメリットがないかを比較し、塗り方や使い方をまとめてみます。おしゃれは唇から!最新のティントグロス事情を紹介します!
ティントというのは(tint=色合い、ほのかな色)という意味で、その名の通り、ティントグロスはがっちり色がつくものではなく、薄く色付けする新しいタイプのグロスです。ティントグロスはアジアンビューティーの韓国が発祥で、値段も安くカラーバリエーションも豊富なことから、日本でも数年前から人気が出始め、今では日本製のブランドでも取り扱っています。
見た目は普通のグロスと同じで、塗る部分のチップも変わりません。一番は色落ちのしにくさにあります。よくカフェやレストランで「コーヒーを飲んだらカップにグロスがべったり」「グラスの飲み口がグロスで赤くなっちゃってみっともない…」なんて経験、化粧をする女性なら誰でもありますよね。そんな悩みをな無くしてくれるのがティントグロスなんです。
リップに限らず、化粧品を買う時に悩ましいのが「自分にはどの色が合うか」ではないでしょうか?「"好きな色"と"似合う色"が違う」なんて人も多く、ファッション誌でも簡単にできるカラー診断が人気ですよね。ティントグロスは使い方やブランドにより差はありますが、なんと自分の体調や肌色に馴染むように色が変化するのです!!
いったいどうやって…??ざっくり説明すると、人の肌が弱酸性であることと、容器に入った状態でのティントグロスの温度と唇の温度(36~37度)に違いがあり、唇にのせることで徐々に温度が変化し、色も変わっていくのだそう。これなら安心して自分の好きな色を選べて楽しいですね。このように自分だけのかわいい&きれいをより長持ち&引き出してくれるのがティントグロスの特徴です!
上でも少し紹介しましたが、ティントグロスの一番のメリットはやはり色落ちしないこと。ティントグロスは唇に「塗る」というよりも「唇を染める」ものだと考えてください。唇の角質に浸透して染めるように色付けするものなので、簡単に落ちることがありません。
デートや女子会などの普段使いにはもちろん、プールや旅行など通常なら取れやすいシーンや簡単に化粧直しができないシチュエーションでも役に立つこと間違いなしです。
始めにお伝えしたように、美容大国 韓国発祥のティントグロスは色のバリエーションが多彩なのも魅力的。色以外にもキラキラした唇に見せてくれるラメタイプや、セクシーっぽさを取り入れられる潤いのあるツヤタイプ、少し前からネイルなどでも人気のマットタイプなど、見て&塗って楽しい種類がたくさん。自分に合った色と種類が必ずや見つかるのがティントグロスなんです!
ティントグロスは自分の肌の色に合わせて色が変化するので、どれを選んでも失敗する可能性が低いこともメリットと言えるでしょう。まずは定番の色を試してみて、2本目はいつもと違う色にチャレンジしてみるなど色々楽しめそうですね。プチプラなものも販売されていますので、まずはお試しで買ってみるのもおすすめです。
ティントグロスについて調べると、唇を染める手法になじみがないためか、危険なのでは?とデメリットを心配している女性が多いように感じました。ここではティントグロスの気になるデメリットを掘り下げます。
ティントグロスは簡単に色落ちしない分、メイクオフが少し面倒です。洗顔フォームで無理やり落とそうとするのは危険。唇がカサつく原因になるので、専用のリムーバーできちんと落とすことが重要です。
自分の唇に合った色に変化する一方で、体調などの血色によっても変わってしまうので、好みの色に仕上がらないことがあります。使い方でも紹介しますが、きちんとコンシーラーで色をオフするなど、少し手間がかかります。
唇に塗ったらすぐに色が浸透するわけではないので、10分ほど待ち時間が必要です。その間は唇にグラスなどが触れない方が良いので、食事前にうっかり塗ってしまわないように気をつけましょう。
メリットでも触れたように、ティントグロスは「唇に塗る」というよりも「唇を染める」ものなので、色素沈着が気になるというユーザーも多いようです。日本ではまだ浸透していない方法なので、唇を傷めるのではと危険を感じる方もいるかもしれません。
唇は他の肌に比べて皮膚が薄く、皮脂腺や汗腺もほとんどないので、紫外線を受け吸収しやすい部分です。ですので、ティントグロスの使用に関係なくリップやグロスを使っているときでも色素沈着をしやすく、普段からきちんとケアすべき箇所だということを意識しておくことが大切です。
どうしてもティントグロスによる色素沈着が気になる場合は、数日おきに使うなど日を空けたり、メーカーの注意事項を読んで正しくメイクオフすることを心がけましょう。
ティントグロスを使ったことによって、「唇ががさがさになった」という悲しいデメリットや使った人からの報告があります。これにより「ティントグロスは危険なのでは?」と心配する女性もいるようです。ティントグロスは本当に危険なのか?いったいなぜこのような症状が出るのでしょうか?
ティントグロスは「唇を染める」ものなので、残念ながら肌に優しいものではありません。髪の毛をブリーチしたり何度も染めると枝毛ができたり傷むように、「染める」ことは確かにデメリットがあります。どちらかというと刺激が強いので、肌がカサつきやすかったり肌荒れしやすい人の間では「危険かも」と不安を抱いてしまうのかもしれません。
好みの唇に仕上がるというメリットの一方で、刺激が強い分、乾燥しやすいデメリットもあります。メイクを落とした後などは、しっかりとケアすることが大切です。
唇のターンオーバー(皮膚が新陳代謝で生まれ変わること)は3~5日と言われており、専用リムーバーできちんとオフをすればこのようなデメリットも防げます。自分の肌に合うか気になる方は、一度ショップのテスターなどで試してみて、大丈夫そうだったら買ってみるなど、少しずつ使ってみてくださいね。
色素沈着や唇荒れなど、ティントグロスのデメリットは気になるけど、それでも使いたい!というおしゃれさんのために、専用のリムーバーを使うことを前提に、おすすめのケア方法を紹介します。
ニキビや肌荒れ対策でも人気のスクラブは、リップケアにも使えます。スクラブの粒子が肌のターンオーバーを早めてくれます。できればリップ用のスクラブがおすすめで、各コスメブランドで展開されているのでチェックしてみてください。
お風呂上がりなど、代謝が良い時間に効果的なのがリップパックです。冬の乾燥対策としても人気ですが、ワセリンやオイルなど保湿成分が含まれたものを唇全体に塗り、上からラップをしてしばらく待つだけ。待っている間に他のこともできるので、"ながらケア"ができ、おすすめです。
ティントグロスを使って唇がカサカサになっちゃった!という方には、簡単&お手頃に処置できるのが、マスクを使う方法。保湿力の高いオイルを塗ったあとにマスクをすると、翌日しっとりとした唇が保てます。マスクをして寝るのはのどに潤いをもたらして風邪予防にもなるので、一石二鳥ですね。
ここでおすすめ&ティントグロスの塗り方を紹介します。2つ紹介するので、比較して自分に合ったほうを試してみてください。ティントグロス以外に用意するものは、①リップクリーム②綿棒③ティッシュ④コンシーラー(ファンデーションでもOK)です!
まずは塗り方基本編。手持ちのリップクリームをたっぷり塗り保湿しておきます。その後一度ティッシュでオフ。
次に、コンシーラーを唇にのせ、色味をオフ。その方がティントグロスがきれいに映えます。
ティントグロス登場!チップを使って唇の枠を塗ります。その後指でなじませます。はみ出てしまった分は綿棒でオフしてください。チップで全体を塗ってしまうと濃くなりすぎるので、指でなじませる程度がちょうど良いです。これで完成!マットな口元が仕上がります。
引用: https://www.etudehouse.com/jp/ja/lip/lip_stick/102001343.html
つづいて塗り方応用編。コンシーラーで唇の色味を消した後、唇の中心だけポンポンとティントグロスをのせます。その後、指で外側に伸ばすように広げて完成!
引用: https://www.etudehouse.com/jp/ja/lip/lip_stick/102001343.html
基本編と比較してみるとどうでしょうか?だいぶ違った印象になりますね。気分やシーンに合わせて使い分けてください。
いかがでしたでしょうか?今回はティントグロスのメリットとデメリット、塗り方やケアなどの上手な使い方を紹介しました。色々な使い方がありますので、各ブランドのティントグロスを比較してみて、自分にあったティントグロスを見つけてくださいね。