顎がかゆい!このかゆみの原因と対処法が知りたい
季節はもちろん、ちょっとしたことで顎や頬など色んなところにかゆみを感じてしまうこともあります。掻きむしってしまうと余計にかゆくなりますし、肌も傷ついてしまい、血が出てしまったり痛みがでてしまったりしてしまうことも少なくはないでしょう。そんな顎のかゆみなどはどうして引き起こされてしまうのでしょうか?
酷いかゆみや赤み、それと同時に悩まされてしまう肌の傷やダメージなどを予防するためにもきちんとその原因に対しての対処法というのも知っておきたいところです。今回はそんな顎に発症するかゆみの原因とその対処法についてを詳しく調べてまとめてみました。顎のかゆみに悩まされている方はぜひ参考にしてみてください。
顎がかゆい原因 その1.肌の乾燥
まず顎を始めとしたかゆみの原因になりやすいのが、肌の乾燥です。肌の水分量が低下すると肌を外部刺激などから守るためのバリア機能が低下してしまい、肌が刺激などに酷く敏感になってしまいます。そうした外部刺激により肌にかゆみや赤みなどが症状として出てしまうようにもなります。
また、顎というのは顔の中でもスキンケアなどが疎かになりがちで、乾燥しやすい場所でもあり、色々と刺激になりやすいものとの摩擦ダメージなども受けやすい場所です。そのため、肌の乾燥によるダメージや刺激によりかゆみや赤みも表面化しやすいため、乾燥肌だと言う人はかゆみや赤みがでやすい部分でもあるでしょう。また、季節によって顎を始めとしたかゆみや赤みが出ると言う人は季節によって空気が乾燥することで、肌の水分も蒸発してしまい乾燥することで引き起こされている可能性があります。
顎がかゆい原因 その2.アレルギー
顎のかゆみが引き起こされるのは、何も肌の乾燥だけではありません。花粉や動物の毛、ダニや埃などから発生するアレルギーも立派なかゆみの原因の一つとして挙げられます。これらのアレルギーから引き起こされるかゆみの場合、かゆみだけではなく症状として発疹なども現れることが多いので、普通のアレルギー以外が原因の場合よりも分かりやすいということも多いです。
しかし、アレルギーが原因でかゆみや赤みなどが顎を始めとした部位に引き起こされている場合、きちんとそのアレルギー源を明確にしておかなければ対処できないというのも頭を悩ませることもあります。アレルゲンになりえるものは本当に多く、中には強い紫外線など動物の毛やダニなどの何かしら痕跡が残るようなもの以外のものも含まれます。詳しく調べるために医療機関などに受診して、検査をしてもらう必要もある可能性も低くはないのがこのアレルギーが原因で引き起こされるかゆみです。
顎がかゆい原因 その3.ストレス
顎のかゆみの原因の中には、ストレスというものも含まれます。ストレスを溜め込みすぎてしまうと神経が緊張状態になり、自律神経を乱してしまうことで血行が悪化して、その部位などを疲労状態にしてしまうのです。疲労状態があまりにもひどいとかゆみや湿疹などを引き起こしてしまうようにもなってしまうのです。
日常的なストレスはもちろんのこと、化粧品を変えた、生活習慣の乱れなどストレスの原因になるものは豊富にあります。そのため、知らず知らずのうちに溜め込みやすいため、肌が乾燥して刺激に敏感である、アレルゲンになるようなものが近くにある、または良くあらわれる季節であるなどの条件が整っているような状態でないのであれば、もしかするとストレスが溜まっているのかもしれません。
顎のかゆい症状の対処法 その1.スキンケアによる保湿
顎はもちろん、顔などにかゆみが出てしまった場合の対処法としてまず挙げられるのがスキンケアなどによる肌への保湿です。肌を刺激などから守るバリア機能というのは肌の水分量によって維持されています。そのため、肌の水分量が低下、または不十分な量である場合急激に低下してしまい、真皮まで刺激が走りかゆみなどを酷く感じてしまうようにもなるのです。
そのため、かゆみを引き起こしてしまう刺激や摩擦などによるダメージを抑えるためにも保湿を行い、肌のバリア機能を向上、または改善することが対処法として挙げられます。かゆみを感じる場所を万遍なく化粧水で保湿して、クリームや乳液で保湿した水分が蒸発しないようにしっかりと蓋をしてあげてください。保湿してもまだ刺激を感じる場合は、保湿成分がたっぷりと配合されたものに化粧品を変えてみるなどしてみると良いかもしれません。
顎のかゆい症状の対処法 その2.アレルゲンを明確にしてなるべく除去する
花粉や動物の毛、ダニなどのアレルゲンが原因で引き起こされるアレルギーがかゆみの原因である場合、そのアレルゲンとなるものを明確にして、なるべく除去するか遠ざけるかすることが対処法として挙げられます。アレルゲンが分かっている場合はともかく、特に分かっていないというのであればまずは医療機関に受診して、アレルゲンの検査を行ってもらうと良いでしょう。
アレルゲンが分かったら、なるべくそのアレルゲンを除去できるように工夫していく必要があります。花粉であれば花粉が付かないようにそうしたスプレーなどをする。動物の毛であれば動物に触れる機会を少し減らして衣類をコロコロで毛などが残らないようにする。ダニなどであれば掃除機で寝具などを吸う、日干しや洗濯をこまめに行うなどの方法があります。自分のアレルゲンに対して一番適した方法を選んで対処しましょう。
顎がかゆい上にボコボコの状態になったらどうすればいい?
顎がかゆいな、と思って触れてみると時折ボコボコの状態になってしまっていることに気付くこともあります。虫に刺されたというわけでもなく、かゆみがありボコボコとした凹凸の状態がある場合は、肌の乾燥や紫外線などによる外部刺激からのダメージを受けている、もしくは皮膚疾患であるという可能性が極めて高いです。
そのため、肌がボコボコとした状態になっている場合、そのボコボコになった原因によって対処法というのが変わってきます。乾燥や外部刺激から発症しているボコボコであるのであれば、保湿と外部刺激を緩和させてあげるだけである程度抑制することができますが、皮膚疾患である場合はなるべく早く皮膚科などに受診する必要がでてきます。また、ボコボコの状態をそれ以上悪化させないように食生活を始めとした生活習慣の見直しも行っておきましょう。
どうしても顎がかゆい時には冷やして対処しよう
対処法をあれこれ試していても、どうしてもかゆくて仕方がない!という時はありますよね。そんな時には無理に掻きむしったりすることなく、かゆい部分を保冷剤や冷やしたタオルを当てて、肌を冷やしてあげるというのが実は効果的なのです。
肌というのは温まればその分刺激やかゆみというのに対して敏感になってしまいますので、逆に冷やしてしまうとかゆみなどをそれほど感じなくなります。あまりにもかゆくて仕方がない、という時には冷やして応急的に対処すること肌を掻いて傷つけることなくかゆみを抑えることができるようになります。
顎のかゆい状態は症状を見極めて対処しよう
顎のかゆみというのは人によって症状も原因も様々ですので、簡単にこれが原因だろうと決めつけるのは少々危険です。特に皮膚疾患の可能性がある場合はきちんとした治療や処方薬などを使わなければ悪化してしまう可能性もありますので、きちんと医療機関に受診して診察してもらわなければなりません。
ただかゆい、というだけであればいくらでも対処するための方法はありますが、自分のかゆい症状が何が原因で引き起こされているのかというのをきちんと明確にして、その原因に合った方法で対処するようにしましょう。
最後に
顎のかゆみについてのあれこれについてを今回は詳しく調べてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?かゆみに悩んでしまうというのは、季節なども関係すると本当に多くの人が経験しています。自分にとっての原因は何か、きちんと明らかにして自分にとって一番良い方法で対処するようにしてください。自分で判断するのが怖いという場合は医療機関で医師に判断してもらうと安心ですよ。